菊花賞 予想

さて菊花賞
皐月賞馬もダービー馬も不在で、世間的には混戦模様と見られているようですが、現在1番人気がオウケンブルースリとは、、、このメンバーでマイネルチャールズが2番人気になるとは予想外。


ダービー終了時点で秋に期待していた馬で、秋を迎えてレースに出てきた馬が3頭。
クリスタルウイングと、スマイルジャックと、ノットアローン。
(あと、レインボーペガサスアドマイヤコマンドはリタイヤ。ショウナンアルバはなぜかマイル戦線へ。。。)
クリスタルウイングは成長一息でトライアル惨敗後、放牧。
スマイルジャックは復帰戦の神戸新聞杯で折り合いを欠いて敗れ、いまひとつ信頼できない感じ。
ノットアローンはセントライト記念が0秒1差の3着と格好はつけたものの、欲を言えば、マイネルチャールズとの2着争いは勝ってほしかったところ。それに、3頭の中では一番距離延長がプラスにならないと思われる。


それなら他をあたってみると、、、。
今のところ単勝1番人気のオウケンブルースリ
配合は悪くなく、スローペースの決め手勝負ならこのメンバーでも上位の力。
ただ、近年の菊花賞は2度目の坂上から仕掛けて粘りこむパターンの競馬になりがちなので、、、他と次元の違ったディープインパクトの時とか、逃げ馬が引っ張りすぎて人気薄の後方待機策が嵌ったソングオブウインドの時とかは別にして、、、上がり3ハロン34秒フラットみたいな脚は不要。
この馬の勝ちパターンとは違い、それでも勝つような自力上位の馬かというと、そこも疑問。
道中思ったようにポジションを取れずグズグズしがちな馬のようなので、人気を背負ってむやみに前を意識してしまい、いいところなしに終わる可能性が高そう。


それならば、直接対決ではオウケンブルースリに惨敗したものの、早め進出で粘りこむ競馬がぴったりのダイワワイルドボア
ただ、大外枠は不利。評価を割り引かざるを得ない。


夏に条件戦を勝ち上がってきた他の馬は、買い目には残しておこうと思っても勝ちを見込むには何かちょっと足らない、という感じ。。。
中心が決まらない。
ええいままよ、ずいぶん前のレースだが自分が高評価している去年の萩ステークスと、今年のきさらぎ賞の最先着馬の2頭を。


フローテーション
自分から仕掛けて勝ちきるような馬がいないと見て穴狙い。
ものすごく早い脚があるわけでも、どのポジションからでも動ける自在性があるわけでもないけれど、例えばハロン11秒台のラップが5つ並ぶような激しい流れになっても一番バテなさそうな馬がこの馬では。
人気どころが潰しあってズブズブ、という展開に期待。


スマイルジャック
折り合いが心配だけれども、ダービーでは大丈夫だったので。
そのダービーでは早めに先頭に立って、凌いで凌いで2着。
体重は増えているようで、それは好材料とみている。
牝系の勢いが◎の方が上なのでこの序列に。


▲ノットアローンと△アグネススターチの先行勢。
緩急つけた走りができるタイプでもないので、激しい流れになっても「後続の長所を消した」形になってかえって雪崩れこみが期待できそう。


ナムラクレセント
騎手と人気順を考えると、イチかバチかの直線勝負をされて怖いのがこの馬。
近親はたいしたことはないけれど、スワンズウッドグローヴの牝系。
混戦・波乱の時は土に根付いた血が粘る。


ダイワワイルドボア
真ん中より内枠なら本命にしたかも。今回この馬以外は、外目の枠は買わない。


馬券は◎○の2頭から。