オークスからダービーへ

いつものことながら、やや時期を外しつつ更新。


オークスの狙いはまずまず良かったと思います。
中心視したカワカミプリンセスが優勝し、名前をあげた5頭中4頭が掲示板に載りました。
人気どころで軽視したキストゥヘヴンも予想どおり着外に沈みましたし(競走中止のコイウタの方は予想外の事故ですので的中とは言えないですね)。
・・・それで単勝しか獲れていないのは馬券ベタのせいです。。。
欲を出してしまって、フサイチパンドラを3連複のヒモのみ買ってしまい、結果は1-2-4着の最悪パターン。(単勝のおかげで僅かにプラス収支)


勝ったカワカミプリンセスは期待どおりの走りをしてくれました。
直線を向いて早めに先頭に立ち、そのまま押し切る競馬。特に他馬に詰め寄られることもなく、強い内容だったと思います。


3着・アサヒライジングを買わなかったのは、鞍上との組み合わせのためでした。
鋭い脚が使えないこの馬にとっては、序盤から積極的に前に出て、ハイペースなりミドルペースなりの展開に持ち込んで後続の馬に脚を使わせ、終盤の体力勝負で粘りきるのが好走パターン。
時計のかかる馬場ならばさらにチャンスがひろがりますから、馬だけ見れば買いの候補でした。


しかし、オークスでの鞍上が、どういうわけなのかGIになると消極的に乗ってしまう(実際はどうか知りませんが、そう見える)、柴田善騎手。
これはいつものように、勝負を仕掛けずに淡々と回ってくるだけかな、と判断し買い目から外したのですが、この日は違っていましたね。
暴走気味にとばしたヤマニンファビュルから離れた2番手をキープし、平均的なラップを刻んで後ろに楽をさせない騎乗ぶり。
今回は好騎乗、最後に2頭にかわされたのは、馬の地力の差だと思います。


これを見てしまうと、今週末のダービーは迷ってしまいます。
同騎手がアサヒライジングぐらいの積極性でアドマイヤメインに乗ったならば、逃げ切りまであるのではないでしょうか。


ダービーは個人的に最も相性の悪いG1なので思い出したくないレースも多々ありますが、記憶を遡ってリアルタイムで中継を見ていた1989年━━━史上最強の芦毛日本ダービー馬(笑)、ウィナーズサークルの代━━━以降のレースを振り返ると、府中の2400mを逃げ切ったダービー馬は、アイネスフウジンミホノブルボンサニーブライアンという、すでにGIタイトルを獲っていた3頭だけです。
それらと比べるとアドマイヤメインは実績の点でかなり見劣りしますが、こと今年の出走メンバーを考えると、勝ち負けを意識できる有力馬の1頭には違いないと思います。


さて今回は、どう乗るのでしょうか。
オークスに負けず劣らずの好騎乗で勝ち負けのレヴェルか。
先週のはまぐれでしたとばかりの凡走か。


「まぐれ」と判断すると、いつぞやのダービーよろしく「もうフロックとは言わせない!」と三宅アナに言われてしまいそうな気がします。
何せ相性が悪いのでマイナス思考気味です。。。