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エリザベス女王杯 注目馬

出走14頭中、重賞勝ち馬が12頭。残りもOP勝ちのあるコスモマーベラスと、夏の上がり馬のタイキマドレーヌでなかなかに濃いメンバーとなった、エリザベス女王杯
もっとも、前走を勝ってここに臨んでいる馬が、GI秋華賞ダイワスカーレットと牝馬限定GIIIのデアリングハートのみなので、マスコミの扱いは3歳世代の頂上決戦の最終ラウンドという位置づけになっているようです。
実際、前売りではウオッカダイワスカーレットの3歳馬2頭が人気を集めているようですが、どうなんでしょうか。


秋華賞を勝ったダイワスカーレットですが、緩い流れで、強敵は縦長場群の後方に位置し、序盤のペースメーカーつきと至れり尽くせりのレース展開で楽勝。
なぜか3歳同士のレースでは、このスローペース・上がりだけの競馬が繰り返されており、ダイワスカーレットがこのパターンに強いことだけが証明され続けてきていますが、さて古馬が加わった今回、巡航速度の速いデアリングハートや、ワンペースで押し切るタイプのアサヒライジングがいるだけに、そういう風にはならないと思います。


ダービーを勝ったウオッカも、マイルでも中距離でも常に高い水準のタイムを出すことができる力はあるものの、序盤でポジションどりに失敗した場合は意外とお粗末な競馬をしてしまう傾向が見えてきています。(馬場の広い府中でのダービーは勝てたものの、負けたレースはいづれも序盤で”番手”をとれていない。ウオッカのスピード能力を考えれば”好位差し”が出来ない馬ではないと思う)
これは鞍上の問題かもしれませんが、競馬に行っての状況への対応力・勝負どころでの瞬間的な反応という面で、まだ不安なところがあると思います。レース経験の豊富な古馬相手に、直線で馬群がバラけてから勝負に出たのでは遅すぎるでしょう。


2キロの斤量差を考慮しても、3歳勢に断然の評価を与えるのには疑問です。


注目はフサイチパンドラ
札幌記念を恵まれた展開ながらも勝ち、その後のエルムステークスは余計だった気がしますが、天皇賞をパスしたので悪くはないローテーションでここに出走してきました。
古馬になってからは芝のマイル戦やダートの中距離戦などいろいろな条件を使われてきましたが、去年のオークスエリザベス女王杯ジャパンカップとみても、芝の10〜12ハロンぐらいで、やや厳しい流れのレースになった時に結果を出してきた馬です。(札幌記念の勝利についてはあまり評価していませんが、馬の調子が悪くないのは良いこと)
今回はハイペースにはならないとしても、先行馬同士の駆け引きが激しくなりそうで、「芝2200m戦での総合力」が問われると見ています。
中盤のスピードだけ、末の決め手だけなら他の馬に軍配が上がるかもしれませんが、今回はこの馬の重厚さがぴったりはまるような気がします。


相手筆頭は、状態がまともなら実績一番のスイープトウショウ
他に、夏の北海道で2度掲示板に載って秋中央初戦のディアチャンス、3歳馬ならローブデコルテ。


抑えに元返し程度ウオッカ
安田記念4着を評価しているものの京都で結果が出せていないアドマイヤキッスは当日気配が良さそうなら。
キャリア不足ながら、血統的に重厚さがあり、タイキシャトルの半妹でもあるタイキマドレーヌをお遊び程度に。


出かける予定もあるので、東京も京都も晴れてほしいのですがどうなりますか。