忘れた頃のレース備忘録

フェブラリーステークス(2/18)
オレハマッテルゼ・・・16着殿負け


3コーナーで前方にいた馬5頭が、結果として10〜16着でゴール。一方掲示板に載った5頭は3コーナーでは後方にいた面々でした。しかし、単純に先行馬に厳しい流れだったかというと、そうとは言えなさそうです。
前半3ハロンのレースラップが34秒6というのは、落ち着いた流れだったと思います。そこで前にいた馬が上位に食い込めなかったのは、ペースが遅すぎて苦手な末脚勝負の展開になってしまったり、距離が長すぎて体力が尽きてしまったり、体調や年齢的なもの含めこのペースについてゆく力がなかったりといろいろで、オレハマッテルゼの場合は距離かな、、、と。
芝1200mのGIウィナーとはいえ、スプリンターというよりはマイラーの馬で、血統的にダートもこなせると見ていたのですが、「ダート初経験」という点と府中コースのダートコースが1600mという数字以上に堪えたかなと思います。いいポジションでコーナーを回っていたのに、直線入り口ではもう手応えが悪く、あとはズリズリと後退するばかり。
ここを叩いて高松宮記念で連覇を目指すわけですが、去年はあちらも前半の入りがゆるやかで、マイラーよりのこの馬でも楽に追走できたという運もあったので、純スプリントの流れとなったらどうか。(・・・と思っていたのですが、今年のメンバーも芝スプリント戦専門家が少なくてテンが落ち着きそう)
一方、勝ったサンライズバッカスは鞍上の好騎乗が目立ちました。ブルーコンコルドらと決め手勝負になったわけですが、直線入り口での位置取りが良く、他馬が馬群をさばくのに苦労している間に存分に脚を使うことができました。
シーキングザダイヤは作戦ミスか。もっと早く仕掛けて他の馬を消耗戦に巻き込むべきだったと思います。鞍上との相性もやはり悪かったと思います。