2006年私的年度代表馬

昨年と同じく、JRA賞とは違い、選考対象は今年日本国内で1走以上した馬ということで。


年度代表馬 ディープインパクト (6戦5勝 GI 4勝)


いろいろ思うところはありましたが、歴史的な名馬でした。


殊勲賞 デルタブルース (6戦1勝 豪G1 1勝)


国内の4戦の成績はよくありませんが、メルボルンカップの勝利を高く評価。世界屈指の大レースに挑戦して地元の馬には完勝したわけで、何十年かしてみたら日本の競馬史上でディープインパクトの足跡よりも重要なレースになっているかもしれない。


敢闘賞 カワカミプリンセス (6戦5勝 GI 2勝)
敢闘賞 コスモバルク (8戦1勝 シンガポールG11勝)


ちょっとカラーの違う2頭ですが。
カワカミプリンセスは牝馬ながら次代のチャンピオン候補にもなりうる存在。降着処分で連勝は途切れてしまいましたが、同世代相手、牝馬同士なら力の違う所は証明済み。2月末デビューながら国内牝馬の頂点まで一気に到達してしまった点を高く評価。
コスモバルクはチャンピオン候補であった3歳時にローテーションの不利もあって思うように結果が残せなかったものの、紆余曲折を経てようやっと国際GI勝利まで到達した点に、やや浪花節的な所もコミで評価。


技能賞 ダイワメジャー (8戦4勝 GI 2勝)
技能賞 メイショウサムソン(8戦3勝 GI 2勝)


GIで通用するレースの戦い方を持っていて、なおかつ結果を残した2頭に。
ダイワメジャーは、安藤勝己騎手とのコンビで得意な型が固まってきてから、詰めの甘さがなくなって、好結果を出せるようになりました。
メイショウサムソンは、秋シーズンこそ不振でしたが、横綱相撲でクラシック2冠は立派。


今年はGIを複数勝った馬よりも、1つ勝った馬の方を上位にとったりしていますが、自分の中での勝利のインパクトと、タイトルの重みの個人的評価をアレコレしてこうなりました。
次点の馬たちは、ハーツクライ、ウィジャボード。あとアジュディミツオーブルーコンコルドも考えましたが、それなら上で挙げた馬の方が上位かなと。
勝つことはできなかったのですが、フラムドパシオンのUAEダービーは大健闘だと評価しています。その後の故障が残念。


それではよいお年を。。。