先週のマイルチャンピオンシップはホウライアキコがテンから引っ張る展開で予想していたものより急流に。上がりがかかって差し馬が台頭してきましたが、外からではなく、内を抜けてきたダノンシャークが勝利。
エーシンフォワードが勝った2010年の再現とも言えるような岩田騎手の好騎乗が目立ちました。
先行した馬の中で唯一踏ん張ったのが本命視したグランデッツァで、やはり京都は走るというのは確認できましたが、馬券は抑えの複勝まで。
さて今週はジャパンカップ。
外国馬3頭もなかなか濃いメンバーながら、日本の15頭が実績馬揃いの為に影が薄くなっているような人気順になっています。
ですが、休み明けで天皇賞を使った組で、中間確実に良くなってきたと思わせる馬が意外と少なく、また凱旋門賞帰りの2頭もピークの出来ではないように見えました。名刺だけで勝ち切れるメンバーではないので、今回はあえて外国馬から買ってみようと思います。
注目しているのは愛ダービー馬・トレーディングレザー。
父のTeofiloは、欧州で流行っているGalileoとデインヒルの組み合わせの魁になった馬で、この字面だと日本の軽い芝には合わなさそうですが、子供のこの馬は堅い馬場が得意。
詰めの甘い面はありますが、勝ったレースは堅い馬場、負けても終いはそれなりの順位にいる実績馬。堅い馬場を求めての来日で、稽古の動きも良く、勝負気配が漂います。
父も管理したボルジャー師の見立てが正しければ、ゴドルフィンブルーが府中で輝く場面も。
相手は天皇賞から良化しているフェノーメノと、距離短縮で見直したいワンアンドオンリーが配当面でも面白そうです。
◎ トレーディングレザー
○ フェノーメノ
▲ デニムアンドルビー(これも出来が良さそう)
△ スピルバーグ(実績のない距離だがスムーズな競馬なら)
△ ヒットザターゲット(地味ながら今年は安定)
馬券はトレーディングレザーの複勝を厚めに、ワイド流しなどを考えています。