大地震と原発の事故で揺れた3月。
東日本では競馬が開催できない中、震災前に渡航していたヴィクトワールピサ・トランセンドがドバイワールドカップをワンツーフィニッシュ。久々に明るいニュースが届きました。
日が昇って今日は高松宮記念。今年は阪神競馬場での開催に。
長期の休養から復帰して、ここにきて2連勝のジョーカプチーノ。
スプリンターズステークスで2位入線から降着というアクシデントも、前走快勝で再び波に乗ってきた感もあるダッシャーゴーゴー。
昨年の最優秀短距離馬で明け8歳の初戦も健闘したキンシャサノキセキ。
上位人気はこの3頭。
近走マイル路線を進んでいた馬の転戦はエーシンフォワードのみで、今回はスプリンター仕切りの高松宮記念となりそう。
上位人気3頭はどれも有力とみましたが、ここらで世代交代が起きると見て、注目はダッシャーゴーゴー。
昨年のスプリンターズステークスではキンシャサノキセキに0秒2差つけて2位入線。テンからの超ハイペースにはなりにくい阪神コースでは、より前につけられるダッシャーゴーゴーの方が、スピードに乗るのにやや助走が要るキンシャサノキセキより競馬しやすいのでは。
ジョーカプチーノは勝ちっぷりが鮮やかだったとはいえ、ダッシャーゴーゴーと比べると相手メンバーが軽かった印象。ハナを切ってスイスイと行ければスプリントG1でも強そうですが、果たして。
◎ダッシャーゴーゴー (好位から終いしっかり、コース・鞍上との相性も良さそう)
○キンシャサノキセキ (芝1400mの阪神カップ連覇、1200mでどうか)
▲ジョーカプチーノ (時計勝負になればこの馬か)
△サンカルロ、スプリングソング (阪急杯はなかなか好内容だったと思う)
△ヘッドライナー、サマーウインド (3強が前をかわいがるようなら)