秋華賞 予想

東京はちょっと経験したことのないぐらいの台風狂想曲になりました。電気やガスも止まらずにすみ、猛烈な風雨のピークは過ぎたようですが、スーパーもコンビニも閉まっていて食料品や新聞の買い出しも出来ない状況。ところによっては川が氾濫している地域もあるようですが、こちらはなんとかやり過ごせたかな。。。明るくなったら家の周りが酷いことになってるかもしれませんが。。。

府中は土曜・日曜が開催中止になり、土日の中央競馬は京都の一場開催。その京都も雨で不良馬場。秋華賞も道悪でのレースになりそうですね。

 

まずは先々週のスプリンターズステークスから。

注目していたモズスーパーフレアがスタートを巧く決めてあっという間に1馬身先行。そこから遮二無二飛ばすことはせず、他の先行馬を引きつけるような形で息を整えつつの逃げになりました。とはいえ前半3ハロン通過は32秒8で、時計の出る馬場だったとはいえハイペースに。

こうなると苦しいのは、マイペースのモズスーパーフレア以外の先行馬。4コーナーで4頭ほどがまとまって下がってゆき、ミスターメロディのみが逃げ馬に食らいつく姿勢を見せましたが、前との差を詰めるには至らず(やはりこの馬は1200m戦だと短いのかも)。

下がってゆく先行馬群に進路を塞がれた格好の内枠発走のダノンスマッシュに対し、早めに外にポジションを取ってストライドのロスを防いでいたタワーオブロンドンは不利もなく直線外目を強襲。ゴール前でモズスーパーフレアを半馬身捕えてゴールイン。秋のスプリント王はタワーロブオンドンとなりました。

タワーオブロンドンは急加速が出来ない替わりに、トップスピードを長く維持できる馬。中山コースの多頭数での立ち回りにやや不安がありましたが、ルメール騎手に早めに外に持ち出されて大きな全身運動で加速し、スムーズにトップスピードを発揮することができました。徐々にスプリント戦のペースに慣れてきていたのも大きかったように思います。

モズスーパーフレアの松若騎手のペース配分は絶妙だったと思います。周りの先行馬の脚を削りつつ、自分は生き残れるちょうど良いペースでレースを支配できました。最後の最後にタワーオブロンドンに差されましたが、もうちょっとあちらの進路が内寄りだったら併せる形で抵抗できたかもしれません。ゴール前タワーオブロンドンの方へ寄せて行ってはいたのですが少し間に合いませんでしたね。

勝ち馬から0秒1差3着ダノンスマッシュは内枠が仇になった格好。先行馬を器用にかわしてはいましたが、少々仕掛けが遅れて詰め切れませんでした。

馬券は三連複が的中。上位人気馬同士での決着でしたが、10.7倍はまずまずな配当だったと思います。

 

さて今週は秋華賞

土曜日の午前中、芝2000mの2歳未勝利戦の勝ち時計が2分8秒4。ペースが遅い2歳戦とはいえ、これで大差勝ちですから相当に時計がかかっています。日が変わっても一気の良化は考えにくく、今年の秋華賞は道悪のレースになりそうです。

桜花賞馬とオークス馬が不在で、2歳女王ダノンファンタジーと、オークス2着馬カレンブーケドール、古馬相手に重馬場の2勝クラス(旧1000万下)芝2000m戦を勝ったエスポワールあたりが人気になっていますが、だいぶ割れていますね。ダノンファンタジーがもっと人気になって1本被りになってくれると予想していたのですが、現在単勝4倍以上ついているのは雨と距離のせいでしょうかね。

 

注目はフェアリーポルカ

ピッチ走法寄りの走りなので、『後方一気の豪快な追い込み』のような派手な勝ちっぷりは望み薄ですが、小回りの中距離戦で器用に立ち回ることが問われるレースなら面白い馬。

道悪は未経験ですが、走法や血統からはむしろ買いたい材料。

春と比べて肉体面でも精神面でも成長が覗え、前走での馬群をこじ開けて内を突いた走りは好印象でした(勝ったと思いましたが首の上げ下げで2着)。

追い切りでは後ろから僚馬に追ってこさせ粘る形で好時計を出しており、全体時計以上に充実した稽古に見えました。

コントラチェックやカレンブーケドールらの直後につけて流れに乗り、直線間を割って粘り切るイメージで好走期待。

もう少し内枠の方が良かったとは思いますが、ゲートは悪くない馬なので対応可能かなと。

 

◎ フェアリーポルカ

○  コントラチェック (馬場が渋ったらリッチダンサーの出番)

▲ クロノジェネシス

△ シャドウディーヴァ

△ ブランノワール

△ レッドアネモス(距離は不安だが、道悪は大丈夫そう、ここまで人気がないなら)

 

馬券は三連複のボックスとフェアリーポルカからのワイド流しを考えています。

さてどうなりますか。