毎年、毎日王冠の週になると、とうとう秋だなと思います。
オールカマーや菊花賞・秋花賞トライアルも既にありましたが、札幌開催が残っているうちは夏競馬の続きの気分です。今年は特に9月末でも暑い日が多かったですし。
日曜・東京の毎日王冠で注目しているのはバランスオブゲーム。調整が遅れていたらしいのですが、出走してくるということはそれなりの状態にはあると推測します。鉄砲実績は現役馬随一を誇っていますし、狙うならここ。
他では、テレグノシスとスイープトウショウの、コース実績馬2頭が気になります。開幕週でおそらく先行馬有利の馬場状態ですが、この2頭に関しては道中の位置どりはあまり気にしなくてよいと思います。スイープトウショウについては負担重量が57キロということの方が不安材料です。
いつもそれなりの人気になっては馬券の対象から外れる、“オッズ調整屋”ハイアーゲームが5ヶ月ぶりの登場です。このメンバーの中に入ってもそこそこ穴人気しているようですが、3歳春からの成長が感じられません。もしも体調が青葉賞当時の状態にあるとしても、古馬ＧＩ・ＧＩＩでの実績馬揃いのここでは足りないでしょう。
西のメーンは京都大章典。あちらでの注目はビッグゴールド。春は天皇賞2着など、穴馬券を連発していましたが、フロックではなく本格化したのだと評価しています。ＧＩではやや足りないかもしれませんが、ここなら狙えます。
夏の北海道開催で3着・2着だったファストタテヤマは、ムラっ気がやや解消されたのではないでしょうか。確かに出走メンバーのレヴェルはいま一つだったでしょうが、デビュー以来のパートナーだった安田(康)騎手から藤田→秋山騎手と代わっても結果を出せています(今回は武(幸)騎手）。人気と当日の具合次第で狙います。
