ジャパンカップダート 予想

先週のジャパンカップジェンティルドンナオルフェーヴルを弾き飛ばした件で長い審議になりました。
馬はセーフ、わざと馬体をぶつけにいった岩田騎手はアウト(今週騎乗停止)という判定になりましたが、それはそれとして、毎度毎度斜めに走るオルフェーヴルも大いに問題ありだと思いますよ。

さて今週はジャパンカップダート
人気は6連勝中の4歳馬、ローマンレジェンドがやや抜けた感じでしょうか。
ここ2戦はクビ差・クビ差の決着ですが、初重賞勝利となった前々走エルムステークスエスポワールシチーを競り落とし、2ヶ月休んでの復帰戦となった前走みやこステークスは馬群をこじ開けて鋭く伸びました。
今回は斤量面で有力どころと同じになる点、それに岩田騎手の騎乗停止による乗り替わりと不安要素はありますが、番手でも中団でも競馬ができる器用さは魅力。
まずは有力馬の1頭。

注目しているのは、このレース三連覇がかかるトランセンド
フェブラリーステークスドバイワールドカップでの敗戦で人気を落としている格好ですが、7ヶ月ぶりの実戦となったJBCクラシックを叩いて状態は上向き。
同型エスポワールシチーの出方が気になりますが、藤田騎手が行く気を見せれば、あちらの武豊騎手が無理に競り合う形にはしないのでは。
今回はこの馬の粘りこみに期待します。中盤までゆったりした流れに持ち込めれば。

怖いのは、前走出遅れながら大マクリをかまして重賞初勝利を飾ったイジゲン。
今回は相手メンバーが強力で一人芝居を打つのは難しそうですが、名手ムーア騎手の判断が嵌まればアタマまで。

他では、トゥザヴィクトリーの息子のトゥザグローリーがダート初挑戦になりますが、血統面では面白そうな存在。
序盤で後方に押しやられると苦しくなりそうなので、真ん中より前につけられれば。

トランセンド
○ イジゲン
▲ ローマンレジェンド
トゥザグローリーエスポワールシチーワンダーアキュート、ダノンカモン、ナムラタイタン
ソリタリーキング、ナイスミーチュー (この2頭は人気落としすぎの感)

トランセンドの単勝と、トランセンド・イジゲンをアタマにした連単系を考えています。