安田記念 雑感

ウオッカが大逆転勝利で連覇。勝ち時計は1分33秒5。

ウオッカは先行集団をいつでも捕らえられる位置で直線を迎えたものの、後方から先に進出したディープスカイファリダットらに前にカベを作られて抜け出せない。
残り150mで半ば強引に馬群を割ると、ディープスカイをゴール前捕らえて3/4馬身逆転。
昨年のダービー馬すら格が違うといった感じでねじ伏せました。

とにかくゴール前で馬群から抜け出してくる脚が凄い。
過去、「そこを抜けてくるか!」という印象を持ったレースとして、テイエムオペラオー有馬記念とか、トロットスタースプリンターズステークスのビデオを見返してみたのですが、それらが前の馬の脇を縫う様に抜けた印象なのに対し、今回のウオッカはもっとカクカクした荒っぽい走りに見えました。
真横にステップして隙間に首を突っ込んで隣の馬を弾き飛ばしたような感じ。
(真横になんて動いているわけはないですが)
スマイルジャックが躓いて審議になっていましたが、ウオッカが絡んでいたかも、とヒヤヒヤしていました。

馬券は○→◎で馬連的中。
ですが、何か閃いて買い足したスーパーホーネットウオッカの馬単が足を引っ張ったせいで、かろうじてプラス収支といった感じ。
あまり買いたくないディープスカイに本命をうって的中させたならそんなに悪い結果ではないのですが、ウオッカとその他に予想以上に力の差があったのと、スーパーホーネットが案外な走りに終わってしまったことであまり喜べず。

他に感じたこととしては、コンゴウリキシオーがそろそろG1の舞台では厳しくなってきたかなぁと。
そんなにスタートを極めるタイプでもないですが、ハナに立つのにずいぶん苦労していたし、馬場の問題があるにせよちょっと衰えが目立つなあと思いました。
この馬が出てくるとレースが締まるので、馬券を買う買わないを離れて好きな馬だったのですが。