外枠からのスタートでしたが、ゲート出てすぐにラチ沿い3番手の位置を取りにいった福永騎手を見て、2000年菊花賞のエアシャカールみたいだと思いました。
そしてそれをぴったりマークしていたのがラストインパクトだったので、道中このワイドは獲れたと思ったのですが。。。
結果的にはラストインパクトにはまだ力量が足りなかった感じで、比較的中盤が緩まなかったペースでよく踏ん張ってはいるのですが、4着どまり。もっと良くなるはずなので来年以降に期待します。
さて秋の天皇賞。
海外遠征のオルフェーヴルやキズナの不在はともかくとして、フェノーメノ・ゴールドシップ・ショウナンマイティ・ダークシャドウ・・・と次々回避馬が出て少々寂しくなったメンバー。
人気は東京コースは無敗(オークス・ジャパンカップ)のジェンティルドンナ、夏は重賞3連勝の逃げ馬トウケイヘイロー、昨年の勝ち馬エイシンフラッシュの3頭。
展開の鍵を握りそうなのはトウケイヘイローで、どちらかというと緩急のつかないラップを刻む逃げ馬。
前半リードを奪ってどこまで・・・というタイプではなく、後ろに脚を使わせつつ体力勝負に持ち込むはずで、上がりの決め手勝負の得意なエイシンフラッシュには厳しい展開になりそうです。
ジェンティルドンナにしても平均ペースが苦手な訳ではありませんが、時計のかかりそうな馬場で体力勝負になるのは不安材料で、1番人気で敗れた宝塚記念が思い出されます。
そしてレースを仕切りそうなトウケイヘイローですが、逆に言えば他から目標にされる立場でもあります。府中の芝2000mは逃げ馬にはなかなか厳しい舞台。中距離の古馬チャンピオン級とは初対決だけに、単勝は少々買いづらいです。
天気は回復傾向で、天皇賞発走の頃には良馬場になっているかもしれませんが、先週からの雨を考えると結構な荒れ馬場で時計がかかるはず。3強に何かが割って入る可能性は高いと見ました。
内ラチ沿いでの粘り発揮に期待して2枠3番◎ダイワファルコンを狙ってみたいと思います。
東京コースは未勝利ですが2着に来た2回はともに馬場が渋った時。内枠の先行馬が有利になる雨上がりの府中の芝は好条件。
全く人気を落としているので、複勝でも好配当が狙えそうです。
◎ ダイワファルコン
○ トウケイヘイロー
▲ ダノンバラード(前半意外と速く流れるようなら怖い)
注 レッドスパーダ (淀みない流れを先団で折り合うならこの距離でも一発あるかも)
ダイワファルコンの複勝を中心に、ダイワファルコンからのワイド流し少々とレッドスパーダの複勝を考えています。