今年最初の中央G1、フェブラリーステークス。 サウジ遠征を選択した馬や、直前で出走回避した馬がいてやや寂しいメンバー構成。ただ回避馬続出のおかげで除外対象だった4歳馬オメガギネスが出走可能に。キャリア5戦で連対率100%のこの馬が1番人気になるでし…
例年通り、選考対象は2023年中に国内で1走以上した馬です。 年度代表馬 イクイノックス (4戦4勝 ドバイシーマクラシック、宝塚記念、天皇賞・秋、ジャパンカップ ) 4戦無敗、昨年からG1を6連勝、海外遠征でも結果を出し、ワールドベストレースホースランキン…
ホープフルステークスはレガレイラが優勝。 4コーナーのインは見た感じから芝が荒れていましたが、この時期としては時計の出るコンディションでのレース。 ヴェロキラプトルとアンモシエラが競り合いながらペースを作り、前半1000m通過は1分ちょうど。 決し…
日曜日の有馬記念はドウデュースが優勝。 引退レースとなったタイトルホルダーが先行。ゲートの出は今ひとつでしたが、果敢にハナを主張すると単騎先頭。大外枠から好発を決めたスターズオンアースが鮮やかに2番手のインに潜り込み(流石はルメールと唸りまし…
先週の朝日杯フューチュリティステークスはジャンタルマンタルが優勝。 シュトラウスがスタートで出遅れ、セットアップが押し出されるようにいったんはハナへ出たのですが、3コーナー手前でシュトラウスがかかってしまい先頭へ、レースは乱ペースになってし…
先週の阪神ジュベナイルフィリーズはアスコリピチェーノが優勝。 シカゴスティングの逃げは前半4ハロン46秒4。このクラスと馬場コンディションから考えるとやや遅いペースで、後続も楽な手応えで進んでいました。3~4コーナーでもペースはあまり上がらず、密…
先週のチャンピオンズカップはレモンポップの優勝。 先行力のある馬が揃い、テンのポジション争いが激しくなることを予想していたのですが、フタを開けてみれば大外枠からレモンポップの坂井瑠星騎手がハナを主張して、1コーナー入り口で早くも単騎先頭。1~…
先週のジャパンカップはイクイノックスの優勝。 少量の降雨もあって思ったほど時計の出る馬場ではなくなっていたように感じた府中の馬場。ですが、「イクイノックスがシンプルに前の2頭を目標にして追い出しのタイミングを図るレース」という見立てはおおよ…
先週のマイルチャンピオンシップはナミュールが優勝。 ゲート内でシュネルマイスターがエキサイトし立ち上がる暴れっぷり。なんとかゲートは決めたものの直後に隣のソーヴァリアントと接触し失速して後方へ。個人的にはあまり注目していなかった馬ですが、1…
先週のエリザベス女王杯はブレイディヴェーグの優勝。 良馬場に回復しての発走となりましたが、全体時計も上がり時計もそう速くはならない馬場コンディションで、ポジション取りがモノをいうレースとなりました。 アートハウスの逃げはゆったりとしたペース…
先々週の天皇賞・秋はイクイノックスが優勝。 ハロン毎のレースラップが12.4-11.0-11.5-11.4-11.4-11.4-11.4-11.6-11.4-11.7、勝ち時計が1分55秒2の恐ろしいレコードタイムでした。 スタート、外枠から押して出たジャックドールと内から突っ張っていったガイ…
先週の菊花賞はドゥレッツァが優勝。 ゲートが開いてポンと飛び出したのがパクスオトマニカ。続いてリビアングラスも行き脚がついて、まあ予想通り3枠の2頭が引っ張る流れとなるのかなと見ていると、外から押してポジションを獲りに来たのがドゥレッツァ。そ…
先週の秋華賞はリバティアイランドが優勝。見事牝馬三冠を達成しました。 好発を決めたコナコーストがハナへ、行き脚のついたミシシッピテソーロが2番手。テンはペースが速くなりそうな気配があったのですが、1コーナーに入るころにはグッと落ちてスローな流…
先々週のスプリンターズステークスはママコチャが優勝。 序盤、ジャスパークローネが好発を決めて一気にハナへ。テイエムスパーダはダッシュ一息でこれとハナを争うところまで持ってゆけず、モズメイメイも大外枠が響いて絡んでゆけず。予想していたよりも緩…
今年も秋のG1シリーズの開幕。まずはスプリンターズステークス。 ひところの35度36度あたりまえな猛暑の日々はようやく終わったようですが、明日もひょっとすると30度超になりそうな中山競馬場。少し雨も降りそうな予報もあり、結構蒸し暑そうです。開催最終…
さて今週は宝塚記念。 梅雨の季節ですが今年は雨もそれほど多くなく、仁川の芝コースは乾燥した硬い馬場。流石にシーズン終盤とあって高速馬場とは言い難いものの、そこそこは時計のでやすいコンディションになっています。土曜日のレースでは内を通った先行…
先週の東京優駿はタスティエーラが優勝。 府中は晴れて良馬場。Cコースに変わったこともあってオークスと同等かそれ以上の高速馬場となりました。 スタートでドゥラエレーデが躓き坂井騎手が落馬して競走中止。レースは始まりから不穏なものとなりました。ペ…
先週のオークスはリバティアイランドが優勝。 府中は晴れて高速馬場。逃げると思われたゴールデンハインドが控えてライトクオンタムのペースに。1000m通過1分ちょうど、2000m通過が2分ちょうどと緩急の少ないペースで中盤まで進みました。馬場コンディション…
先週のヴィクトリアマイルはソングラインが優勝。 日曜日はなんとか天気がもって終日良馬場だった芝コース。馬が走ると泥はかなり撥ねていましたが、時計自体はそこそこ速いものでした。 最内枠からロータスランドがハナを主張し前半46秒2とペースを作りまし…
先週のNHKマイルカップはシャンパンカラーが優勝。 日曜日の午後はずっと雨だったのですが、馬場発表は9レースまでは良のまま、10レースに稍重になってNHKマイルカップも稍重でのレースに。道悪というほどの時計の出方でもなく、パンパンの良馬場よりは1秒~…
先週の天皇賞・春はジャスティンパレスが優勝。 序盤、行き脚がついたタイトルホルダーがすんなり先頭に立ちかけたところ、外から注文をつけたのがアフリカンゴールド。ところがそのアフリカンゴールドは1周目直線で心房細動をおこしあっけなく後退(その後競…
先々週の皐月賞はソールオリエンスが優勝。 予想時点では日曜日は雨が上がって馬場も乾くだろうという想定でしたが、夜間の雨量が予想以上だった上、日曜午後にも降雨があってまた馬場が悪化し、結局重馬場でのレースとなりました。 好発を決めたグラニット…
先週の桜花賞はリバティアイランドが優勝。 雨が上がって良馬場での競馬となったのですが、外目の馬場の乾きが遅く内目を通った馬が有利なコースコンディションでした。 今回の桜花賞、一番上手にレースをしたのはコナコーストの鮫島克駿騎手だと思いました…
先週の大阪杯はジャックドールが優勝。 良馬場で時計の出るコースコンディション。好発を決めたジャックドールがそのままハナを奪い、去年ほど速くはないものの淀みのないラップを刻んで後続に脚を使わせる形。前半58秒9+後半58秒5=1分57秒4の絶妙なペースで…
先週の高松宮杯はファストフォースが優勝。 馬場状態不良の発表のとおり、かなりぬかるんだコース状態。通常よりかなりかかった1分11秒5(=前半35秒6+後半35秒9)という決着時計も、脚下を気にしながらのいっぱいいっぱいの時計だったように思います。 勝った…
春のG1シリーズ開幕。 まず今週は高松宮記念。 中京の芝は開幕週からそれほど速い時計が出ていなかった上に、今週の土曜日は雨の中の開催があり、日曜日も雨予報。おそらく馬場状態は重か不良でのレースになり、時計もかかりそうです。 昨年の1~5着など、な…
さて今週は今年最初のG1、フェブラリーステークス。 数日前までは週末天気が崩れそうな予報も出ていたのですが、どうやら天気は持ちそうです。雨が降ってもお湿り程度の量になりそうで、おそらく良馬場でのレースになるでしょう。 昨年・一昨年の勝ち馬のカ…
例年通り、選考対象は2021年中に国内で1走以上した馬です。 年度代表馬 タイトルホルダー (5戦3勝 天皇賞・春、宝塚記念) 昨年の菊花賞は横山武史騎手の手綱による勝利でしたが、今年は兄の横山和生騎手に鞍上を替えての上半期3連勝。序盤から先行し、緩急自…
忙しくてバタバタしております。年が越せるかの瀬戸際でゆっくり予想している余裕がありません。 簡単にホープフルステークスの予想を。 ここ数日、関東は晴れてかなり乾燥しています。芝の養生のため散水はしているでしょうが、かなり乾いた馬場でのレース…
さて今週は年末グランプリ有馬記念。 昨年の有馬記念馬エフフォーリアをはじめ、ここ1年の芝中長距離G1馬がほぼ揃い、豪華な顔ぶれとなりました。 日本海側は大雪で被害が出ていますが、関東は晴天で今年の有馬記念は良馬場のレースになりそう。流石に高速馬…