スプリンターズステークス 予想

秋のG1シーズンの到来。
まずはスプリンターズステークス

エーシンダックマンなど、芝スプリント路線の『飛ばし屋』が不在の今回のメンバー。
前哨戦のセントウルステークスではカレンチャンマジンプロスパーという人気どころが急流を作って敗れましたが、今回は両馬とも無理はしないのでは。

スプリントG1・三連覇がかかるそのカレンチャンは、テンにかかったのが災いしてセントウルステークスは4着でした。とはいえ5ヶ月ぶりで22キロ増の体で56キロ背負い、勝ち馬とは0秒1差。
昨秋・今春と比べて相手が強化されたようにも見えないので、スムーズにレースが運べれば優勝候補最有力か。

カレンチャンと同厩で、春の高松宮記念では1番人気(3着)に推されたロードカナロアですが、その後の2戦がともに2着敗戦。
騎手のミスもあったでしょうが、詰めの甘さが目立ちました。
(実はマイル戦の方があってるんじゃないかなとも思います)
大外枠を引いてしまったのもありますが、善戦してもアタマまではどうかと疑問視しています。

函館スプリントステークスでロードカナロアを抑えて初重賞勝利を飾ったドリームバレンチノは面白そうな存在です。
一気に前を捕らえに行く脚もありながら、終いまで踏ん張って『もうひと伸び』も可能な差し馬。
前走は短期放牧明けで体調が整わず敗れましたが、今回は稽古の動きもなかなか良さそう。

注目はパドトロワ。
サマースプリントシリーズの今年の優勝馬ですが、キーンランドカップから1ヶ月間隔が開いて、この馬については『もう一丁』が効きそうな気配です。
今回はテンに激しく飛ばしそうな馬が見当たらず、内のマジンプロスパーを見てから行ってもよし・番手でもよしという枠順。
骨折で春の高松宮記念は出られませんでしたが、夏を越えて、昨年2着の時以上の出来。
荒れたインコースを嫌って後続が外々をまわすようならチャンス。


◎ パドトロワ
カレンチャン
▲ ドリームバレンチノ
ロードカナロア、エピセアローム、サンカルロダッシャーゴーゴー
フィフスペトル

オッズとの相談になりますが、できればパドトロワの複勝を中心に買いたいと思っています。