台風の影響をどこまで考えるべきなのか、迷っているうちに発走時刻が来そうな感じですが、、、とにかく秋の天皇賞。
前哨戦の評価としては、メンバーの顔ぶれが濃かったわりに内容が薄かった京都大賞典と、メンバーは軽そうだったわりに内容は濃かった毎日王冠という対比で見ているのですが、雨で(速い脚は要らなくなって)持久力がものをいうレースになったら、前者の方を重視した方がいいのかしらん。。。
一応、重がまったくダメな馬と、軽快さが身上の馬の評価を下げて、、、注目馬を。
まずは昨年の覇者、ダイワメジャー。
前走の毎日王冠は、重賞未勝利の上がり馬2頭に差されて3着という結果でしたが、レース後の10/13付でここに少し書いたようにダイワメジャーにはあまり好ましくない条件が揃ったレースで、そこで3着に踏ん張ったのはやはり強い馬だからこそと思っています。
先導役がコンゴウリキシオーからシャドウゲイトに替わり離して逃げるタイプでなくなったのも、直線の伴走役でメイショウサムソンという好敵手を迎えられたのも今回は好都合でしょう。前走の敗戦で人気が落ちているようならこちらにも好都合。この馬を中心視します。
続いては春秋連覇をめざす、メイショウサムソン。
中距離でペースの緩急が少ない流れで前からゴリゴリ攻めるというこの馬にとっては、やや時計がかかる馬場になったのも、ダイワメジャーという目標がいるのも好都合でしょう。宝塚記念で両馬は対決していますが、ダイワメジャーのほうがらしくないレースぶりで(距離2200mという長さが影響したかな・・・)真っ向勝負にはならなかったのであれは参考外と考えています。
春の長距離戦を勝っていますが、適性としてはこちらの中距離戦の方が向いているはず。
不安なのは、、、鞍上が替わったこと。春のコンビのままであれば、ダイワメジャーと直線一騎うちで馬券もこの1点で勝負、などと考えていたのですが、アドマイヤムーンを降ろされた武豊騎手になってあの馬のいる後方を気にしながら乗る、、、よもやアドマイヤムーンより後ろの位置取りなんてことはないかとは思いますが、、、ようになればまったく競馬にならずに終わることもあるかもしれません。
穴で一考はアグネスアーク。7月には条件戦を走っていた馬ですが、札幌記念・毎日王冠と、秋GI戦線への重要なステップレースで連続2着。
今年はこの両レースの勝ち馬が新顔だったり、メンバー構成自体が軽めに見られていたりする関係でこの馬の人気もあまり上がっていないのですが、展開のまったく異なった両レースで上位に食い込んだことは地力がついたからとみています。