宝塚記念 雑感

忘れてしまう前に記録。

天気と馬場が心配されたものの、当日はよく晴れて良馬場。

うーん、自分にとっては難しい競馬になってしまったなあ。
レースは馬の群れが人を乗せて動いてゆくから、いろんな事があちこちで起きている、だからどこか1つの局面が全体の流れを支配するわけではない。。。
と承知してはいるものの、スローペース+直線ヨーイドンならこの馬と思っていたドリームジャーニーと、平均ペースから早仕掛け+上がりのかかる競馬で強いと思っていたサクラメガワンダーがワンツーになるとは。。。
この組み合わせは僕には買えない。

ただ、流れに乗れてあまり後ろ過ぎない位置で脚を溜められていたドリームジャーニーも、自分から勝負に動いていったんはマクリきったサクラメガワンダーも体のキレはあったのだろうなと想像はできる。
一方で断然人気を裏切る形となったディープスカイは、戦前予想していたとおり馬体重を減らして(マイナス8キロ)、道中もかかり気味で走っていた。
終いの脚色は悪くなかったが、サクラメガワンダーを交わせなかったあたりが出来一息だったのかも。

ところで、ひねり気味とはいえ本命を打った◎アドマイヤフジは、川田騎手の騎乗が良くなかったなあという印象。
スタート直後、スクリーンヒーローコスモバルクが位置を取りに行ったのを見て3、4番手に控えてしまったのはまあ仕方ないとしても、3角手前でインティライミ・カンパニー・サクラメガワンダーが外から進出したところで動かなかった(動けなかった)のは残念。
溜めたところで他の馬よりも一瞬のキレで勝っている馬でもないのだから、多少強引にでも前に突っ込んで欲しかったな。
なんとなくだが、川田騎手が3〜4コーナーで位置取りを下げてしまったケースで、直線で挽回したレースの記憶がないのだけれど、実際のところどうなのかなあ??