レーヴディソールの離脱で一気に混戦模様となった桜花賞。
一番人気は阪神ジュベナイルフィリーズでレーヴディソールの2着だったホエールキャプチャになるでしょうか。
逃げ、後方一気、中団からと様々な戦法で結果を出しているこの馬は、現時点での完成度ではややリードしているのでは。
ただし、クイーンカップから2ヶ月間隔をとっているのにもかかわらず馬体重を減らしそうなのは気になるところ。調教では坂路で好時計を出しているので大幅な調子落ちはないかもしれませんが、警戒しながらパドックを待ちたいと思います。
注目はフラワーカップの1,2着馬、トレンドハンターとハブルバブル。
平均ペースの息の入れにくい流れの中、直線で後続を一気に突き放したトレンドハンターは高い心肺能力が魅力。
ハブルバブルはデビューからわずか1ヶ月半での大舞台。ローテーションはきついですが、デビュー戦の快時計と、フラワーカップでトレンドハンターに進路をカットされつつも追い詰めた精神力は能力の高さを感じさせるものでした。
配当面からも、今回はハブルバブル上位に考える方が面白いなと。
おそらく時計のかかる流れにはならないとみて、怖いのはダンスファンタジア。
精神面の不安から軸にするのには抵抗があり、折り合いがついたらという条件付きながら、時計勝負ならば能力は高そう。
実際マイル戦の持ち時計1分33秒7は出走メンバー中トップ。アッサリ決着があるならこの馬かも。
◎ハブルバブル (ローテーションは厳しいが能力高い)
○トレンドハンター (ここ好走ならオークスでも狙いたい)
▲ダンスファンタジア (折り合いがつけば)
△フォーエバーマーク、マルモセーラ (先行粘りこみ警戒)
注ホエールキャプチャ (直前の気配次第で)