有馬記念 予想

先週の朝日杯フューチュリティステークスはダノンプレミアムが優勝。

ケイティクレバーの逃げは半マイル通過47秒2のスローペース。

好発を決めたダノンプレミアムは3番手の内で折り合い、直線前が開くと早々に先頭へ。

後方がバラけて差し馬が伸びてくる中、坂を一気に駆け上がり逆に突き放して独走態勢。最後は余裕のゴールインとなりました。

ダノンプレミアムは進路取りもスムーズだったのですが、直線で突き放す脚が他の馬とレヴェルが違っていて、競走馬としての完成度の違いがはっきりと表れていました。完勝。

ステルヴィオは0秒6差離されて2着。残念ながら今回も後ろの方からの競馬になってしまいましたが、折り合いもついていたように見えましたし、直線両側から挟まれて窮屈になった時も進路をしっかり主張して抜け出し、最後までしっかり伸びて2着争いを制しました。

ただ、登り坂で前を捕まえたいところで逆に突き放されてしまってはそこまで。今回は相手が強かったですね。

馬券は抑えで買っていた馬単が当たり一応のプラスでした。

 

日曜日の話を書く前に、少し土曜日のレースの話を。

中山大障害単勝人気1.1倍のオジュウチョウサンが勝ち、連勝を8に伸ばしました。ジャンプのG1はこれで4勝目。

結果的には大本命の勝利で堅くおさまった訳ですが、2番人気のアップトゥデイトと林騎手の戦いぶりには素晴らしいものがありました。

序盤から果敢に飛ばして2番手・オジュウチョウサン以下との差を広くとり、究極の体力勝負で逃げ粘りを狙う勝負策。オジュウチョウサンはかなりきつめのロングスパートを強いられる形になりました。

終盤2頭の差が縮まってからもアップトゥデイトは抵抗を止めず、順位が入れ替わったのは決勝線直前。アップトゥデイトはよく戦いました。しかし、王者オジュウチョウサンはそれ以上に強かった。

勝ち時計4分36秒1はレコードタイム。0秒1差入線のアップトゥデイトにしても、26年間破られなかったシンボリモントルーの4分37秒2のレコードタイムより1秒速かったわけで、強い敗者でありました。記録・記憶ともに残るであろう名勝負。

 

さて、今週はいよいよ有馬記念

G1になったホープフルステークスが後日行われることになって、年末の締めくくりという意味合いはなくなりましたが、兎にも角にもグランプリ。メンバーは揃いました。

中山大障害は大レコード決着でしたが、芝コースは連続開催で徐々に時計がかかるようになってきていて、軽快さだけでは攻略が難しそうなコンディションになっているようです。もともとトリッキーな中山芝2500mコースと相まって、予想は難しい。。。

 

注目は、やっと調子が上向いてきたように見えるヤマカツエース

前走あたりはいったん伸びかかって失速していたあたり、まだ調子が上がってきていなかったようでしたが、この中間はしっかり稽古を積めてきています。大きく変わり身がありそう。

昨年のこのレースでは0秒3差4着。過去には中山で重賞2勝と相性がよく、この一番に体調が整ってきたのは何より。

また、春の目標レース・大阪杯では外枠を引いてしまい、後手後手に回って悔しい敗戦となってしまいましたが、今回は絶好の最内枠。

今度こそ力を出しきって欲しいところ。

 

トリッキーなコース設定でのシーズン終盤の一戦。

相手には中山コースに実績がある馬、力の要る馬場に向く馬を人気薄でも拾う形で。

 

ヤマカツエース

レインボーライン

クイーンズリング

トーセンビクトリー

サウンズオブアース

ミッキークイーン

 

馬券はヤマカツエース複勝厚めに、単勝、ワイド流しなどを考えています。

さてどうなりますか。