マイルチャンピオンシップ 予想

雨は上がりましたが、今日の京都競馬は芝コース不良からのスタート。
速い時計の決着はなさそうなマイルチャンピオンシップ

海外から参戦してきた牝馬が2頭。
3年連続の出走となったサプレザは、6歳の今シーズンも力を維持しています。
過去2年で日本の芝コースへの適性を示していますし、上位争いをできる1頭でしょう。後は渋った馬場が逆にどう影響するか。

そのサプレザをジャックルマロワ賞で下したのがイモータルヴァース。
2頭の間に入ったのがBCマイル3連覇のGoldikovaなので、この勝利は評価しなくてはなりません。
末脚は強烈なものの、日本の硬い芝コースで時計勝負になった場合に対応できるか疑問でしたが、この馬場ならさほど心配ないでしょう。

対する日本勢は、3歳・4歳馬の台頭で昨年よりも若干レヴェルが上がったように思います。
富士ステークスを勝ってここ参戦のエイシンアポロンは、マイルの持ち時計がない一方で重馬場得意。渋った馬場が味方になりそうです。
田辺騎手の騎乗停止で鞍上不在の危機でしたが、三冠ジョッキーを確保できたのはなにより。

そのエイシンアポロン毎日王冠で先着している馬が2頭。
安田記念勝ち馬リアルインパクトは、天皇賞を僚馬ダークシャドウに任せてここを目標にじっくり調整してきました。春の関西遠征時とは状態が違うように見えます。
馬場悪化が多少心配ですが、毎日王冠で同斤だった相手より1キロ軽くなるのは魅力。まずはこの馬から。

もう1頭のミッキードリームは激流天皇賞で先団につけながら大崩れしないで踏ん張るなど、力をつけてきている馬。毎日王冠は後方からリアルインパクトを上回る上がりの脚を使っており、現状、芝2000m戦よりはマイル戦の方が向くのでは。

◎リアルインパク
エイシンアポロン
▲ミッキードリーム
△イモータルヴァース、サプレザ、リディル、ブリッツェン
注キョウワジャンヌ