夏の放牧中

久々の更新です。近況・雑感など。


昨日、今年はじめてツクツクボーシの鳴き声を耳にしました。もう夏も終盤戦ですね。
セミといえば。
最近仕入れた豆知識ですが、こちら(東京)ではアブラゼミとミンミンゼミが大多数で、晩夏から初秋にかけてツクツクボーシたちが台頭する、という感じなのですが、西日本の方ではミンミンゼミは山の方に行かないと滅多に見かけないそうですね。
逆にあちらの平野部で幅をきかせているクマゼミは、こちらではあまり見かけないです。
例えば、「セミはなんと鳴きますか?ひとつだけ答えて」と聞かれたら、僕の感覚では「ミーンミーン」なのですが(アブラゼミの「ジィジィジィィィ」というのは、・・・特に文字で書くと視覚的に・・・セミだと伝わりにくそう)、西日本の人はどうなんでしょうかね。「シャーンシャーン」?


前回の更新は2ヶ月前。サッカーのワールドカップの1次リーグの最中でした。ずいぶん昔の事のように思えます。
ワールドカップの開催中はテレビを見ていたのでblogを更新していなかったのですが、その後の1ヵ月半はとにかく忙しくて書く気がしませんでした。
仕事が忙しくても、それが稼ぎにつながればまだやる気も出ましょうが、まったく実入りが増えない仕事で忙しいのは、、、なんだかな。
8月の前半は少し体調を崩し、でも休めないので不調が長引き、盆休みもあるにはありましたが、「開店休業」ならぬ「閉店就業」状態。
ようやくここ3・4日で体調も上向き、個人的に寒いよりは暑いほうが得意なこともあって気持ちに余裕が出てきましたが、「やらずに済むならやらない方がいい仕事をやらざるを得ない」っていうのがまだ続いています。
いや確かに、もっと働いている人はずっと時間の余裕がないんでしょうがね、、、ぜいたくな物言いかもしれないというのもわかってますが。
今日はなぜだか仕事が片付いていてラッキーといえばラッキーなのですが、そろそろ月末だっていうのに時間に余裕があるっていうのは、、、不気味(笑)。
もうこの話は、以上で止め。


そういえばつい先日、ようやくワールドカップの決勝戦のビデオを見ました。
思いおこせば決勝戦前夜、なぜかその日だけ息子の寝つきが異様に悪く、早寝してキックオフの時間に起きるという計画は頓挫。前半戦はあきらめて後半アタマからの観戦に切り替えたのでした。
なにを今更な感想ですが、フランスの選手交代がヴィルトールでなくてルイ・サハ(準決勝での警告で決勝は出場停止)だったら、流れがずいぶん違っていただろうな、などと。


ドイツ大会の話ですら時期をとうに逸した話題なのに、次は4年前の日韓大会にからんだ話。
先日、本屋に立ち寄ったら、2002年のワールドカップの時に話題になったデンマーク代表のトマソン選手の話が、書籍化されていました。







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パラパラと立ち読みしたところ、ネット上で読んだものとほぼ同一のようでしたので購入するまでもありませんでしたが、いい話だと思いますし、もっと広く知られてもいいエピソードだとも思います。
ウチの息子にはまだまだ早いですが、書籍化されたことで小学校の図書室などに置いてもらえたらいいな、などと。


息子はもうすぐ1歳3ヶ月です。他の子供もそうかもしれませんが、ものすごく汗をかきます。
霧吹きでふきつけたみたいに大粒の汗を流します。甲子園の球児のようです。
まだ言葉はしゃべりませんが、こちらのいう言葉はだいぶ理解しているようです。「紙おむつをゴミ箱に捨ててきて」というと、自分で捨てに行きます。ただし、一度捨てた後、ゴミ箱の中のものを引っ張り出して散らかして遊びますが。。。
テレビとかビデオデッキとかパソコンとか携帯電話とか、大人が使う機械が大好きです。
テレビの画面を積み木を持ちながらバンバン叩きます。
息子よ、父は2011年に地上派アナログ放送が"本当に"終わるのかまだ疑っているので、そのテレビをあと5年使うつもりなのだ。無茶をするな。。。


夏の甲子園は例年以上に盛り上がったようですね。
こちらは例年と同じく、平日の昼間の試合なんて興味があっても見られるわけもなく、決勝戦の1試合目(引き分けになった方)ぐらいしかまともに見ていませんでしたが。。。
あ、そういえば予選・西東京大会の決勝戦(?・・・準決勝だったかも・・・)も見てました。テレビ神奈川がいつもなら競馬中継を放送する時間に、こちらは神奈川県予選を放送していたので、たまたまですが。
斉藤投手が9回なのに145キロ/hとかをアウトローにびしっと投げていて、いいピッチャーだなと思っていたら、優勝ですものね。
一番驚いたのは、普段スポーツ観戦にはまったく興味のない家内が、仕事中の僕に向けて「早実が優勝した」などとメールを送ってきたこと。どういう風邪の吹き回し?甲子園の魔物って奴のせいですかね。。。


その決勝戦の1試合目の裏でやっていたのがGII・札幌記念
初の古馬相手で苦戦を予想していたアドマイヤムーンが一気の差しきり勝ち。
同じようにこの時期の古馬相手の初戦でGIIを勝った3歳馬と比較して、メジロブライト相手に逃げ切ったセイウンスカイ(1998年京都大賞典)は別格としても、オールカマーを逃げ切ったメジロドーベル(1997年)ぐらいの評価は与えてもいいのかなと思います。
相手のマチカネキララの力量評価が微妙ですが、古馬から3キロもらいとはいえ、まだ8月ですからね。立派な勝利だと思います。
秋の天皇賞ではディープインパクトハーツクライも不在でしょうから、主役候補の1頭でしょう。
・・・まあ、実際に本番で買うかどうかは別の問題ですが(・・・クラフトワーク、頑張れ)。


最後に、そのアドマイヤムーン松田博資調教師がかつて管理していた二冠牝馬・ベガの訃報について。
ベガ・・・現役時代は一度も馬券を買いませんでした。やはりあの脚が気になって。
当時も今も、馬体を見てもよしあしを判断できないことには大差ありませんが、素人目に見ても異常に見えたベガの曲がった脚が、僕を連戦連敗に導いたのでした。
「あの脚で走っていたら、絶対体のどこかが無理をしているはず。距離伸びていいはずがない」・・・と、オークスでは自信をもって買い目から外していました。
繁殖にあがってからは、少ない産駒の中から3頭の重賞勝ち馬(うち2頭がG1馬)を出し、国内では最高レヴェルの繁殖牝馬になりました。
後継牝馬が、現1歳のファルブラヴ産駒の1頭のみというのが、ちょっと寂しいですね。近親は日本国内に結構根付いているようですが、ベガの一家となれば、「本家筋」にあたるわけですしね。なんとかこの牝馬には無事に成長してもらって、ベガの血を後世に繋げてもらいたいところです。


余談ですが、以前テレビで、オーストラリアのカンガルーのある種の牝は、牡、牝、牡、牝、・・・となぜか毎年交互に子供を産み分ける、というのを見たことがあるのですが、あれはどうしてだったのか、まだ分からないままなんでしょうか。