馬場状態が気になりますが、良馬場発表でも妙に上がりがかかる場合もあるので、今から午後3時半の馬場を予想するのはちょっと困難。
とりあえずは渋った場合で考えてみますが、渋りの程度でも巧拙が変わるので難しいところ。
良馬場発表ながら脚が滑る馬場だった昨年はゴールドシップが優勝、ダノンバラード・ジェンティルドンナと続きました。緩い馬場になると、今年もジェンティルドンナには苦しいレースになりそう。
横山典騎手との新コンビで臨むゴールドシップは、マクれるコース形態からこの阪神コースが得意。さらに、上がりがかかる馬場になれば連覇の可能性も上がりそうですが、ゲートで出遅れる癖は相変わらずであまり信用できないタイプ。
6歳にして完成の域に達した感のあるウインバリアシオンは重馬場に不安の少ないタイプ。前走の天皇賞ではレース当日の騎手乗り替わりもありながらフェノーメノからクビ差の2着。ここは初G1タイトルのチャンスとも言えますが、勝ち切るには何か一押しが欲しいところで、この人気では馬券妙味は薄めの印象。
今回はなかなか馬券の買い方が難しそうなレースに思えるので、少額張って「見るレース」にしておこうと思います。
少々ひねって狙いはデニムアンドルビー。こちらもゲートが巧い方ではなく、後方待機からの追い込みでここまで重賞2勝。今回は番手からジェンティルドンナ、マクリのゴールドシップと先行馬には苦しそうな展開が予想されるので、後方でじっくり溜めるのは「アリ」とみました。
雨を気にする馬ではないので、今回は狙って面白そうです。
▲ ゴールドシップ