2008年私的年度代表馬

選考対象は今年日本国内で1走以上した馬です。

年度代表馬 なし
殊勲賞 ウオッカ (7戦2勝 安田記念天皇賞(秋))
殊勲賞 ダイワスカーレット (3戦2勝 有馬記念)

負けた天皇賞を含めて、ダイワスカーレットの今年の3戦はどれもとても印象に残るレースぶりだったのですが、だからといって直接対決で勝ち、安田記念のタイトルも獲ったウオッカより上に取るのもヘンな話。
ウオッカも強い2勝の他方、「とりこぼし」と言っていいような敗戦もあり、なんとなく2頭を同格で評価するのがちょうど良いかなと。
去年、アドマイヤムーンの評価を下げて年度代表馬を「なし」としてしまったので
それにあわせる意味で、今年も年度代表馬なし、殊勲賞で2頭に。

敢闘賞 ディープスカイ (10戦5勝 東京優駿NHKマイルカップ)

春は1マイルと1.5マイルの2冠達成。秋も菊花賞馬に先着を許さず、3歳世代の頂点の地位は維持していた。ただ、古馬との対決は、力のあるところは見せたものの勝ちきるまでには至らず。牝馬2強よりは1つ下げてこの評価。

技能賞 カネヒキリ (3戦2勝 ジャパンカップダート・東京大章典)

馬の評価というよりは、厩舎・牧場スタッフに敬意を表して。
2度の屈腱炎・約2年4ヶ月のブランクを経て、2つのG1獲得。加えてヴァーミリアンから王座奪回。

賞をつけるのは以上4頭。次点でカジノドライヴ
2009年に期待する馬はジャガーメイル。香港も惜しいレースだったようだし、ここから1年でG1の主役を張るような馬になる可能性も。

それではよいお年を。