ヴィクトリアマイルは混戦模様。
ジェンティルドンナ以外の古馬一線級はだいたい登録してきたものの(コスモネモシンがいないのはちょっと残念)、去年の勝ち馬ホエールキャプチャはその後5戦してすべて二桁着順を記録し、2着のドナウブルーも今年に入って連続二桁着順と不振。
どの陣営も今回はチャンスありと見ての参戦でしょう。
このうちドナウブルーについては巻き返しの目があるかも。
昨年も中山牝馬ステークス11着惨敗からのヴィクトリアマイル2着という「ガラリ一変」の前科もち。
今週の稽古からも復調気配が感じられますし、鞍上に昨年同様ウイリアムズ騎手を配したのも魅力。
もっとひねって注目しているのがゴールデングローブ。
ここには出ていませんが、昨年のエリザベス女王杯で人気薄から4着に食い込んだのがマイネオーチャード。三連複買っていたので悔しかったのですが、狙い通りの好走でした。当時根拠にしていたのが、秋の新潟開催の魚野川特別の勝ちっぷりだったのですが、同じ新潟の夏の開催の三面川特別でこの馬の猛追を下しているのが、ゴールデングローブ。
この三面川特別は、1着ゴールデングローブ、2着ブリッジクライム(のちに秋華賞4着)、3着ラスヴェンチュラス(のちにローズステークス3着←ジェンティルドンナ・ヴィルシーナの次)、4着マイネオーチャードという面々。
ゴールデングローブ自身も三面川特別の次に府中牝馬ステークスに出走し、エリザベス女王杯上位組を相手に0秒4差6着。「これはオープン入りも時間の問題か」と思っていたのですが、、、準オープン突破が5戦目の前走。
ゴーサインが出てすぐにスッと動ける脚がなく、いわば「長い助走が必要なタイプ」。コーナーが少なく直線の長い、新潟や東京や中京コースを選んで使われていますが、それでも反応が鈍いあたりが出世を遅らせた要因でしょう。
それでもジェンティルドンナのいない今回なら、馬券圏内も充分可能性あり。
持続力のある末脚での一発に期待してみます。
◎ゴールデングローブ
○レインボーダリア
△マイネイサベル、オールザットジャズ
ゴールデングローブの相手は府中牝馬ステークスの上位組と、稽古が好調に見える(この馬は毎度稽古動くのですが)オールザットジャズを。
そこそこ配当つきそうなのでワイドボックスと、ゴールデングローブの単複を考えています。