第73回 桜花賞 叩き合いをしぶとく制し、アユサンが桜の女王に輝く
http://www.jra.go.jp/datafile/seiseki/g1/ouka/result/ouka2013.html
アユサンのことは軽視していた訳ではなかったのですが、前日のレースで主戦の丸山騎手が落馬負傷し、急遽クリスチャン・デムーロ騎手に乗り替わったっというのが引っかかっていました。
乗り難しい気性ではなさそうな馬ですが、ビュンッという脚を使ってもすぐにジリッに変わってしまうあたり、連続騎乗で仕掛けどころを計ってきた主戦騎手が直前で不在になるのは大きなマイナスになるんじゃないかなと。
ところが本番は逆。直線でいったん先頭に立つも、レッドオーヴァルにかわされたあたりで「終わったかな」と思ったのですが、ファイトバックしてクビ差凌いでしまいました。昨秋のアルテミスステークスでは、先に先頭に立ったコレクターアイテムにファイトバックされて2着に終わった馬ですが、こんな競馬もできたのですねぇ。
単純に騎手の差とは考えづらいですが、急にこんな勝負強さが現れるとは。
コレクターアイテムはいつもより前目につけてたのが裏目に出てしまいましたね。
前走より速めに流れていたし、今回こそ後方一気で良かったかも。。。
ただ、1秒6差15着という結果は直線不利を受けてのものなので、これで完全に終わりという訳ではないでしょう。
ローブティサージュは、良くも悪くもなく、、、という結果かなあ。馬体重マイナス12キロは予想以上に減らしてきた感じで、次にオークス出走となると馬体の維持が大変そう。
クロフネサプライズは「え?」という乗り方でした。外が伸びる馬場とはいえ、道中は(逃げるにせよ、番手にせよ)ラチ沿いを走ると予想していたので。
オークスへの展望は、、、まだまだ不透明な印象。
アユサンも前走比マイナス12キロだったので単純に上積みが見込める訳ではなさそうなので。。。
あと、クリスチャン・デムーロ騎手のインタビューは良かったですね。丸山騎手や、友人の松田騎手の亡くなられた娘さんにも触れていて。
兄・ミルコとのワンツーもびっくりですが、兄貴と14歳差の20歳というのもびっくりですわ。