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高松宮記念 注目馬

去年の高松宮記念およびスプリンターズステークスの時、スプリントG1が「マイラー仕切り」になるか「純スプリンター仕切り」になるかという視点をひとつの軸に予想していました。結果は、高松宮記念で優勢だったマイラー側に対して、スプリンターズステークスでは純スプリンター側に新星が現れて一気に勢力図を描きかえてしまったというものでした。


「そうそうはコロコロと力のバランスは変わらない」と、今回も純スプリンター側を中心に予想を組み立てれば本当は良いはずなのですが、大将格のアストンマーチャンは故障で戦線離脱中、サンアデュは急死、アイルラヴァゲインはギリギリ出走権利を得られず、実力馬がどれもこれも出走できていない。中京競馬場は5週連続開催の最終週というのに、芝は好時計が出ている状況・・・もったいない。。。


ちなみに馬場の話では、芝1200m戦の時計を比較すると、


土曜500万条件               1分8秒5(前半33秒3、後半35秒2)・・・テイエムカチボシ(54キロ)
土曜三河特別1000万条件 1分8秒7(前半33秒3、後半35秒4)・・・アーバンストリート(57キロ)
先週トリトンS準オープン    1分7秒8((前半33秒7、後半34秒1)・・・タニノハイクレア(55キロ)
昨年高松宮記念              1分8秒9(前半33秒8、後半35秒1)・・・スズカフェニックス(57キロ)


という感じで、どうやら昨年よりは1秒は勝ち時計が縮まりそうな気配です。これはマイラー寄りの馬にはやや厳しい状況でしょう。


ところが、出走18頭で芝1200m戦の持ち時計が1番良い馬が、マイル重賞2勝のペールギュントというのはこれいかに。さらに言えば、1分7秒台前半の時計を持っている馬がペールギュントエムオーウイナーの2頭だけ。どうも今回の条件にぴったり合う馬は、これまでの実績を眺めているだけでは見つからない模様です。


注目するのは、芝1200m戦の実績がなくても、スピード能力があって、まだ成長の余地がありそうな4歳馬から。
中心視しているのはマイネルシーガル。初コース・初距離・ヤネはテン乗りと初物づくしながら、左回りは3勝。姉のエイシンアモーレ・おばのエイシンテンダー同様に巡航速度が速い馬で、今回のメンバーならついていけないペースにはならないと読んでいます。中団より前につけられれば、かなりきわどい勝負に持ち込めるのではないでしょうか。


2頭目はファイングレイン。血統的にはマイルから中距離戦が向きそうですが、気性の問題なのかスプリント戦に転向して2連勝中です。芝1200m戦3戦3勝ならマイネルシーガルより上位に評価すべきかもしれませんが、出遅れ癖がどうにも気になるので本命にはしにくい印象。スタートが巧くいけば持ち時計から1秒半ほど縮めるのは不可能ではないように思いますが。


この2頭に持ち時計上位のペールギュントエムオーウイナー、そしてマイルのG1で2着が2回あるスーパーホーネットの5頭をボックスで。
エムオーウイナーは昨秋スプリンターズステークスが殿負けなのでどうかとは思いますが、アストンマーチャンに真っ向勝負を挑んで華々しく散った結果なのでそこは目をつぶって。純スプリント勢が王座を守るとすれば、この馬かなあと。


他では、スズカフェニックスは去年の勝ち時計から1秒以上縮めるのはやや厳しいのでは・・・
ローレルゲレイロは気になるもののBuckpasserの呪縛でG1では不発になるのでは・・・と思っています。
ブラックバースピン・ナカヤマパラダイスも応援していますが、この馬達ならアイルラヴァゲインの方が見たかったなあと。