宝塚記念 予想


今年は阪神開催の最終週になった宝塚記念
天皇賞からは2ヶ月あき、夏負けの心配や馬体復調の読みもしつつの馬券検討になります。

天皇賞・春では断然人気を裏切った形のオルフェーヴルですが、2ヶ月の間に調子は上向きとの報道もあります。が、阪神大賞典の逸走から始まったこの連敗、そもそもの原因である制御の難しさの問題は解決されていません。
それでも今回もそこそこ人気になっている様子。馬券を組み立てる上では嫌いたいです。

展開は、大外ネコパンチか天皇賞ビートブラックのどちらかが引っ張る流れでしょうか。
両馬とも上がりの競馬には不安のあるタイプですし、アーネストリーホエールキャプチャ、ウィリアムズ騎乗のルーラーシップは前を射程圏に入れつつの競馬をするでしょう。
逃げ馬・先行馬には厳し目のペースになるかもしれません。

注目は◎ショウナンマイティ
昨年暮れから、2度の鳴尾記念2着を含め阪神コースを4回走り、1勝2着3回。
直線勝負の脚質ですが、勝ったのは内回り2000mの大阪杯
この時は時計のかかる馬場状態の中、良い脚を長く使っての差し切り勝ち。レース上がりが3F35秒3に対して自身は34秒3。この決め手は強烈です。
実際前走の鳴尾記念では、同じ阪神内回り2000mながら、高速馬場でのスローペース。後方待機策では終わったかと思った直線で勝ち馬に半馬身差の2着まで押し上げてきています。
コースとの相性はかなり良さそうです。
最終週の上に雨の影響もあった馬場コンディション、直線外強襲からの一発に期待します。

相手で気になるのは○ヒットザターゲット
好騎乗という面もありましたが、前走の新潟大賞典は平均ペースの締まった流れの中、終いまでしっかりと伸びて快勝しました。
G1出走メンバーに入ると実績で見劣りしますが、目下の勢いは上位で、しかも今回は展開が向きそうな気がします。

ドバイワールドカップ6着以来となる▲エイシンフラッシュですが、海外遠征からの帰国初戦でダメージが残っていないかやや不安。
稽古の動きは最も良く見えたので、その点問題がなければ。

ショウナンマイティ
ヒットザターゲット
エイシンフラッシュ
ルーラーシップトゥザグローリーフェデラリスト、ウインバリアシオン

馬券はショウナンマイティ流しに加えて、人気薄ヒットザターゲットの単複を考えています。