東京優駿 予想

今日最初の府中の芝のレース・3歳未勝利戦は1600mを1分34秒7の決着。

18頭中前走掲示板に載ったのがわずか3頭、初出走馬が7頭いたメンバーでこの時計ということは、結構速い時計が出やすい馬場なのでは。

 

さて日本ダービー

皐月賞はコパノリチャードが引っ張る厳しい流れになったため、距離が延びてペースも落ち着きそうな今回は2着エピファネイアが勝ち馬ロゴタイプを逆転するかも、と中間興味を持っていたのですが、、、そう簡単に「逆転濃厚」とは言い難いようで。

エピファネイアは今週の追い切りを坂路で行いました。これ自体は同厩のウオッカのダービー前のパターンと同じで、気持ちを昂ぶらせすぎないような調整だとは思ったのですが、角居調教師によるとこれは『前肢がソエ気味なので(前に負担のかかりにくい坂路に変更)』という理由だそうで。レースに出すということはキチンと走れる程度の具合なのでしょうが、なんとも気になります。

ロゴタイプは今週は軽めの追い切り。力強くはありますがややフットワークがぎこちなく映りました。目標にされる立場でもあり、距離延長・長い直線の府中が舞台の今回、後続を完封することができるかどうか。

 

早めに府中へ移動し、競馬場にて最終追い切りを行った藤沢厩舎勢。最も人気を集めそうなコディーノは稽古の様子が良かったように思います。

長い距離をビッシリという内容ではなかったですが、リラックスした様子で鞍上からの反応も良く、この様子なら距離延びての不安も小さそうです。

 

皐月賞を回避し、重賞連勝でここに出走してきたキズナ。

前走の末脚は鮮やかでしたが、G1と比べるとかなり落ちるメンバー構成でした。

人気を集めるのもわかりますが、徐々に加速して直線ごぼう抜きというスタイルは京都の外回りコースに嵌まりすぎているきらいもありますし、弥生賞で拙い敗戦があったためこの春は4戦目。皐月賞上位組より上積みの目があるかというと疑問です。

 

人気は4頭に集まっているようですが、ここは混戦だと見て注目しているのがフラムドグロワール。

休み明けで臨んだNHKマイルカップは惜しくも3着で賞金加算ならなかったのですが、ダービー回避組が増えたおかげで運良く出走可能に。

府中では安定していますし、血統面では距離延びて力を発揮しそうなタイプ。中2週ではありますが叩き2戦目で上積みもありそうです。

降雪で翌週に順延になった京成杯での敗戦は、トレセンと競馬場との移動の負担が大きな原因でしょう。NHKマイルカップでの早めの競馬場入り、そして今回の1週間の競馬場滞在。藤沢厩舎の3頭での人気はコディーノなのでしょうが、どうも藤沢師はこの馬の為の工夫を最優先にしているように見えるのですがどうでしょうか。

 

穴でもう1頭注目はアクションスター。こちらも京成杯で2度トレセンと競馬場を往復した組。

この馬は京成杯では2着に好走しましたがその後に反動が出て、ここ2戦は不本意な連敗。ただし体調は回復傾向にありそうで、鞍上は名手戸崎騎手を確保。まったく人気はなさそうですが一発の魅力は充分。

 

◎フラムドグロワール

○エピファネイア

▲アクションスター

△ロゴタイプ、コディーノ、キズナ

 

偶然にもアクションスターはフラムドグロワールと収得賞金同額。18頭枠に滑り込んだ両馬で好配当となりますか。

フラムドグロワールの単複とワイド流し、アクションスターの複勝を考えています。