桜花賞の予想

ニュージーランドトロフィーマイネルスケルツィが勝ってしまい、1ヶ月続いていた「奇妙な符合」は途切れてしまいました。
それでも、まるまる1ヶ月は条件にはまる馬しか勝っていなかった上、条件外の馬が勝つ割合の低さを考えて、桜花賞もこの条件で絞ってみたいと思います。


出走馬中、条件にはまらない馬はたったの4頭なのですが、その中には単勝1番人気が予想されるアドマイヤキッスが含まれています。これを連下以下にとどめれば投資を抑えて好配当をのぞむことができそうな気がします。


時計のかかる今の阪神芝コースですが、やはりGIの格を前にすると「逃げてどこまで」タイプの馬が勝つことは考えにくいです。先行するにしても、差しにまわるにしても、それなりに決め手を持つ馬でなければフルゲートの馬群をさばききれるものではないと思います。そこで、パンパンの高速馬場での決め手しか持っていない馬を避けつつ、力の要る馬場での決め手を持つ馬を中心視しようと思います。


混戦模様で1頭に絞るのは難しいので、第1グループとしますが、中心視するのは、雨中の阪神JFを制したテイエムプリキュアと、前哨戦の中では1番レヴェルが高そうに見えたフラワーカップの1・2着馬、キストゥヘヴンフサイチパンドラの3頭。特に、阪神JFからの4戦では格下馬に取りこぼす場面も多かったフサイチパンドラの変わり身に注目。GIのペースなら折り合いに不安なく追走できるのでは。


連下候補として2頭ほど。アルーリングボイスは、本当ならば第1グループで挙げるべき馬なのですが、いくら休み明けとはいえ、得意の1400m戦の前走の負け方が気になったので、評価を下げました。もう1頭、人気はなさそうですがタッチザピークの決め手に注目。前走は残念な結果でしたが、時計がかかった紅梅ステークスでの末脚を再現できれば上位進出も大いに可能と見ました。


距離伸びてこそと思っていたエイシンアモーレは、イレこみ癖のせいでここまでマイル戦でまともな競馬をしたことがないので、今回は狙わない方向でいきます。
あとは関東馬にもなかなかよさそうな馬がいますが、美浦からの遠征の不利を考えるとこちらも「買い評価」を与えるほどの馬はいないと判断しました。コイウタは早めに西征して調整しているようですが、それでもアウェイはアウェイでしょう。