高松宮記念 予想

今年はドバイミーティングと日程が重ならない高松宮記念

 

高松宮記念と同じコースで行われた土曜日の岡崎特別は、勝ち時計1分9秒7の決着。勝ったメイショウカリン、2着のブラッククローバーはともに1000万条件では上位の力量馬だと思うので、稍重馬場でのこの時計はかなり時計がかかっていると感じます。

昨年の岡崎特別が1分8秒7の決着、馬場が悪化した翌日の高松宮記念が同じ1分8秒7の決着でしたので、今日の中京芝コースはちょうど昨年の高松宮記念時ぐらいの時計のかかり具合だったと推測しています。日曜日は晴天予想で気温も上がりそうなので、馬場はグッと良化しそうですが、それでも一昨年のレコード決着の時のような水準には遠く及ばないのでは。

1分7秒台後半の決着と予想します。

 

今年は世代交代の巡り会わせで先行勢の層がやや薄く、ネロか最内枠のセイウンコウセイのどちらかがペースを作りそうなメンバー構成。セイウンコウセイにしても是が非でもハナを主張したいタイプではないので、先行勢がやりあって激流になる可能性は低そうです。

 

そのネロは稽古の動きが抜群に良く見えました。

週中の栗東トレセンは天気が悪くかなり時計のかかる坂路コースでしたが、そこで他馬を4秒近く離す抜けた一番時計を叩き出しました。

今回のメンバーなら12番枠からでも先行できそうで、巧く息を入れられれば昨年の京阪杯のようにしぶとい脚が使えるはず。

 

昨年の勝ち馬セイウンコウセイは、その後成績が振るいませんでしたが前走がなかなかの好内容で復調気配。そのシルクロードステークスはトップハンデ58キロを背負い、逃げての2着でした。定量で得意の左回りなら復権期待。

 

昨年は3着だったレッドファルクスは、香港帰りだった前回とは違い、順調な調整ぶりで調子も良さそうです。

こちらも前哨戦(阪急杯)は他馬より2キロ背負っての3着好走。ヤネがデムーロ騎手に戻り、得意の左回りコース、6番枠も絶好で条件は揃ったように思います。

 

レッドファルクス

○ ネロ

▲ セイウンコウセイ

レッツゴードンキ、リエノテソーロ、レーヌミノル

 

1分8秒台での決着なら先行2騎に有利になりそうですが、馬場がもう少し良化すると見てレッドファルクスを中心視します。

馬券はレッドファルクス・ネロ・セイウンコウセイのワイドボックスを中心に、レッドファルクス絡みを厚めに考えています。

ではどうなりますか。