安田記念 予想

先週の日本ダービーはシャフリヤールが優勝。

日曜日の府中は午後2時ごろにザっと雨が来ましたが、馬場が悪化するほどのことにはならず、土曜日に引き続きかなり速い時計が出るコンディションに。

逃げ宣言を出していたバスラットレオンが大外枠から押してハナに立つと、内からエフフォーリア、外からタイトルホルダーが番手に出て、隊列はアッサリ決まる・・・とはなりませんでしたね。バスラットレオンは序盤からグッとペースを落とし、馬群の前進気勢にフタをするような形に。スローペースを見越してヴィクティファルスやグラティアスが2列目に押し上げ、今回はスタートが決まったサトノレイナスが外目3列目、その内にシャフリヤール、鞍上に手綱を抑えられたエフフォーリアはこの内目に下がる形。更に後方からは各馬が前をつっつく勢いで馬群が横に膨らみ加減で向こう正面へ。

1000m通過60秒3、1200m72秒7は馬場を考えるとかなりなスローペース。オークス以上に緩い流れで、前に壁がなかったサトノレイナスが行く気を見せて外目を馬なりにポジションを上げると、ワンダフルタウン・グレートマジシャンあたりも外目を押し上げてゴチャゴチャとした流れに。

4コーナー、残り800mあたりで外から押し出されるように早くもサトノレイナスが先頭に。内外馬群が広がりながら直線へ。

直線馬群からまず抜け出てきたのはエフフォーリア。3~4コーナーでは徐々にポジションを下げながら内々を回っていましたが、直線入り口で馬群が横に広がると、外に進路を変えながら芝の良い馬場の4分どころを鋭進。坂の上りで前を捕まえると残り300mで単騎先頭に。

このままエフフォーリアが突き抜けるかと思われましたが、ただ1頭追いすがってきたのがシャフリヤール。直線入り口では中団外目にいましたが、空いたスペースを縫うように内へ走りながらエフフォーリアのすぐ内へ。ゴール直前で追いつくとまったく並んでゴールイン。写真判定の結果、シャフリヤールが1着となりました。

勝ち時計は2分22秒5。レースラップは前半72秒7、後半69秒8の上がり勝負の競馬で、特に勝ち馬は上がり2ハロンの猛烈な脚で差し切った形。スローペースと見て早目に捲りに出た馬が決め手を欠き、ジッと脚を溜めて直線の”超”のつく加速比べに出た馬のワンツーとなりました。こういうレースはジャパンカップでありそうな展開で、ジェンティルドンナあたりが得意としそうなイメージ。

まだレースレヴェルや勝ち馬の強さを測りかねているのですが、残り300mでエフフォーリアが先頭に立った時点で4馬身ほど後方にいた馬が、決勝線では10cm前に出ていたのですから、シャフリヤールの加速力とトップスピードは賞賛されるべきでしょう。

馬をなだめながら脚を溜め、終いはストライドロスなく進路を選んで追った福永騎手の好騎乗もまた同様に。

天才・福永洋一の息子はダービー3勝の職人/仕事人に。

狙っていたサトノレイナスは5着。これほどまでにスローペースにならなければ、向こう正面で馬が行く気になった時にルメール騎手はきっと手綱を引いてなだめていたと思うのですが、前に出た結果なし崩しに脚を使う展開になり、早目先頭から最後はジリジリとしか伸びずに掲示板確保まで。今回はゲートの出も良く、どうとでも動けるような位置を獲れていただけに勿体ない結果。

馬券はハズレ。

 

 

さて今週は安田記念

府中の芝コースは、金曜日にまとまった雨が降ったものの、土曜日の競馬では時計が出ていました。日曜日は天気予報では傘マークが見えていますが、重・不良までなるような雨にはならないのでは。また、内ラチ沿いの芝の傷みは顕著で、逃げ馬も総じて直線内を空ける状態。

ハナを叩くのはおそらくトーラスジェミニ。これに先行勢がどう対応するかが展開のカギになりそうで、単騎大逃げを許すようなら番手以降はスローな流れ、複数頭でついて行くなら締まった流れに。ここ出走のメンバーなら、ほぼ1分31秒で回ってこれそうな馬場コンディションと見ているので、マイペース楽逃げは許さずに平均ペース以上で流れるという見立てで。

 

G1・6勝目を狙うグランアレグリアにとってみると、締まった流れの方が歓迎材料。終いの強烈な脚も大きな長所ではありますが、同時に豊かな巡航速度の持ち主でもあり、昨秋のマイルチャンピオンシップのように巡航速度を削がれた上で馬群に押し込まれるような緩い流れは、マークされる立場だけに好ましくない。

今回は昨年のこのレース、それに昨秋のマイルチャンピオンシップよりは少し落ちるようなメンバー構成。そこそこペースが速まって、リラックスして流れに乗れれば決め手で他馬に後れをとる可能性は低いでしょう。

間隔を空けた方がよいタイプですが、今回は中2週の春3戦目と間の詰まったローテーション。年齢を重ねて精神面で成長してきたようにも見えますが、同一シーズン3戦は初めてで落ち着き具合が気になるところ。稽古ではリラックスできているようですが、本番でテンションが上がりすぎるようだと自滅の可能性も。

幸い、強い稽古を避けていても体調は順調そうで、動きも軽い。馬体重も前走並みで出走できるのでは。

冷静さを失って折り合いを欠く心配はありますが、その点をクリアできれば今回も勝機。

 

 

◎ グランアレグリア

○ カテドラル

▲ ダノンキングリー

ケイデンスコール、サリオス、インディチャンプ、カデナ

 

馬券は、グランアレグリア1着軸で差し馬を意識した流し馬券を考えています。

さてどうなりますか。

 

東京優駿 予想

先週のオークスはユーバーレーベンが優勝。

土曜日の夜に降っていた雨は日曜早朝には止み、その後晴れて気温が上がったために馬場は予想以上に乾いていました。インコースは芝の傷みが目立っていましたが、外寄りは速い脚が使える馬場でのレースに。

ゲートを出て何がハナを切るのか、お互いに出を窺うようなテンの展開でしたが、クールキャットがまず先頭へ。続いてステラリア、ククナが差がなく続いて、ソダシもややかかり気味に先行する形。

1000m通過59秒9、1200m通過72秒5はペースとしては決して早くありませんが、2番手以降の馬の前進気勢が強めで先行馬群は密集、クールキャットとしてはペースを落とし切れずにズルズル脚を使ってしまったような展開で後半へ。

3コーナーに入っても先行馬群が固まったままで、直線入り口では、先頭のクールキャットの後ろに7頭ほどが横並びになるほど。

直線は例年通りかそれ以上のバテ合い凌ぎ合い。2列目で内を回った馬には芝状態が悪すぎ、外を回った馬は距離ロスが大きすぎて先行馬は総崩れ。道中中団から後ろに位置し、かつ直線うまく進路を確保して走れた馬が順位を上げてきて、中でも外目を突いたユーバーレーベンは残り250mほどのところで先頭に。やや内目の馬群を割ったアカイトリノムスメ、大外から追い込んできたハギノピリナの追走を凌いで先頭ゴール。勝ち時計は2分24秒5。

ユーバーレーベンは道中後方5番手ぐらいの位置。流れに乗るというよりも、周りの流れに惑わされずマイペースを貫くといった走りで、馬場の良い外目をリラックスさせながら進んでいました。3~4コーナーも荒れた内を避け外寄りを揉まれずに回り、直線入り口で大外へ。一杯になった先行馬達を内に見ながらやり過ごすと、ジリジリと渋とい脚で先頭に立ち、そのまま粘り込み。やや他力本願っぽいレースぶりながら、実にオークス馬らしい適性を発揮しての勝利でした。

ユーバーレーベンはビッグレッドファームの生産馬。3月に急逝した岡田繁幸総帥はグランパズドリーム(1986年ダービー2着)を原点に、数多のサラブレッドを競馬場へ送り込んできましたが、悲願のクラシック制覇はついに見ることなく終わりました。『死んだ馬の仔は走る』なんてジンクスもありますが、総帥が亡くなってすぐにオークス馬が出たのはこれも何かの因縁でしょうか。生前、総帥は肌馬を種馬よりも軽視するようなところがあり、種牡馬事業で一発当てることに注力していたように見えましたが、ユーバーレーベンは牧場を代表する牝系といえるマイネプリテンダーボトムライン。牧場に僅かに根付いた基礎牝系から、大輪の花が咲きました。系列のコスモヴューファーム生産のウインブライト(ミスブゼン~ゲランのボトムライン)といい、やっぱり牝系は大事なんですよね。

狙っていたエンスージアズムはシンガリ18着。道中馬群の中で揉まれ、折り合いを欠いて中盤までまったくリズムに乗れない走り。早々にガス欠になって終いは追われずに終戦。今回は参考外の一戦としたいですね。

馬券はハズレ。

 

 

さて今週は日本ダービー

府中の芝コースは今週からCコース使用。週中に降雨はありましたが週末は晴れて気温が上がり、かなり速い時計の出る良馬場に。いつもの年ならば、『内かつ前目』でないと勝負にならない馬場になっているはずなのですが、今年はCコース替わりでも内目がかなり荒れていて、逆に外目はコンディション良好。外からの差しが効く馬場になっています。

土曜の3歳1勝クラス芝2400m戦では、やや内を空けてコーナーを回った逃げ馬含め、内へ行った馬は総崩れ。大外から差し込んできた馬の勝負となって勝ち時計2分23秒8の決着。このコースの3歳1勝クラスのレースとしては史上最速タイム(従来より0秒3速い)を計時しており、相当な軽い馬場になっています。

ダービーは2分22秒台での決着の可能性充分。軽い馬場で上がりの決め手を駆使できる馬が有利となりそう。

 

注目はサトノレイナス

牡馬・牝馬含めて、決め手の鋭さでは現時点で世代最上位にいると見ていたので、(オークスではなく)ダービー出走でも本命とすることはだいぶ前に決めていました。

が、木曜日の枠順発表でまたも外枠を引き、天気予報を見てげんなり。テンにスピードに乗るまでが遅いこの馬が好位をとれない並びで、勝ち負けは厳しいかなと。

しかし、土曜日の競馬を見て心境一変。かなり外を通っても勝負になりますし、またかなり速い時計のでる軽い馬場なので、骨量・筋肉量の少ない牝馬がハンデにならない条件。負担重量2キロ差も含めれば、牡馬を一蹴できるのでは。

稽古は1週前に終い抜群の動き。最終追いは軽めでしたが、土曜日に豪快な追い込みを決めた僚馬セリユーズを相手に大きく追走しての併入で、内容は濃いもの。

飛びの大きい走りもバランス良く脚を運べるようになっており、出来は桜花賞以上では。

ウオッカ以来の牝馬のダービー馬誕生に期待。

 

◎ サトノレイナス

○ タイトルホルダー

▲ ワンダフルタウン

△ レッドジェネシス、ヴィクティファルス、ヨーホーレイク

△ エフフォーリア(抑え)

 

馬券はサトノレイナス単勝本線。連勝式はオッズを見ながら考えますがサトノレイナス1頭軸流しの予定。

さてどうなりますか。

 

優駿牝馬 予想

先週のヴィクトリアマイルはグランアレグリアが優勝。

予想時点での天気予報では日中いっぱい天気がもちそうとのことだったのですが、府中は午前中からパラパラと雨が降ってきており、午後にはやや大粒の雨が降ったり止んだり。時計がかかるようになるのかやきもきさせられましたが、結局この日は高速馬場のままで下が緩くなるようなことはありませんでした。

スタート直後、内からクリスティ、外からスマイルカナがハナを窺い、スマイルカナが譲る格好でアッサリ隊列が決まりました。他の先行馬にも積極的に前を突っつくような挙動はなく、前半は淡々とした流れ。800m通過は46秒0。前の週のNHKマイルカップでは3歳馬が45秒3で通過していたのを考えると、古馬G1でこのラップは緩い流れ。

中団でじっくり構えたグランアレグリアは4コーナーも馬ナリで回ると、直線では無理なく外目に進路を確保。内では好位からの粘り込みを図るレシステンシアに他馬が競りかけて混戦模様になっていましたが、外のグランアレグリアはどこ吹く風で1頭次元の違う伸び。残り100mあたりで持ったまま先頭に立つと、大きく他を突き放して圧勝のゴールイン。

勝ち時計は1分31秒0。前半流れが緩かったこともあり、昨年のアーモンドアイの勝ち時計(1分30秒6)に及びませんでしたが、グランアレグリア上がり3ハロン32秒6はもの凄い時計。騎手に大きなアクションもなく、楽々とその時計をマークしてしまったのですから、この馬のトップスピードの速さに改めて驚かされました。G1の舞台ではありましたが、他馬との格の違いを見せつけた圧勝でした。

マルターズディオサは1秒2差9着。道中、緩い流れにちょっと力み気味に走ったところがあって、終い伸びきれない様子でした。2~3着馬とは0秒5差、リズムよく走れていればグランアレグリア以外の馬とはそう差がなかったはずと見ています。8~9ハロンぐらいの重賞どこかで再度狙いたいところ。

馬券はグランアレグリア単勝が当たり。1.4倍の時に投票したのですが、最終的には1.3倍で確定。儲けは少なくなってしまいましたが、まあ、それも仕方ないと思えるほどの圧勝ぶりでしたね。

 

 

さて今週はオークス

今週は週中から雨が多く降り、土曜日のレース中も降っていました。時計自体はそれほど遅くなってはいませんでしたが、日中と夜間の雨量を合わせるとなかなかの降雨量になりそうで、日曜日は力の要る馬場になるのでは。

今週は無敗の5連勝で桜花賞を制したソダシが抜けた人気になっています。阪神ジュベナイルフィリーズ桜花賞でソダシとタイム差なしの接戦を演じたサトノレイナスが不在ならそれも当然かもしれませんが、距離延長がプラスとは言えないソダシに、夜間の雨で力が要るように変わった馬場条件が重なれば、伏兵馬の台頭も。

 

注目はエンスージアズム。

フラワーカップから距離短縮しての参戦となった桜花賞では勝ち馬から0秒9差の8着。マイル戦では巡航速度に難があったようで見せ場は作れませんでした。

今回は一気の800m延長。追走がずいぶん楽になることに加えて、例年バテ合い・凌ぎ合いになるオークスという舞台は、現状トップスピードが特に秀でているわけでもないこの馬にとっては好都合のレース。

派手な戦績は残せていませんが、折り合い面に不安がなく、道中無駄な体力消耗がない上に、機動力を持ち合わせて器用に立ち回れる点が長所。

血統面からは晴雨兼用のしぶとさが期待でき、雨でより体力とスピードが削がれるような馬場になれば更に期待できます。

420キロ前後の小柄な馬格ですがバランスの良い走りをしており、稽古でもスムーズな加速を見せていました。大雨でノメりやすい・滑りやすい馬場になったとしても、他馬との比較ではこの馬有利になるかも。

現状全く人気はありませんが、一発に期待。

 

エンスージアズム

 

馬券はエンスージアズムの単複狙い。

さてどうなりますか。

 

ヴィクトリアマイル 予想

先週のNHKマイルカップはシュネルマイスターが優勝。

逃げ・先行が予想された馬の中でも一番の実績があり、一番目標とされるだろう存在だったバスラットレオンがスタート直後に競走中止。ゲートが開いて一歩目で頭が地面につきそうなほど前のめりに躓き、藤岡(兄)騎手もたまらず落馬してしまいました。

レース自体も波乱の展開で、大外から位置を獲りにいったピクシーナイトが完全に行く気になってしまい、テン3ハロン33秒7の高速ラップでレースを引っ張る形に。この日の府中はかなり速い時計の出る馬場でしたが、それでもまるで古馬スプリント戦のようなラップ。

他馬もピクシーナイトについて行き、先行集団8頭の中には1番人気のグレナディアガーズも。1000m通過が56秒9と中盤も緩むことなく流れて4コーナーへ。

4コーナーから直線入り口へかけて、先行集団の外目を突いてグレナディアガーズが一気に先頭に並びかけ、勝負に出ると、これについて行ったのがソングライン。道中グレナディアガーズの1列後ろでマークしていたソングラインは、残り200mで前を捕え、単騎先頭に立ちました。

このまま粘り込むかと思われたところ、ただ1頭追い込んできたのがシュネルマイスターで、これがゴール直前にソングラインに並びかけたところが決勝線。ハナ差の接戦は、僅かに外、シュネルマイスターが制していました。

シュネルマイスターは、道中中団馬群の先頭に位置し、2馬身ほど前にソングライン、更に1列前にグレナディアガーズを見て、流れに乗って進んでいました。直線入り口では、外目に縦1列にグレナディアガーズ=ソングライン=シュネルマイスターと並んでおり、結果的にはこの3頭の勝負となりました。

勝ち時計は1分31秒6。時計の出る馬場を考えてもなかなか優秀で、前が崩れる展開を中団から差したとはいえども、終いまでしっかりと高速ラップを刻んだシュネルマイスターのレース内容は濃かったと思います。ただこういう、8ハロンアクセルを踏み続けるようなマイルの消耗戦は古馬混合ではなかなかないので、秋にマイルチャンピオンシップで勝ち負けできるかというとまだ疑問符がつきます。スプリント路線の方が結果を出しやすいかもしれません。

勝ち馬とタイム差なしの2着のソングラインは、不利を受けて結果を出せなかった桜花賞の借りを返すような好走でしたが、最後の最後で苦しくなって大きく内へササってしまったのが痛かったですね。あと少しだけ辛抱ができていれば勝てていたと思います。

3着のグレナディアガーズは勝ち馬とは0秒5離されましたが、この淀みない流れを先行し自ら勝ちに動いて1分32秒1でまとめた走りは評価できます。朝日杯でもそうでしたが、巡航速度を活かして速いハロンラップを8つ並べるようなレースぶりには個性があり、この馬がいる・いないでレースの質が変わるような存在になりつつありますね。

狙っていたレイモンドバローズは1秒8差15着。スタートで出遅れてせっかくの最内枠を活かせず、終始後方のままレースが終わってしまいました。今回はまるで見せ場なし。

馬券はハズレ。

 

 

さて今週はヴィクトリアマイル

府中の芝コースは今週からBコースでの開催となりましたが相変わらずの高速馬場で、上がりの決め手の活きるコンディションとなっています。去年のアーモンドアイの勝ち時計が1分30秒6でしたが、明日日中は天気がもちそうとのことなので、今年もそれぐらいの時計の決着になるのでは。

先行争いをしそうな2騎、レシステンシアとスマイルカナが大外の2枠に入ってしまいました。スマイルカナが敢然と出して行ってレースを引っ張る展開、あるいは内目に入ったイベリスの単騎逃げという展開を考えてみましたが、いずれにしても序盤は急流で進みそうなメンバー構成です。

 

注目はグランアレグリア

大阪杯では4着に敗れましたが、良馬場の府中マイルで巻き返しに期待。

高松宮杯2着のレシステンシアはじめ、マジックキャッスル・デゼル・テルツェットと4歳勢がそこそこ人気になっていますが、府中の良馬場マイルで同斤量なら、G1・4勝のグランアレグリアとはまだ差があると見ています。

間隔を開けた方が走れるタイプと見ていますが、中5週の今回、予定通りに乗りこめて調整できているようですので問題はないでしょう。

抜けた人気にはなっていますが、ここは相手関係が軽め。

 

◎ グランアレグリア

△ マルターズディオサ

 

マルターズディオサは今回あまり展開が向かなさそうな気もするのですが、待望の軽い良馬場でのマイル戦。稽古の動きも悪くないですし、人気もないようなので、ヒモ穴なら。

馬券はグランアレグリア単勝本線と考えていますが、オッズ1.6倍ついてほしいところ。当日売りで買われて1.3倍などという状況になったら、マルターズディオサの単複とワイドを持って、見るレースにしてしまうかも。

さてどうなりますか。

 

NHKマイルカップ 予想

先週の天皇賞(春)はワールドプレミアが優勝。

好発を決めたディアスティマがテンからハナを主張すると、ジャコマルが応戦して序盤から厳しい急流になりました。時計の出る良馬場ではありましたが、3200mの長丁場で最初の1000m通過が59秒8、前半1600m通過が1分35秒6はなかなかのハイペース。ディアスティマの鞍上は北村友一騎手の落馬負傷でテン乗りの坂井騎手でしたが、壮絶な消耗戦を仕掛けてきました。

ジャコマルの後ろにカレンブーケドール、シロニイ、ディープボンドが並んでこの5頭が先団。ディープボンドをマークする形でアリストテレスがポツンと単騎で進み、更にそれをマークする形でワールドプレミア、ウインマリリン。急流の中、上位人気勢はユーキャンスマイルを除いてほぼ前目にポジションを取っていました。

2周目向こう正面でペースが落ち始めましたが、3コーナー馬なりでカレンブーケドールが2番手に上がると、それに応対するようにディープボンドがロングスパート。これを見たアリストテレス・ワールドプレミアも外から進出。各騎手アクション大きく馬を鼓舞しながら直線へ。

レンブーケドールがまず先頭を奪いジリジリと粘り込みを図ると、外からディープボンド、更に外からワールドプレミアが力を振り絞るように猛追し並びかける。ゴール前の急坂では各馬脚が上がっていたように見えましたが、最後はワールドプレミアがバテ合い凌ぎ合いを制して先頭ゴールとなりました。

勝ち時計は3分14秒7。普段使わないコース条件ですからレコードの文字はそれほど意味はないのでしょうが、単純に16で割ってもハロン平均12秒17のペース。厳しい体力勝負になり、長距離実績がモノを言うレースとなりました。

レース上がり3ハロンが37秒4もかかる中、勝ったのが菊花賞馬ワールドプレミア。今回は鞍上の福永騎手の作戦勝ちで、ディープボンド・アリストテレスをマークする位置をキープし、3コーナーから外目進出する策がピタリ嵌まりましたね。

狙っていたディープボンドは0秒1差2着。強風が吹く中、前々から自力勝負に出て失速することなく走り切りました。結果は悔しい2着でしたが、明け4歳で成長した面を強くアピールできたと思います。今後もますます期待。秋は凱旋門賞遠征という報道も出ており、父キズナの4着以上の着順を狙ってほしいところ。

馬券は単勝勝負にいってハズレ。

 

 

さて今週はNHKマイルカップ

週中に降雨はありましたが、府中の芝コースは速い時計の出るコンディションで高速決着になりそうです。

出走馬18頭中、重賞勝ち馬が6頭。新潟2歳ステークスでのショックアクションを除くと、5頭の重賞勝ち馬の決まり手は4角先頭か2番手からの押し切りで、速い巡航速度を誇る馬が揃った印象。ペースの緩急が少ない、軽快なスピード比べになりそうで、馬場状態を考えると1分31秒台後半から32秒台の決着になるのでは。

 

今回はG1勝ち馬もいますが、そう実力差が大きくないメンバー構成と見て、人気薄狙いで。

 

注目はレイモンドバローズ。

デビューから3戦は芝中距離戦を使って結果が出ませんでしたが、マイルに矛先を変えての4戦目の未勝利戦が好内容。テンから速いラップで前につけて、終いもうひと押しを効かせた押し切りで、上位クラスのマイル戦でも充分やれそうな走りっぷりでした。

5戦目の前々走は東京の7ハロン戦。初の長距離輸送で馬体重を大きく減らすも危なげなく勝ち上がり、賞金積み上げに成功。

前走のアーリントンカップは道悪の難条件でしたが、道中巧く立ち回って3着確保。減った馬体を戻すことに注力したような調整でしたから、負けたとはいえ重賞でもやれる能力のあるところは見えました。

今回は中2週で再度の長距離輸送になりますが、軽めの追い切りで馬体をふっくら見せながらも走りは軽く、悪くない印象。

今回は出入りの激しい展開になりそうで、インの前目で脚を溜めながら機をうかがえる最内枠は非常に好条件。また、調教の動きを見るに、左回りでラチに頼りながら走れるのも向いていそう。

おそらく単勝12~14番人気ぐらいの世評でしょうが、一発期待。

 

◎ レイモンドバローズ

○ グレナディアガーズ

▲ ホウオウアマゾン

△ ルークズネスト

△ アナザーリリック

 

馬券はレイモンドバローズの単複とワイド流しを考えています。

さてどうなりますか。

 

天皇賞・春 予想

先々週の皐月賞はエフフォーリアが優勝。

日中は晴れて中山の芝コースは稍重の発表。馬場はだいぶ乾いていたように見えましたが、開催最終日ということもあり、上がりはややかかり気味に。

ゲートを出てテンから行ったのがワールドリバイバルとタイトルホルダー。前者が1馬身ほど前に出てハナを切ると、2頭を前に見ながら内にエフフォーリア・外にダノンザキッドが好位グループを形成。前半からタイトルホルダーが前に並びかけたり、中団から外目をレッドベルオーブがおっつけ気味に上がるなどして、落ち着かない流れになりました。

テンの600mが36秒3、1000m通過は60秒3の淀みない流れで、前も後ろも脚を使うような消耗戦に。

3コーナーに入ったところで2列目の2頭に明暗が。前に3頭並んで壁になっていたため内でじっと我慢させられたエフフォーリアは結果的に脚が溜まり、レッドベルオーブの外から馬なりに前に取り付こうとしたダノンザキッドはすぐに手応えが怪しくなり徐々に後退。

4コーナーで先頭に立ったタイトルホルダーが内2頭ぶん空けて直線に入ると、エフフォーリアの前にぽっかりと進路が。ここで追い出され楽々と先頭を奪ったエフフォーリアが直線は一人旅。後続を引き離して悠々と先頭ゴールとなりました。

勝ち時計は2分0秒6。馬場を考えても特段優れた時計ではないと思いますが、前後半60秒3ずつで緩急の小さいラップを好位から押し切り、2着馬に0秒5差つけての圧勝ですからレース内容は文句なし。差し馬に出番を与えない、エフフォーリアの独り舞台でした。

その2着馬がタイトルホルダー。前走の弥生賞同様に、自ら淀みない流れを作り出しての粘り込みで、見せ場を作りました。

良馬場の日本ダービーとなると今回とはいろいろ条件が替わるので、エフフォーリアがこのまま無敗の二冠馬となるかというと少々疑問が残りますが、皐月賞までに同世代の牡馬の有力どころにほぼ勝ってきているので、エフフォーリア中心の東京優駿になるのは間違いないでしょう。これを負かす対抗馬一番手は、桜花賞からダービーへ向かうと発表されたサトノレイナスか。

タイトルホルダーも距離延びて前進が期待できる血統ですが、ダービーで逃げ切るにはもう少し体が成長して一段上の巡航速度を身に着ける必要があるように思います。1ヶ月半の間の成長がどこまでありますか。

期待していたダノンザキッドは2秒5差15着。陣営は”敗因はわからない”と言っているようですが、精神面の問題でしょうかねぇ。。。パドックでの発汗も許容範囲内と思ったのですが、それでも気負って走ってしまったのでしょうか。レース終盤は追われていないので着差は気になりませんが、今後、取捨に困るような結果になってしまいました。

馬券はハズレ。

 

 

さて今週は春の天皇賞

フィエールマンが引退して長距離重賞戦線の顔ぶれも変わり、昨年のこのレースの掲示板に載った馬は今回ユーキャンスマイルただ1頭。G1馬も1年以上勝てていないワールドプレミアとマカヒキのみ。看板馬不在の一戦ですが、勢いのある上がり馬の参戦で面白いメンバーになったと思います。

京都競馬場が改修工事中のため、今年の春の盾は仁川の芝3200mで争われます。普段使われないコース設定なので、このコースを経験しているのは松籟ステークスを走った3頭のみ。ただ、3200m戦(1周目外回り→2周目内回り)と3000m戦(1周目も2周目も内回り)の違いは、序盤の位置取りで忙しくなりそうかどうかという部分が大きく、勝負どころ・仕掛けどころのイメージは3000m戦とあまり変えなくてもよいのではと考えています。その意味では、阪神大賞典での走りっぷりが参考になるかと。

土曜日の仁川は雨が降っていましたが、どうも日曜日は天気が回復しそうな気配。連続開催最終日で芝に傷みはありますが、良馬場ならまずまず時計の出る馬場になるのでは。

展開はジャコマルかディアスティマの逃げで中盤まではゆったり流れそうで、2周目内回り3コーナーからペースが上がってのロングスパート勝負と見ています。終い3ハロンの切れ味自慢よりは、良い脚を長く使い、ゴール前の急坂もこなす力のある馬が浮上しそう。

 

注目はディープボンド。

昨年は日本ダービー5着・菊花賞4着と掲示板に載りましたが、(同じノースヒルズがオーナーの)コントレイルの三冠達成のための潰れ役を任されながらの結果であり、チームオーダー抜きで勝負できていたらもっと上の着順が狙えていただろう素質馬。

賞金不足で有馬記念に出られず、中山金杯に回りましたが、リズムの悪い走りで流れに乗れず大敗。が、続く阪神大賞典では道中4番手で脚を溜め、直線楽に先頭に立つと後は突き放す一方。2着に0秒9差つける圧勝で重賞2勝目。能力の高さを見せつけました。

馬体に幅が出て、大きなフットワークが更に安定し、3歳時より感じていた長距離への適性が開花したように思います。もとより折り合い面では心配の少ない馬。コントレイル抜きの長距離G1戦に良いタイミングで出走できます。前走破ったユーキャンスマイル・ナムラドノヴァンは3000m以上のレースでの安定勢力で、これに圧勝できたのですから、もう一丁の期待大。

稽古も上々。1週前に好時計を出し、調子は良さそう。

 

◎ ディープボンド

○ ユーキャンスマイル

▲ ナムラドノヴァン

△ シロニイ

△ オセアグレイト

△ ワールドプレミア

注 メイショウテンゲン

 

馬券はディープボンドの単勝本線。ただアリストテレスがあまり人気を吸ってくれず、今のところ単勝オッズが思ったほどついていないので、連勝式も考えています。その場合は阪神大賞典上位組を相手上位に。

さてどうなりますか。

 

皐月賞 予想

先週の桜花賞はソダシが優勝。

スタートでメイケイエールとサトノレイナスが若干遅れ気味になり、逆にソダシは好スタート。

そのソダシをかわしてストゥーティがハナを叩くと、ソダシはすんなり2列目インの好ポジションへ。隊列がすんなり決まってペースも落ち着くかと思いましたが、メイケイエールがかかって抑えがきかなくなり600m地点あたりでハナを奪い雲行きが怪しくなりました。序盤のペースも遅くはなかったのですが、メイケイエールに煽られたのか他馬の仕掛けも早くなり、中団が凝縮された速いペースのレースに。前半800m通過は45秒2、1000m通過は56秒8。

好位の内で4コーナーを慎重に回ったソダシは直線に入ってからスパート。前のストゥーティの外に持ち出すと後続を突き放しにかかる。残り200mあたりでは2馬身差をつけて後ろとほぼ脚色が同じになり、このままの形でゴールに雪崩れ込むかという様相になりましたが、ここで大外をグンと伸びてきたのがサトノレイナス。4コーナーではかなり後方にいましたが、直線馬群をうまく捌いて外に進路を作ると1頭だけ違う脚色の追い込み。

内で粘るソダシと、外から追い込むサトノレイナス。4ヶ月前の阪神ジュベナイルフィリーズと同じ格好になったゴール前は、またしてもソダシが僅かに残して先頭ゴール。世界初の白毛のクラシックホースとなりました。

レースラップは前半45秒2-後半45秒9で勝ち時計1分31秒1のレコードタイム。速い時計の出る馬場だったとはいえ、メイケイエールの暴走で予想外の速いペースになったとことがこの時計につながったと思います。

ソダシは好位で流れに乗れたとはいえ、先行馬に決して有利ではない流れを押し切っての勝利。マイラーとしての高い心肺機能を誇示するような勝ちっぷりだったと思います。

一方で、勝ち馬と同タイムで走りながらまたしてもソダシの後塵を拝したサトノレイナスは、大外枠だったことが響いたか。ルメール騎手の騎乗からは、故意にスタートをゆっくり出て内寄りに進路を変え、コーナーでの距離ロスを減らすような意図が見受けられ、最後の直線で外に持ち出すまでの挙動まで巧く動けていたと思いましたが、勝ち馬には僅かに及びませんでした。マイル戦への適性の差もあるのでしょうが、もう少し内枠を引けていればと思わせるようなクビ差の惜敗でした。

勝ち馬から0秒1差3着はファインルージュ。道中からソダシの1列後ろで巧く流れに乗り、2歳女王を徹底マークするようなレースぶりでしたが、巡航速度も勝負どころでの反応もソダシの方が上でした。着差は僅かでしたが現時点では先着された2頭とは能力差がありそう。

おそらくこのレースの上位組はオークスでも対戦することになるかと思いますが、力量としてはソダシとサトノレイナスが現時点では抜けているかなと思います。さらに言えば、府中の2400mならばサトノレイナスの逆転が期待できるかなと。

馬券は馬連が的中しましたが、僅かなプラス収支に止まりました。

 

 

さて今週は皐月賞

中山の芝コースは連続開催の最終8週目ですが、まずまずのコンディションを保っていました。ところが週末は雨で道悪の競馬に。特に土曜日の午後は本降りでかなりの雨量があり、日曜日は晴れ予報ですが影響は残りそうです。たとえ良馬場発表まで回復できても時計はかかりそうで、勝ち時計が2分を切るのはやや難しいか。

ワールドリバイバル、タイトルホルダー、グラティアスあたりが逃げ馬の候補になりそうですが、いづれもビュンビュン飛ばしてゆくようなタイプではなく、序盤はスローで流れるか。ただ、先行タイプの馬自体は数が多く、早目にレースが動いての消耗戦の展開になるのでは。

3歳中距離戦の重賞上位馬がほぼ揃い、調整に失敗していそうな馬も見当たりません。力の要る馬場条件もあいまって難解な一戦に。

 

注目はダノンザキッド。

弥生賞の敗戦でデビュー以来の連勝は止まりましたが、2歳チャンピオンは健在。

前進気勢が旺盛で前半から前に行きたがる馬で、終いの詰めが甘くなりがちな部分(とはいえ、2歳時はそれでも無敗でした)を矯正すべく、弥生賞では好発を決めながら敢えて後方に下げるレースを試みました。結果は3着でしたが、いつもよりピッチを落としたところに、ホープフルステークスよりも遥かに遅いペースが重なって、逃げ馬を捕まえきれなかった敗戦ですのでいたしかたないところ。先行馬も終いまで余力があったために見た目の鮮やかさには欠けましたが、上がり最速で差してきたこの馬の末脚は悪くないものでした。

ステップレースで「脚を測って」の本番、おそらく2~3列目からの競馬になると思いますが、レース経験を重ねて徐々に操作性は上がってきているように思うので、道中の我慢は効くはず。

あとは勝負どころで巧く反応できて進路が確保できれば、バテない強みはこのメンバーでも最上位でしょう。水の浮くような馬場ならわかりませんが、時計がかかる良馬場ならばこの馬にはプラス材料では。

 

◎ ダノンザキッド

○ タイトルホルダー

▲ ヴィクティファルス

 

馬券はダノンザキッドの単勝と、ダノンザキッドからの馬連・ワイド流しを考えています。

さてどうなりますか。

 

桜花賞 予想

先週の大阪杯はレイパパレが優勝。

仁川の芝コースはお昼ぐらいからの本格的な降雨でかなり時計のかかるコンディションになり、上がりの速い脚が殺される馬場になっていました。馬場発表は重馬場。

ゲートを五分に決めたレイパパレが無理なく先頭を奪って1コーナーへ。ハッピーグリンがこれを追いかけますが、巡航速度の差があり、2コーナーへ向かう頃には楽に1馬身半差をつけてのレイパパレの単騎逃げの形に。少しバラバラっとした縦長の隊列で3列目がサリオスとワグネリアン、サリオスの後ろにグランアレグリア。コントレイルは中団からのレースとなりました。

3コーナー入口まで、レイパパレははっきりと平均的に速めのラップを刻む作戦で後続の脚を削りに来ていました。前半1000m通過は59秒8。馬場を考えればこのメンバーといえど速い流れで、スローペースを想定していた当方としてはこの時点で馬券はあきらめムードに。

戦前の見立てでレイパパレは外回り向きと考えていましたが、そのイメージ通り3コーナーに入ると川田騎手はややペースを緩めて慎重にカーブを回っていました。その緩みを突いて外目をグランアレグリアとコントレイルが並走して上がってきて、内ラチ沿いのサリオスとあわせて2列目に3頭が並んで直線へ。

直線入り口で川田騎手はレイパパレを芝の傷みが少ない馬場の真ん中へ誘導しスパート。ラチ沿いのサリオス、3分どころを走るグランアレグリアは荒れた馬場に苦戦し伸びを欠き、外目を突いたコントレイルはジリジリとした伸びに。

結局、力の要る・上がりのかかる馬場を味方にレイパパレが後続を突き放しての先頭ゴールとなりました。道中コントレイルの後ろから大外を伸びたモズベッロが2着。コントレイルが3着。

勝ち時計は2分1秒6。川田騎手が見事に演出した消耗戦は前半59秒8-後半61秒8のラップで、あまり周囲からのプレッシャーがかからない展開だったとはいえ、レイパパレは見事に要求に応えて逃げ切ってみせました。これで土つかずの6連勝でG1制覇。良馬場で同じように逃げてもこの結果になったとは思いませんが、今回はお見事でした。

狙っていたグランアレグリアは0秒9差4着。2着のモズベッロとは0秒2差、3着のコントレイルとはタイム差なしでしたが、これは直線で通ったコースの差のように思います。ともあれ、今回のような馬場で強い先行馬にレースの主導権を握られてしまっていては厳しかった。今回は敗れましたが、良馬場ならば2000mの距離でも大丈夫かなと見ました。

馬券はハズレ。

 

さて今週は春のクラシック開幕戦・桜花賞

連続開催中の阪神競馬場ですが、今週からは芝はBコースを使用。週中よく晴れていたこともあって、速い時計が出る馬場に変貌しています。土曜のメイン・阪神牝馬ステークスは上がり32秒5で差したデゼルが勝ち時計1分32秒0でマイルを走破しており、先週のイメージとはガラリ一変。

九州産馬ヨカヨカをはじめ短距離志向の強い馬は何頭かいますが、テンから飛ばすようなスピード馬は見当たらず。距離不安のヨカヨカの緩い逃げを、何がどこでスパートしてかわしてゆくかという駆け引きになりそうで、展開のカギを握るのはやはり2歳女王のソダシか。

 

ソダシは上がりのトップスピードでは他馬に見劣りしますが、豊かな巡航スピードと勝負どころでの反応の良さが持ち味。マイル戦の走りっぷりは安定していますし、この母系ならではの気の悪さとも今のところ無縁でいます。

3歳初戦がこの大一番になりますが、トライアル各レースでそれほど傑出した新星が現れていないと感じたので、今回も有力馬であると思います。

ただ、この馬にとってはもう少し時計のかかる馬場の方が良かったかなと。好位抜け出しで粘り込む作戦になるかと思いますが、鋭い決め手のある馬向きの馬場になったゆえに、勝ち切るまではどうか。

 

注目はサトノレイナス

阪神ジュベナイルフィリーズでは直線馬場の悪いインを通らされて抜け出すのが遅れ、ソダシにハナ差2着(タイム差なし)。ゴール前の脚色は明らか上回っていましたから、痛恨の2着敗戦と言えるでしょう。内容は互角以上ですし、時計の出る良馬場ならば当然逆転可能。

こちらもステップレースを使わず本番直行のローテーションですが、オークスとの2冠を見据えての計画的なレース選択で、ここまでの調整も順調。馬体重はそれほど変わっていないようですが、稽古での反応などは2歳時よりずいぶん良くなっているように見えます。

大外枠は気になりますが、スタートが上手でないこの馬にとってはゲート内での時間が一番短くなる枠は悪くはないですし、今回の馬場は内外の馬場差がほぼないと見ているので、まあ大きなマイナスにはならないかと。

今回のメンバーでは決め手最上位。レース条件への適性としてはオークスの方が向いているかもしれませんが、ここも勝っての2冠に期待。

 

◎ サトノレイナス

○ ソダシ

▲ メイケイエール

エンスージアズム

△ ミニーアイル

 

馬券はサトノレイナス単勝を本線に、あとはオッズを見ながらサトノレイナス1頭軸の流し馬券を考えています。

さてどうなりますか。