スプリンターズステークス 予想

春の高松宮記念は、ただでさえ不良馬場だった上に、ペースを作るはずのハクサンムーンが行き脚つかず後方からになるという、戦前には予想しづらい展開になりました。主戦場が芝の1400~1600m戦で1200m戦初挑戦のコパノリチャードが勝ち、全7勝をダート戦で挙げていたスノードラゴンが2着。軽快なスピード自慢の馬には苦しいレースになりました。

さて半年が経って、スプリンターズステークス

『ポスト・ロードカナロア』時代の短距離戦線は、いまだ混戦模様にみえます。

春のチャンピオンのコパノリチャードは京王杯で7着に沈み、ここは4ヶ月半の休み明け。サマースプリントシリーズのチャンピオンのリトルゲルダは、(軽度ながら)故障で不在。3歳世代ではベルカント1頭のみがここに参戦していますが、古馬相手のここ2戦は苦戦しています。

12年ぶりの新潟でのG1レースですが、開催10週目で内ラチ沿いが荒れており、また今日は台風の影響もあって雨中の一戦になる可能性が高いのも悩みどころ。

 

今回は人気サイドに堅い軸馬と思える馬がいないので、スプリント戦でのトップスピードの持続力に注目した上で現在オッズのつく馬に目をつけて。。。

注目はセイコーライコウ

稽古で動いていなかったからか、直線競馬のスペシャリストというイメージがあるからか、人気はそれほどありませんが、ここ1年は成績が安定して負けても大崩れしていません。

4着に敗れた函館スプリントステークスはイン有利の馬場状態で外外を回らされてのもので、内容は悪くないと見ています。

立ち回りひとつで上位進出に期待します。

 

セイコーライコウ

 

連勝式で手をひろげるとキリがなさそうなので、今回の馬券は単複を軽めに考えています。