皐月賞 予想

なんと今週も雨に祟られてしまった中山開催。日曜日は晴れそうですが、それでも時計のかかる馬場状態で行われそうな皐月賞です。

アルフレード、ベストディール、ヒストリカル、アドマイヤブルーなどが出ていませんが、それでも高いレヴェルの素質馬が揃った印象があります。

わけても強烈な決め手を持った◎ワールドエースは一段上位にいると思っています。
中山内回りで行われる皐月賞は立ち回りの巧さがモノを言う舞台ですし、今年の出走メンバーには先行すれば安定してしぶとい馬が揃ったという条件もあります。
スタートに少々難があり、後方から外を回して直線勝負というレースを繰り返してきたワールドエースには比較的不向きなレースだということは理解しています。
ただ、超のつくスローペースを後方から進み、1800m1分47秒0というタイムを叩き出したきさらぎ賞の勝ちっぷりは並のクラシック候補ではないと思います。

相手関係もなかなか強力で、後に「黄金世代」と言われるようになるかもしれない3歳世代ですが、今年はワールドエースの器に期待してみます。

グランデッツァ以下、人気どころの力も認めていますが、連勝系の馬券を買うなら人気薄の実力馬・素質馬を相手に考えます。
前走は躓いてレースにならなかったものの、前に行って実にしぶといゼロス。
あの藤沢和厩舎が抽選リスクを背負ってでも皐月賞に照準を合わせて(青葉賞でなく!)調整してきたサトノギャラント。このスティンガーの仔は兄姉とはちょっと違いますね。
距離は少し長すぎるかもしれないものの、展開はまれば面白いスノードン。

あとはアーデントにも注目。距離は2000m戦では忙しそうな印象ですが、もしここで4着以内に入りダービー出走権を確保できたなら、ダービーではかなりやれそうと見ています。

ワールドエース
△ ゼロス、サトノギャラント、スノードン
注 アーデント

馬券はワールドエースの単勝を厚めに考えています。