ヘヴンリーロマンス(天皇賞・秋)

予想とまったく違う展開になってしまって馬券がとれなかったことも残念でしたが、それ以前に、正直、見ていてちょっとがっかりしてしまいました。あの馬場なら、多少中盤までの流れが落ち着こうとも、古馬中距離一線級のメンバーが集まったGIで勝ちタイムが2分以上かかるとは予想だにしませんでした。もっと本気で2000m戦って欲しかったと思いました。


1000m通過が62秒4、1400m通過が86秒5、この超スローな流れで掲示板にも残れない先行馬には、このレースを演出した意味がまったくなかったということでしょう。
特にタップダンスシチーはいったいどうしてしまったのでしょうか。上がりの切れ味勝負ではゼンノロブロイに劣ることはわかりすぎるぐらいにわかっていただろうに、なぜスローペースの、しかも番手で競馬をしてしまったのでしょうか。年齢的なもの?・・・速いラップを刻んで押し切る戦法をもうとれないのなら、昨年で引退して種牡馬になった方が良かったのではないでしょうか。
実質600mの競馬で中距離チャンピオンが決まる。。。それも競馬。。。なんですよね。。。
割り切って、勝ち馬を讃えます。


ヘヴンリーロマンス (Mahmoudちゃん)
牝5 2000/3/5生 父サンデーサイレンス 母ファーストアクト
牝系 F.No.〔13-c〕 ファーストアクト(1986・愛)来日より2世代目


昨年あたりは、マイル戦の流れでもかかっていた印象がありましたが、超スローのGIでも抑えていけたのは心身の充実があったからなのでしょう。はとこにシルクプリマドンナ