馬名の制限

菊花賞オウケンブルースリの快勝。

スムーズに競馬できるかどうか不安、などと予想していたのに、どの馬よりもスムーズに周回していました。
アグネススターチあたりがハナをきって、もっと均一にラップが刻まれてゆくものと予想していましたが、狙っていたスマイルジャックがスタート早々物凄くかかってしまい、テンの1000mでヤリスギてしまいました。
その後の1000mは超スローペース、ラスト1000mが勝負という展開になってしまい、そこで無理なく外目に持ち出せて伸び伸び走れたのがオウケンブルースリとなれば、買わなかったこちらがゴメンナサイというものです。


本命フローテーションはバテずにじわじわ伸びてきましたが、この展開でオウケンブルースリと決め手勝負になったら勝てません。
せめて1番人気との馬券を抑えておくとか、◎単勝15番人気と△9番人気なんだから2・3着のワイドまで抑える余裕あったのではとか、自分の下手さを愚痴るばかりです。


ところで、オウケンブルースリのような名前の馬が重賞級のレヴェルに育ってくると、決まって「9文字制限に引っかかるからと"リー"にしないなんてかっこ悪い」のような意見が出てきます。
僕もそう思います。
ブルースリーと名づけたいなら冠名の方を遠慮させる、そうでなければ別の名前を考えた方がいいと。
この馬やカルストンライトオとかをあまり馬券で買わなかったのは、その辺の感情で実力を過小評価しているきらいがあるからかもしれません。


あと、9文字制限ほど話題になりませんが、アルファベット18文字制限のせいで、「マチカネ○○」が「Machikane Run」とか「Matikane Kinnohosi」(chi が ti に)とか「Matikanefukukitaru」(chi を ti にした上で空白1文字分短縮)とかにいろいろ変わるのもどうかなあと思います。


あと、気になること。
Markofdistinction(マークオブディスティンクション種牡馬)とかThisis Mylifestyle(日本名マイライフスタイル、サンデーサイレンス全妹)みたいに、18文字制限で困ると強引に単語と単語の間のスペースを省くみたいなことを海外でもよくやっていますが、あちらではそれがかっこ悪いと言われていないのかなあと。
僕は冠名を使うよりもそちらのほうがかっこ悪いと思うのですが。