2016-01-01から1年間の記事一覧
選考対象は、昨年同様、2016年中に国内で1走以上した馬です。 年度代表馬 モーリス(5戦3勝 天皇賞・秋、チャンピオンズマイル、香港カップ) 6戦無敗だった昨年と比べると、勝率は落としましたが、マイルでG1を1つ、中距離で2つと守備範囲を拡げてのG1を3勝は…
有馬記念はサトノダイヤモンドがゴール前でキタサンブラック・ゴールドアクターを交わし優勝。 マルターズアポジーが引っ張る序盤はまずまずのラップで流れましたが、大きく離れた2番手キタサンブラック以下はスローペース。そこから中盤にさらに大きくペー…
近年で一番悪い体調の崩し方をして、今週は酷い日が続いていますが、今日は有馬記念となれば無視という訳にはいきません。 とはいえ、トリッキーな中山2500mコース、展開のよく読めないメンバー、霧で稽古の動きが見えなかった栗東勢と、予想の切り口・取っ…
先週の阪神ジュベナイルフィリーズはソウルスターリングが勝利。 戦前、2着に入ったリスグラシューとの比較でソウルスターリングの方がマイル戦対応への不安が大きいと見ていたのですが、実際のレースではマイル戦の流れに乗れたのはソウルスターリングの方…
先週のチャンピオンズカップはサウンドトゥルーの追い込みが決まっての勝利。 実況のラジオNIKKEIの山本直也アナウンサーが「豪脚一閃」と言い表していましたが、4コーナーを後方で内ぴったり回り、直線を向いてから外に持ち出しての強襲で、実況どおりの見…
先週のジャパンカップはキタサンブラックの逃げ切り勝ち。 好発を決めて早々に先頭に立ったキタサンブラックが、道中は極めて楽なスローペースでの単騎逃げ、残り800mぐらいから後続を突き放す形に。 キタサンブラックは上がりの決め手勝負を嫌うだろうとい…
先週のマイルチャンピオンシップは、本命視していたミッキーアイルの勝利。 序盤の動向がカギと見ていましたが、ミッキーアイルは好スタートを決めて意外なほどアッサリと先頭へ。前半4ハロン46秒1のペースで後続に脚を使わせる流れに持ち込めました。 4コー…
エリザベス女王杯は上がり3F33秒2でクイーンズリングが差し切り、初G1勝利。 1000m通過61秒8、1200m通過が74秒4というかなりなスローペース。スタートで少々出遅れたクイーンズリングでしたが、内枠とこのスローペースを利して無理なく好位に取り付き、上が…
先週のブリーダーズカップフィリー&メアターフは Queen's Trust がゴール前 Lady Eli をハナ差かわして優勝。フランキーのここ一番での勝負強さを見せつけられました。 対抗・本命で決まったのですが、馬単の裏を買っていなかったので悲しいハナ差。ワイド…
先週の天皇賞・秋は直線早めに抜け出したモーリスが後続に0秒2差つけての勝利。 香港での2勝を含めG1競走5勝目を挙げました。 前半1000m通過が60秒8。エイシンヒカリのマイペースにせよ、これに何かが絡んでゆくにせよ、スローペースにはならないと予想して…
先週の菊花賞はサトノダイヤモンドの快勝。ディーマジェスティ、マカヒキと併せ3頭のディープインパクト産駒が三冠を分け合う結果になりました。 序盤ミライヘノツバサが引っ張って急流となり縦長の展開に。中盤はグッとペースが緩んで団子状態に。終盤、坂…
秋華賞は直線外から伸びたヴィブロスの快勝。 前半59秒9と馬場を考えるとかなり遅い流れ。3~4コーナーから速くなり、淀の内回りを加速しながら進むための器用さが求められる競馬でした。 とはいえ勝ったヴィブロスは、前後に分かれた馬群の後方馬群の先頭付…
先々週のスプリンターズステークスは、本命視したビッグアーサーが12着惨敗でした。 出走表が確定した時に、内枠から騎手欄を見て『福永、武豊、池添、田辺、、、ビッグアーサー(最内)にとっては不穏な並びだな』と思っていたのですが、その予感は当たってし…
宝塚記念から3ヶ月。夏をはさんで今週からは秋のG1シーズンです。 『Gold Bridge と Vilmorin』などというエントリを書いて、その際にエルコンドルパサーにはSpecial (その祖母Rough Shod)が豊富に入るのは理解していたのに、例に挙げる現役馬に(血統表が大…
さて今週は、上半期最後のG1、宝塚記念。 関西の天気は回復傾向にあるようですが、土曜日までに降った雨量が多かったので、最初は重馬場発表からのスタートになるでしょうか。先週から阪神芝コースはBコースに替わり、雨に降られた分数字は読みにくいですが…
とりたてて主張も、結論めいたものもありませんが、、、ひとつ覚え書きを。 ディープインパクトの母であるウインドインハーヘアは芝2400mの独G1・アラルポカルの勝ち馬。 その父のAlzaoは現役時代G1勝ちこそありませんでしたが9~12f戦で活躍し、伊G3エリン…
安田記念はロゴタイプが逃げ切り、3年前の皐月賞以来の勝利。 とにもかくにも、田辺騎手にやられました。 レース前半が47秒0、上がり800m46秒0、600m33秒9。 古馬マイルのG1で、中盤に12秒台のラップがふたつ挟まっての上がりの勝負となるとは完全に予想外で…
先週の東京優駿はマカヒキがハナ差競り勝ってダービー馬に。 テンの1000m通過は60秒。馬場を考えるとやや緩めの流れか。中盤いったん更に緩く流れ、残り1000mから速くなる展開で、もう少しじっとしていたかったスマートオーディンにはつらい流れだったですね…
先週のオークスは1番人気のシンハライトが優勝。 序盤速めに流れたのですが、中盤ラップが落ちて3~4コーナーはゆっくり回る形。全馬充分息が入って上がり勝負になりました。 シンハライトは予想通り馬体重を減らして422キロ。少しでも折り合いに苦労すれば…
先週のヴィクトリアマイルはストレイトガールが鋭い差し脚で完勝。 先週、3歳戦でペース・展開の予想が毎度外れると書いたら、案の定古馬戦線でも外れるという因果に。ゲートが開いてスマートレイアーが行きかけて、すんなりハナを切るかと思ったのですが、…
先週のNHKマイルカップはメジャーエンブレムが快勝。 シゲルノコギリザメがもっと絡んでゆくと思ったのですが、何を狙ったか番手に自重してしまい、メジャーエンブレムのペースに。クイーンカップの再現のような逃げ切り勝利になり、2・3着には中団より後方…
ケンタッキーダービーをネット中継で観た流れで書いています。 ラニはスタートで遅れてあんまり見せ場がなかったですね。でもゴール前はじわじわ伸びて9着、スキーキャプテン(1995年14着)よりは上の着順で上がれました。当時武豊騎手は26歳、今は47歳。見比…
先々週の皐月賞はディーマジェスティが直線力強く差してきて優勝。 予想外に前半から流れて1000m通過は58秒4。逃げたリスペクトアースに絡んでいったリオンディーズが苦しくなり、直線ヨレてエアスピネル・サトノダイヤモンドに不利を与えるというアクシデン…
先週の桜花賞で注目していたメジャーエンブレムは4着。 ゲートの出がそれほど良くはなかったものの、前に出せない程の出遅れでもなく、ハナ、もしくは2番手につけることも可能だったはず。ところがルメール騎手は位置を取りにゆかず、中段に構える形に。 こ…
東京ではだいぶ葉桜になってしまいましたが、今週は桜花賞。高松宮記念では的中できたので——配当は少なかったですが——G1連勝と行きたいところ。 週中に雨が降ったものの、阪神芝コースはだいぶ乾いている模様です。 土曜日、桜花賞と同じ芝マイル戦の阪神牝…
グリーンチャンネルでドバイミーティングを観た流れで予想をしています。 リアルスティールはドバイターフを綺麗に勝ち切りました。テンに位置をとり、いったん落ち着かせ、直線逃げ馬を捕まえて先頭ゴールイン。皐月賞で逃したG1のタイトルを海外で掴み取り…
今年の最初のG1、フェブラリーステークス。 明け4歳馬4頭も人気を集め、ダート戦線の世代交代となるかというのも一つ注目しています。 昨年と一昨年の勝ち馬コパノリッキーを抑えて現在1番人気はその4歳馬ノンコノユメ。 前走チャンピオンズカップは差し有利…