先週のブリーダーズカップフィリー&メアターフは Queen's Trust がゴール前 Lady Eli をハナ差かわして優勝。フランキーのここ一番での勝負強さを見せつけられました。
対抗・本命で決まったのですが、馬単の裏を買っていなかったので悲しいハナ差。ワイド的中でトントンにはなりましたが残念でした。
さて今週はエリザベス女王杯。
連続開催の6週目で淀の芝コースも徐々に時計がかかるようになってきましたが、好天で良馬場でレースを迎えられそうです。2分12秒を切るぐらいの決着になるでしょうか。
昨年の覇者、マリアライトは牡馬相手に宝塚記念を制したように、ここでは力が一段抜けた存在。ですが、基本的に道悪馬場で強いタイプで、稍重発表で時計がかかった昨年と比べると、この馬にとっては条件は悪い。
さらに、この中間の稽古が軽めで、体力を絞りつくすような戦法がとれるのかどうかも少々疑問です。陣営のコメントからは読み取れませんでしたが、秋の目標はここではないのかも。
実績力量を認めても中心視はしづらい馬です。
春は目標をヴィクトリアマイルに置いたこともあって、マイル戦2戦をともに2着の戦績でしたが、この馬の主戦場はこの中距離戦。淀の芝コースは内回りの秋華賞しか経験がありませんが、上がり4ハロンでストライドを充分伸ばせる外回りコースの方が向いていると思われます。
心配なのは馬の状態だったのですが、坂路で好時計の追い切り。これならば力は出せそう。
休み明けの府中牝馬ステークスを馬体重を減らしながら勝ったクイーンズリングは、反動が出たのか中間稽古が軽め。状態は前走の方が上でしょうか。
その府中牝馬ステークスでは惨敗だったシャルールですが、不慣れな逃げ戦法で目標にされてのもの。今回は番手以降の競馬になりそうですし、距離延長も問題なし。ヴィクトリアマイルでも狙って結果殿負けでしたが、もう1回狙ってみます。
◎ ミッキークイーン
○ シャルール
▲ デンコウアンジュ (荒川厩舎に三嶋牧場ゆかりの牝系は穴血統)
△ プリメラアスール (逃げ粘り警戒)
△ ヒルノマテーラ (中1週は厳しいが)
注 マリアライト
馬券はミッキークイーンからワイドと、ミッキークイーン・マリアライトからの三連複流しを考えています。