さて今週はジャパンカップ。
今年はディープインパクトのラストクロップにして英・愛ダービーなどG1を6勝しているオーギュストロダン、”キングジョージ”でオーギュストロダンに勝ったゴリアット、昨年のドイツダービー馬にしてドイツ年度代表馬のファンタスティックムーンと、欧州のビッグネーム3頭が参戦。モンジュー、ハイライズ、ボルジア、タイガーヒルらが揃った25年前のジャパンカップ並に豪華な来日メンバーとなりました。
一方の日本馬は、リバティアイランドが香港カップ遠征のため出走せず、ジャスティンミラノが屈腱炎で引退と大物が2頭いなくなったのは残念ですが、ドウデュース、チェルヴィニアなどこちらも楽しみなメンバー。
逃げ馬不在、何が先行するのかもよくわからないメンバー構成。カラテかドゥレッツァがハナに立つようなら前半中盤スローペースは必至。ただ、最内に入ったゴリアットは折り合いが難しいタイプなのでこれがかかるようなら乱ペースの可能性も。連続開催8週目とあって秋の天皇賞の頃よりは上がりがかかる馬場状態。前半かなり遅く流れ3コーナーあたりからペースアップしトップスピードの持続力が問われるレースを想定していますがはたして。
注目はオーギュストロダン。
大レースを勝ち切るスピードと決め手の持ち主ですが、加えてこの馬の魅力的な点は立ち回りが巧いところ。序盤からポジションをとれて馬込みや内ラチ沿いでじっと折り合うことができ、勝負どころでは狭いスペースをこじ開けて反応良く抜け出して来れる優等生(これは鞍上のライアン・ムーア騎手の腕も無視できませんが)。序盤後方に置かれがちなドウデュースやチェルヴィニアよりは前々で勝負できるのは今回モノをいいそうです。
検疫厩舎が東京競馬場の内馬場にできて調整もスムーズにできているようですし、展開によっては安田記念のロマンチックウォリアーのような好パフォーマンスで圧勝する場面が見られるかも。
ディープインパクトのラストクロップにして、初めての英ダービー馬、そしてジェンティルドンナやコントレイルをも差し置いて最優の産駒とも言える戦績。その馬の引退レースにジャパンカップが選ばれたというのも感慨深い。エイダン・オブライエン師が看板馬を連れてきた、師自身も来日し、更には日本で引退セレモニーまでやるなど、意気込みは充分すぎるほど。
好レース・好結果を期待。
◎ オーギュストロダン
○ チェルヴィニア
▲ ファンタスティックムーン(終いの決め手の活きる時計の速い馬場を求めての来日、追走が苦しくならない流れになりそうなので人気薄でも非常に面白そう)
△ ブローザホーン(折り合いに進境示した今なら。前走休み明け大敗は度外視)
馬券は4頭の馬連・ワイドボックスに加え、ファンタスティックムーンの単複を考えています。
さてどうなりますか。