オノレを信じろ、そして信じるな

久々のGI2週連続的中。そして、久々の長打。
5頭挙げて、本命級の1頭だけとんで、残りが1-2-3-4着。
でも、3連複5頭ボックスなので結果オーライ。
当たればいいってもんでもないとは思いますが、347倍なら当たればいいんです(笑)。


キャプテンベガは自滅した格好で、まったく良いところがありませんでした。
最初のコーナーまでの行きっぷりが悪いなあと見ていたところ、向こう正面では引っ掛かって逆に行きたがり、騎手とケンカしていましたね。前走の様子からすれば、そういう危険性が低い馬だと判断していたのですが、全くの目論み外れでした。


残りの4頭はほぼ期待通りの内容でした。アドマイヤムーンあたりは、「距離のロスよりストライドのロス(の方が大きい)」の武豊騎手にしても、ずいぶん外にまわした(振られた?)なあと見ていたところ、差し届かずの4着。3・4コーナーで楽〜に進出できるだけのスピードがあるのに、外目をシャカリキになって上がってしまったのが敗因かなと。直前の第10レースで馬場の真ん中あたりを通った馬が伸びていたので、自分から動いていってコースを確保しようとしたら裏目に出て、差し馬の皆がそのコースを狙っていてやむなく大外へ、という印象。


今回は石橋騎手に順番がまわってきたわけですが、2着の高田騎手の無念そうな顔が印象的でした。「ここは勝たなくてはダメ」という思いがあったのかな?
高橋亮=ダイタクリーヴァみたいな例を思い浮かべてしまうと、1着と2着の差はずいぶんと大きいのでしょうが、今回の好騎乗でしばらくは騎乗機会も増えるでしょうし、そこで運をつかんでほしいところ。
なにしろ勝った石橋守は22年目、名手・的場均にしてもドクタースパート皐月賞で初GIを勝ったのが15年目。8年目ではキャリア不足というのは言いすぎにしても、今回はやっぱり先輩の番でしょう。
今回のレースが、同じような境遇の(と勝手に思っている)音無厩舎の生野騎手あたりにもいい刺激になったのではないかなあと(これまた勝手に)思いました。
フェブラリーステークスサンライズバッカスには生野だったでしょう!とまだ思っているのでした)