スプリンターズステークス 予想

今年も秋期のG1シーズン到来。まずは中山1200m・スプリンターズステークスから。

台風が近づいてきており、同時開催の阪神競馬は中止に。中山の方は決行する見込みですが、相当雨が降っており、かなり時計のかかる馬場になりそうです。

 

今年の春の高松宮記念は良馬場発表ながら雨の影響で時計のかかる馬場で行われ、前傾ラップの上がりのかかる流れになってファインニードルが好位からの差し切り勝ちでした。

そのファインニードルの秋初戦のセントウルステークスは、雨中でこれもまた時計のかかる馬場に。ここもまた前傾ラップの上がりのかかる流れになって、中団前からの差し切りでファインニードルが快勝。

今回も時計のかかる馬場になることは確実でしょうし、展開面も内枠を引いたワンスインナムーンにラブカンプー・セイウンコウセイ・ナックビーナスらが絡んでの急流が見込まれ、どうもファインニードルにはおあつらえ向きの舞台となりそうです。

稽古は予想していたほど前走からの上積みは無いようにも見えましたが、坂路の全体時計は速かったですし態勢は整っているようです。

あとは中山1200mコースに嵌まるかどうか。過去このコースで3戦1勝ですが、坂を駆け下りる序盤のコース設定があまり向いていないようにも見えます。ゲートの出は巧いですが二の脚はそれほど速くないので、馬群に包まれるような展開になると苦しくなるかも。

有力な優勝候補ですが単勝では狙いたくないな、というイメージで。

 

今年以上に時計のかかる馬場で行われた去年の高松宮記念の優勝馬セイウンコウセイは、前走函館スプリントステークスで久々の勝利。前半気分よく行ければ、多少ペースが速くとも終いまで相当粘れるところを見せていました。

ここ2年の高松宮記念で比べると、今日の中山の馬場の悪化具合に近いのは去年の方になりそうですから、注目すべきはこちらの方でしょうか。

中山芝1200m実績は去年のスプリンターズステークスでの11着敗戦のみですが、高速馬場での上がり勝負になったレースでしたから、今年とは全く別物と考えた方が良さそう。

稽古も調子が良さそうで、馬券妙味は充分。あとはラブカンプーあたりに絡まれてリズムが崩されなければ。。。

去年の高松宮記念の2、3着馬のレッドファルクスレッツゴードンキは近走あまり冴えませんが、経験のあるぶん馬場悪化で浮上の目がありそうで、買い目に入れようかと。

 

他で注目は未だ芝で未勝利のヒルノデイバロー。

陣営は重馬場予想に対して泣きのコメントを出していますが、逆にズブズブな不良馬場になって思いっきり時計がかかった方がこの馬にとってのチャンスになるのでは、と見ています。

7ハロン戦ですが昨年のスワンステークスでは極悪馬場でサングレーザーとクビの上げ下げの勝負。レッツゴードンキ(3着)には先着していますし、消耗戦で巧く進路が開けばこの馬も面白そうです。

 

◎ セイウンコウセイ

○ ファインニードル

ヒルノデイバロー

レッドファルクス

レッツゴードンキ

△ ワンスインナムーン (楽に逃げられないとは思いますが状態はかなり良さそう)

 

ナックビーナスも気にはなっているのですが、前走の勝ちっぷりが鮮やか過ぎたのとモレイラ人気で馬券が売れすぎていてどうにも手を出しづらい状況ですね。。。

馬券は馬連か三連複のボックスと、ヒルノデイバローの複勝・ワイド流しなどを考えています。台風の進み具合によっては風の強さや向きを気にしないといけないので、もう少し空模様を見守ってから投票したいなと。

さてどうなりますか。