東京優駿 注目馬

さて大一番、東京優駿
ペーパーオーナーの持ち馬で過去、青葉賞で権利を獲ってダービーを走った馬が2頭。クラフトワーク(2003年9着)とホオキパウェーブ(2004年9着)。
今回のクリスタルウイングも先の2頭同様、本当に良くなるのは秋以降になりそうで、現状はまだ力が足りていないような気がします。
ですが、ここにきて運は向いてきているんです。
もの凄く切れるわけではないけれどバテない馬なので、馬場悪化で終いがかかりそうなのは歓迎。
中間暑い日が何日か続いても、久々を叩いた2走目のこの馬は(”藤沢流”ながら)しっかりと稽古を積めています。(マイネルチャールズあたりは馬体維持のために調教を軽めにしてましたね)
大外枠は気になりますがゲートの中にいる時間が一番短くて済むと考えれば最悪ではないでしょう。
今年のメンバーは絶対的な有力馬は不在で、どれもちょっと探せば不安な点を挙げられるような馬ばかり。それならば、引き続き追える内田博騎手を鞍上に迎えて、掲示板以上やれそうな雰囲気が少なくないなあ、と。
正直勝つまではどうかと思っているのですが、「ペーパーの持ち馬を控え目に評価した時に激走するというジンクス」(=トールポピーオークスなど)があるので、馬券だけはしっかり買っておきます。


本当の中心馬は、皐月賞と同じくレインボーペガサス
皐月賞では、心配していたスタートでややダッシュがつかずに置かれてしまい、直線でも前が壁になって脚を余す格好になってしまいました。
広い東京コースになって、枠も真ん中の偶数枠。条件は良くなったと思います。
金曜・土曜と雨で、日曜は晴れ。馬場の回復具合によってはコース取りで随分差のつく府中の馬場ですが、そこの見極めは安藤勝騎手のお家芸ともいうべきところ。
馬券はこの馬を軸に。


相手筆頭はショウナンアルバ
皐月賞では暴走して自滅してしまいましたが、やはり共同通信杯でのパフォーマンスは世代屈指のもの。鞍上・蛯名騎手も乗れていますし、そろそろダービージョッキーに名を連ねてもいい頃かも。


前走は騎手が巧く乗れなかったスマイルジャックにももう一度期待。3月デビューで常にローテーション的にギリギリのところを渡ってきたアドマイヤコマンドは、やはり素質が高い。単騎逃げが怖いアグネススターチにも警戒。
それにここ2戦期待した走りが出来ていないのですが、大穴ならレッツゴーキリシマ。穴狙うなら3回続けて。