今年から、芝・ダートで2週に別れることになったジャパンカップ。
まずはターフを。
昨年は、スローペースからの上がりの速い競馬になってメイショウサムソン・ウオッカの両ダービー馬が敗れたレースでした。
今秋のウオッカの状態を見ると、長くいい脚を使うという強みを活かす競馬を目論み、そしてそれができているようなので、今年は昨年と違い均一的なラップの消耗戦寄りな流れになると予想します。
すると有力なのは、やはり同じ府中の芝2400mで争われる頂上決戦の、日本ダービーで上位入線を果たした馬たちではないでしょうか。
メイショウサムソン・ウオッカ・ディープスカイの3頭のダービー馬と、ダービーは2着だったアサクサキングス。
それに加えるならば、まだ底を見せていない菊花賞馬オウケンブルースリあたりが、勝ち負けする候補か。
外国馬については、ちょっと狙っていたマーシュサイドが、体調が整わず回避してしまい残念。
シックスティーズアイコンはヨーロッパのステイヤー部門のスペシャリストとしてはとてもレヴェルが高そうではあるけれど、日本の馬場では速さが足りなさそう。
◎ウオッカ (天皇賞の反動がなければ最有力)
○メイショウサムソン (帰国初戦ながら展開は向きそう、石橋守騎手に手が戻ったので3歳時のような先行策を期待)
▲アサクサキングス (ここの騎手乗り替わりは面白そう)
△ディープスカイ (意外と底が深くない配合のように見えるので、あまり強くは張りたくない)
同一年度に同じ競馬場の1マイル、1_1/4マイル、1マイルハーフのG1を勝つというのは、他にどれくらい例があるのかな?