珍しく種牡馬の話

有馬記念の回顧を書こうと下書きをしながらJRA公式サイトを覗いていたら、サンデーサイレンスが今年のリーディングBMSになっているのをみつけました。確か先週まではノーザンテーストが若干のリードを保っていたはずだったのに、最後の最後で逆転した模様。もちろんリーディングサイヤーとの二冠。あ、、、2歳馬だけのBMSリーディングもサンデーサイレンスなので三冠か。


サンデーサイレンス直仔のいなくなった2歳馬世代のリーディングサイヤーアグネスタキオン。上位20傑の中で輸入種牡馬は、8位のフレンチデピュティ、間があって18位ボストンハーバー、19位ブライアンズタイム、20位チーフベアハートの4頭のみ。あとはマル父がつく馬が11頭と、現役時マル外だった馬が5頭。なんだかすごいリストです。


近い将来、1950年代のクモハタ以来の内国産種牡馬によるリーディング首位奪取を、阻止するとしたらフレンチデピュティかなと思っていましたが、今年は2歳部門も総合部門(9位)も今ひとつの成績でしたね。サンデーサイレンス産駒はアタマ数の違いとアーニングインデックスを考えるとあと2年ぐらいは首位でしょうから、3年後、、、リーディングはフジキセキかもしれない。
(予想 ◎フジキセキ、○タニノギムレット、▲サンデーサイレンス、△ダンスインザダークフレンチデピュティアグネスタキオン、大穴でワイルドラッシュに期待も3年後では産駒数が少なすぎるか)


(追記)
内国産種牡馬のリーディングってアローエクスプレスが獲っていなかったっけ?と確認したところ、中央・地方あわせてのリーディングで1980〜81年に獲っていました(中央のみのリーディング首位はテスコボーイ)。それでも四半世紀前です。
内国産が首位を獲れば、歴史的には快挙なんでしょうけれど、当たり前のようにその時代がやってきそうなのが不思議な感じです。