天皇賞・秋 注目馬

今年の秋の府中の芝コースは、勝ち時計がやたらと速いことに加えて、「粘り腰」というかトップスピードでのもうひとふんばりがないと勝てないという印象を持っています(ただしこの見立てにはまったく自信がありません、そんな気がするだけ)。それなので、先週まではヨーロピアンマイラー的な血を持つ馬がいいのかなと予想していたのですが、どうでしょうか。前夜になって菊花賞の淀のようなやたらと軽い・硬い馬場に改造される可能性もなきにしもあらず、、、と書いているうちに雨が降ってきましたよ。これはどうしたものか。


スローペースでは持ち味が出ないダイワメジャーがいるので、ハナを切る馬が何になるかはわかりませんが、遅くはならないと思います。雨での馬場悪化が少し心配ですが、昨年のようなスローペースの決め手比べというレースにはならず、良馬場ならさすがに勝ち時計が2分を切らないことはないでしょう。


中心に考えているのはコスモバルク。ここに来て折り合いに苦労しなくなり、懐の深い戦い方ができるようになってきました。もとより高速決着には自信のあるクチですし、ダイワメジャーあるいはダンスインザムードあたりを目標にレースをすすめられるのも有利だと思います。執拗にマークされることのない先団外目あたりで勝機を掴みたいところ。


基本的に前半からの消耗戦になると予想して、ゆったり流れるレースでないと瞬発力が活かせないタイプの馬は軽視しようと思います。
軽い馬場になればスイープトウショウアドマイヤムーンらの末脚に期待。
雨で力の要る馬場になればダンスインザムードトリリオンカットサクラメガワンダーも穴で狙いたいところ。


出走メンバーの力は拮抗していると思うので当日の馬場状態や馬の気配に注意したいと思います。