さてエリザベス女王杯。
毎年3歳馬と古馬の比較が難しいレース。
さらに、ジェンティルドンナが牡馬とのレースを選択しているので、古馬の牝馬限定重賞はやる度に勝ち馬が変わる状況で、古馬の中での比較も難しい。
おまけに今日は雨で、先週までのような時計の出る馬場にはならなさそう。
買い目を手広くとっても、なんだかヌケが出そうな気がします。
昨年本命を打ったレインボーダリアは、牡馬相手だったり他より斤量背負ってたりという条件があるにせよ、今年に入ってのレースぶりが今ひとつ。
上がりがかかる流れならこの空模様と併せて一発あってもおかしくないとは思いますが、主戦の柴田善臣騎手が負傷で急遽乗り替わりになることもあって、今回は評価を下げます。
変わって狙いたいのがオールザットジャズ。
毎度毎度稽古の動きは良いのですが、今回も好調そうに見えます。
特殊な馬場になってしまった札幌記念と、春のヴィクトリアマイルは残念な結果になりましたが、他は『負けてもそこそこ』で済ませています。
少し時計がかかる馬場なら歓迎のクチでしょうし、メイショウマンボ・デニムアンドルビーが後方からの競馬になるので、ヴィルシーナ・岩田騎手やホエールキャプチャ・蛯名騎手の意識は『後方注意』になり、内ラチ沿いを先行しそうなこの馬には良いメンバー構成になりました。
テン乗りのバルザローナ騎手は『追える』という印象で、直線までうまく運べれば馬券圏内に残してくれそう。
セレブリティモデルやディアデラマドレも面白いそうですが、中3週続きが気になりました。