アルゼンチン共和国杯 注目馬

たまたまつけていたテレビで、ジャパネットたかたの通販番組がかかっていました。商品が大型テレビで、うたい文句に「この大画面で、先日の菊花賞を見れたら〜」などと言っていました。世間での競馬のポジションがディープインパクトのおかげで変わってきたみたいですね。


ア共和国杯 枠順(netkeiba.com)


ここのところ週末ごとに雨が降っていましたが、今週は乾いた馬場で競馬ができそうですね。


今年はナチュラルナイングラスポジションのような派手な上がり馬がいないので、人気の中心となりそうな馬が今一つ読めません。メンバー18頭を色分けすると、実績一番・GIホースのデルタブルースがいて、東京コースに狙いを定めてきた3歳馬が2頭いて、この距離・クラスの常連のその他大勢。その大勢の部分ですが、何度も対戦しているのに走るごとに順番が入れ替わるメンバー。締め切り間際になってみると、穴狙いのつもりの馬券が意外な低配当になっているかもしれません。勝ち馬探しも難解そうですが、買い目決断もまた難解そうです。


菊花賞デルタブルースは昨年の有馬記念以来の10ヶ月半ぶりの出走。結果次第では次走ジャパンカップを予定しているとなれば状態は9分程度にはなっているでしょう。ハンデ59キロの酷量ですから、(単勝上位人気になっても)配当面では妙味が残りそうですが、斤量に泣いて惨敗という可能性も高いと思います。


参考レース:昨年の兵庫特別(netkeiba.com) 阪神芝2500m・1000万条件戦


本格化前、休みあけという言い訳はつきますが、デルタブルースはこのレースで5着。勝ったブリットレーンから3キロもらいの0.8秒差。3着エローグから2キロもらいの0.6秒差。今回は逆に両馬に6キロずつハンデをあげていて、しかも休養あけ。3歳秋からの成長分を見込んでも、今回についてはその他大勢グループと大差ないと見ました。先行からの早め抜け出し策も、今回の東京2500mコースには向かないと判断して、パドックで具合が良さそうに見えた場合の押さえまで。


3歳馬2頭は両方とも軽視します。成長期に骨折で鍛えられなかったスムースバリトン古馬相手ではまだ厳しいでしょう。ニシノドコマデモも夏負けで復帰戦がここまで伸びたのがマイナスポイント。東京コースで好成績といっても、つきつめてみると重賞では同世代相手でも勝ちきれていないのであって、古馬相手の斤量54キロは恵量ではないでしょう。


今回は、勝つならこの馬という馬が見つからなかったので、馬連ボックスで買いたい馬を、人気も考慮しながら選びました。(実力が同程度なら、人気がない≒他馬からのマークが緩い(?) 方が、上位に来るのではという予想、というか願望)
注目馬はまず、追って長く良い脚を使うハイフレンドトライ。前述の兵庫特別出走組から、スタンド前発走に不安のあるブリットレーンよりはエローグの方を。京都大賞典は流れの向かなかったサクラセンチュリーダディーズドリーム。58キロでも走るときは走るマイソールサウンド。春から続けて買ってきていたビッグゴールド(陣営は「離して逃げる」と言っていますが、個人的にはそろっと行って欲しい)。


ファンタジーステークスの方もピンと来なかったのですが、マルカアイチャンあたりが気になります。