エリザベス女王杯 予想

まずは先週のJBC3競走について。

最初に行われたJBCスプリントはグレイスフルリープの優勝。

スタートを決めて飛び出したマテラスカイが、3コーナーの下りでも息を入れずに前半33秒7のハイペースで先行。4コーナーで若干息が入るも他の先行馬は軒並み息切れ状態で、唯一2列目最内を回ってきたグレイスフルリープと2頭での一騎打ちに。残り100mぐらいの地点で並んだグレイスフルリープがクビ差前に出たところがゴール。

マテラスカイの徹底先行からの消耗戦にグレイスフルリープが受けて立つという、なかなか見応えのある一戦でした。

テンにスピードが乗るまで少々もたついたネロは1秒0差11着。中心視していたネロが沈みましたがタテ目が入って馬券はワイドが的中しました。

 

続いてメインレースに組まれたJBCクラシックケイティブレイブの優勝。

サンライズソアがハナを主張して向こう正面ではペースは落ち着きそうな流れだったのですが、先行集団の一角にいたテイエムジンソクの抑えが利かなくなり乱ペースに。中団でよく脚を溜めていたケイティブレイブが4コーナーで前に取り付くと、逃げ粘るサンライズソアを悠々と交わして先頭に。オメガパフュームが追い込んで2番手に上がるも、ケイティブレイブは余裕の先着ゴール。

ケイティブレイブは4コーナーで馬群の外目を上がる様子が手応え抜群で、もうその時点で勝負があったような印象でした。テイエムジンソクの暴走でプランを崩された馬が多い中、鮮やかにロングスパートを決めての完勝。

狙っていたセンチュリオンは1秒4差11着。4コーナーではケイティブレイブの内を通っていたんですが、手応えが全く違っていました。そこまでの追走に消耗していましたね。

 

最後はJBCレディスクラシック、アンジュデジールが競り合いを制しての優勝。

アイアンテーラーの逃げはまずまず平均ペースでしたが、サルサディオーネに早々に競りかけられて4角で後退気味に。代わって2列目からアンジュデジールとラビットランが並走しながら前に出て、直線は激しい叩き合い。ラビットランがいったんは抜け出すも、アンジュデジールがファイトバックして再逆転。2頭並んでのゴールは内のアンジュデジールの勝ちに。

JBCクラシックと比べると流石にレヴェルが落ちる印象は受けたのですが、ゴール前の攻防は面白かった。横山典弘騎手がよく馬に持ちこたえさせたなあ、と。

アイアンテーラーは積極策に出ましたが、競りかけられてマイペースに持ち込めず1秒7差8着まで。しかしこのメンバーでもテンを主張して行けたのですから、収穫はあったのでは。

 

クラシックとレディスクラシックの馬券は外れるも、スプリントの的中で一応はプラス収支になりました。

 

さて今週はエリザベス女王杯

3歳馬の大将格アーモンドアイと、古馬の大将格ディアドラが揃って不在でやや混戦模様。

京都の芝コースはおそらく明日も晴れて良馬場、相変わらず高速馬場の部類ですが、連続開催6週目で徐々に時計がかかるようになってきました。

去年は距離に不安のあったクロコスミアが極端なスローペースに落とし、上がりだけの競馬になりました。後方に位置していたディアドラやリスグラシューは勝負にならず、中団後ろ目にいたミッキークイーンは猛然と追い込むも3着まで。道中、前にいないと話にならない展開でした。

今年はクロコスミアの他により距離への対応力がありそうなプリメラアスールがいるので、去年ほどのスローペースにはならないと見ていますが、どうなりますか。

 

注目はリスグラシュー

昨年のこのレース出走の時の馬体重は444キロ。1年経ったこの秋は馬体がグンと大きくなり、逞しくなってきました。おそらく馬体重は470キロ弱ぐらいでの出走になるのでは。

前走の府中牝馬ステークスではディアドラの鬼脚に屈しましたが、終いの脚は鋭く、4歳秋を迎えての充実ぶりがうかがえました。

使っての上積みもあり、G1初勝利のチャンス到来か。

 

相手は前年覇者のモズカッチャン。

少々馬場が渋り気味だった札幌記念でサングレーザーとタイム差なしの3着。そこから3ヶ月空いての実戦ですが、稽古はしっかり動けているようです。

淀の芝コースでは大崩れはなく、馬場はもう少し時計がかかるような状態の方が信頼度は上がりますが、極端に速い時計が出る馬場でなければ大丈夫。

 

カンタービレは内回りの方が持ち味が出そうですが、稽古が良い動きで状態は良さそう。淀の下り坂は器用にこなしますし、前々で立ち回って上がりの競馬になれば勝機もあるかも。

 

1馬人気に推されているノームコアは、前走紫苑ステークスの勝ちっぷりがインパクトのあるものでしたが、疲れが出て秋華賞は回避し、2か月ぶりの実戦。調整の難しい馬で狙ったレースへ向けてなかなか仕上げられない印象があり、さらには初の関西遠征。稽古も負荷がかかっていないように見え、あまり信用できないかなと。

 

リスグラシュー

○ モズカッチャン

カンタービレ

スマートレイアー

△ プリメラアスール(前残り警戒)

△ ヴァフラーム(長距離適性は随一、巧く脚が溜められれば人気薄でも)

 

馬券はリスグラシュー・モズカッチャンの馬連ワイドを本線に、三連複で好配狙いを考えています。

さてどうなりますか。

 

 

JBC・3競走 予想

先週の天皇賞レイデオロの優勝。

発走直前に放馬のアクシデントでダンビュライトが競走除外に。逃げ候補の1頭だった馬の離脱で、かえって作戦が立てやすくなったのかもしれませんが、ゲートが開くとキセキがハナを主張して前へ。隊列は1コーナーでほぼ決まりました。

前半1000m通過は59秒4、かなり時計の出やすい馬場状態だったのでこのメンバーではスローの部類で、残り800mぐらいの地点からのロングスパート勝負に。

4コーナー6番手から外目を進出、残り100mぐらいの地点で前を捕えたレイデオロが1馬身ほど抜け出してゴールへ。

残り200m地点で脚色がいっぱいになりつつも懸命に粘っていたキセキを、最後の最後にかわしたサングレーザーが0秒2差で2着。キセキは同タイムで3着。

 

神戸新聞杯ジャパンカップでの好走歴から、スローペースからのロングスパート勝負に対してレイデオロは適性があるとは思っていました。しかし、それらよりペースの忙しくなる2000m戦、それも軽い馬場での古馬G1戦でアタマまで突き抜けてくるのは予想以上の好走でした。フルゲートではなかったとはいえ、ペースの速くなった4コーナーも外目に進路を確保しながら巧く回っていましたし、かなりの好内容だったと思います。実のところ、2400m戦よりは2000m戦の方が向いているのかもしれません。

 

サングレーザーは道中はレイデオロの直後につけ、同じように4コーナーは徐々に外へ出しながら加速、直線は大外を伸びての2着でした。こちらはだいたいイメージした通りの戦いぶりで、レイデオロが前にいた分、より外を通らされることにはなりましたがゴール前の脚はかなり良いものがありました。直線坂のところでもう少しパワフルに前進できていれば、、、という思いもありますが、中距離G1で勝負になる力は証明して見せました。

キセキは毎日王冠につづく好走で、復調したと言ってよいと思います。前半もう少しリードができれば尚良かったと思いますが、あれ以上のペースだと2000m戦では逆に失速する原因になったかもしれません。次走は距離を延ばしてジャパンカップを予定とのことで、体調整えば面白そうな存在に。

スワーヴリチャードはゲートを出たところで隣のマカヒキに思いっきり寄られて接触。怯んで走る気をなくしてしまったようで、良いところなく1秒5差10着敗戦。こちらは残念な結果に。

 

馬券はサングレーザーとキセキのワイドが的中しました。

 

 

さて今週は初めて中央場所で行われるJBC。

京都のダートコースを舞台に、クラシックが1900m、スプリントが1200m、レディスクラシックが1800mで、それぞれ16頭フルゲートの参戦。

地方競馬の馬券に最近は全く手を出していないこともあり、力量がよくわからない馬も多いので馬券は少額で考えています。

 

メインのJBCクラシックが行われるダートの1900mコースは、正面スタンド前から出る周回コース。コーナー4つで最後の直線が平坦で短い設定ですから、普通に考えると先行馬が有利なはずなのですが、後方からの追い込みも結構決まるので難しい。特に体力面で足りないところのある馬は、淀1800mで実績があっても、また余裕のあるペースで逃げていても、終い失速しがちなイメージです。

ただ、このコースの上級クラスのレースはあまり多くなく、準オープン以上で年に5回。一番格上の5月の平安ステークス(G3)には、かしわ記念が近いこともあってトップレベルの馬はあまり使ってこないという具合なので、今までのイメージもあまりアテになりそうにありません。

 

晴れの日が続いてダートコースは乾いているようですから、血統面も参考に、持久力に優れた馬を一応狙ってみます。

 

注目はセンチュリオン

中山ダート1800mに良績が集中する馬で、休み明けの白山大賞典を叩いての参戦。

力の要る良のダート戦での体力勝負に強く、徐々に徐々に力をつけてきた1頭。オープンに上がってからしばらくは前目につけられないレースが続きましたが、6歳の今年になってからは弱点解消。馬場が渋らなければ序盤にスピード負けはしないようになってきました。

前走白山大賞典は展開が向いたグリムにスイスイ逃げ切られてしまいましたが、外から力強く伸びて2着。不向きの高速ダートにしてはかなりの好走となりました。

淀遠征は初めて。以前阪神に輸送された際は大敗しましたが、今季は金沢遠征の後も強い稽古をこなしており、輸送による消耗はだいぶ軽減されてきたように思います。追い切りで動かないタイプの割によく駆けており、元から叩き良化型なのもあって上がり目は期待充分。

内枠を引いたのは好材料。砂をかぶってどうこうの心配は少ないですから、この枠で序盤に位置がとれれば好勝負できそうです。

今現在、ダート重賞戦線で勝ちっぱなしの王者はいませんから、6歳にしてこの馬に好機到来か。

 

センチュリオン

注 シュテルングランツ

 

馬券はセンチュリオンの単複狙い。シュテルングランツはデビュー前から期待していた馬で、中央にいたころからよく馬券を買っていたので、単複100円ずつぐらいは入れるつもり。

 

JBCスプリントの行われる1200mコースは、重賞で使われていないコースでこれまた難しい設定。下り坂の3~4コーナーを回って直線平坦なら、オープンクラスの内枠先行馬が充分粘れるのでは、という狙いで。

 

◎ ネロ

○ マテラスカイ

▲ グレイスフルリープ

 

同厩舎のネロとマテラスカイが潰しあうような展開はお互い避けるだろうという読みで、より内枠のネロの単勝と、3頭のワイドボックス狙い。

 

牝馬限定のJBCレディスクラシックは、準オープンクラスの馬も混じるメンバーで前2競走よりは軽い組み合わせ。地方の深いダートでしか良績のない馬、ダートの1800mだと距離面で不安のある馬もいるので、一波乱二波乱あるかも。

 

◎ アイアンテーラー

○ プリンシアコメータ

▲ アンジュデジー

△ クイーンマンボ

△ リエノテソーロ

サルサディオーネ

 

浜中騎手が手の内に入れてきて良績が続いている上がり馬、アイアンテーラー狙いで。単勝と、馬連・三連複流し。

 

さてどうなりますか。

天皇賞・秋 予想

先週の菊花賞はフィエールマンの優勝。

序盤、スタートを決めたジェネラーレウーノがハナを主張すると内枠のアイトーンがすぐに控えたため、単騎先頭の展開に。序盤1000mが62秒7、中盤1000mが64秒2とかなりなスローペースになり、予想外の団子状態でレースが進みました。

緩い流れは2週目の下り坂に入ってもほぼ変わらず、直線2Fの上がり勝負に。

早めにポジションを押し上げ、4コーナーで先頭にとりついたエタリオウが大外から先頭に立つと、内でコースが開くのを待っていたフィエールマンが鋭く伸びてきて2頭の争いに。ゴール前、フィエールマンがエタリオウに併せに寄り、ハナ差競り落としたところが決勝線。

フィエールマンは下り坂を非常に巧くこなしていました。1周目の下りでは無理なくポジションを上げて先団の後ろ目の好位置につけ、2週目の下りでは脚を貯めながら前を捕まえられる位置をキープしていました。勝ち時計の3分6秒1は良馬場の菊花賞としては凡庸ですし、上がり3ハロン最速とはいえ5頭が横並びの最速タイ。この数字だけではどの馬が勝ってもおかしくないような中でこの馬が勝てたのは、レースが非常に巧いからではなかったでしょうか。

先に挙げた下りの巧みさの他にも、道中無理なくポジションを獲りにゆけるスピード、折り合って待機できる精神面の安定、鞍上のゴーサインに即座に反応し一気に加速できる身体能力。実質直線だけの勝負で、前の馬が壁になっていたのにも関わらず勝ちをもぎ取った要因は、器用さが強さに直結したからというように見えました。今回のレースでは、例年の菊花賞では求められないレヴェルのギアチェンジの巧みさが問われていたので、今後の大レース、例えばジャパンカップでも期待できる1頭だと思います。個人的にはドバイシーマクラシックで見てみたいなと。。。

馬券は本線の単勝と抑えの複勝が当たってなかなかの配当に。

 

さて今週は秋の天皇賞、G1馬が7頭揃った濃いメンバー構成になりました。

金曜日の晩に雨が降ったにもかかわらず、府中の芝コースは時計の出る馬場状態です。2歳馬でも33秒そこそこの上がりを使えているので、古馬G1の天皇賞はペース次第ではかなり高速決着になりそうです。

逃げ馬不在で展開は読みにくいですが、ダンビュライト陣営が控える作戦を明かしているので急流にはならないでしょう。アルアインかサクラアンプルールあたりの先導で前半はゆったり流れると予想しています。ロングスパートが得意なスワーヴリチャードやミッキーロケット、長く追えるオドノヒュー騎手を配してきたステファノスらの存在から、後半は一転激しい競馬になりそう。

 

注目はサングレーザー。

昨年の今頃はマイル戦線の上がり馬といった存在で、ちょうどスワンステークスで初重賞勝利を飾ったところでした。そこから秋・春のマイルG1に挑戦するも掲示板まで。今夏からは中距離路線に矛先を変えてきました。

札幌記念は時計のかかる馬場で前傾ラップというかなり厳しい消耗戦になり、サングレーザーはバテて下がってくる先行馬を交わしながら馬群を鋭く割って出ての差し切り勝ち。長く脚を使いながらもう一段速い脚も繰り出せるというこの馬の長所が出ました。

今回の馬場条件はそれとはかなり異なるでしょうが、府中の長い直線でロングスパート勝負を繰り広げるなら、この馬の”終いのもうひと伸び”がモノを言いそうです。

安田記念では外々を回るロスがありながらの0秒2差5着で、外枠(16頭立ての15番枠)が響いたところもあったかと思います。今回は13頭立てに収まりましたし距離の違いで序盤もそれほど忙しくないはず。

浅見厩舎流の調整で直前は軽めの稽古でしたが、先週日曜の坂路調教は抜群の気配。

モレイラ騎手の手綱でスムーズな競馬ができれば、強敵相手でも初G1のチャンスと見ました。

 

早め先頭で目標にされそうですが府中の2000mは適条件と見えるスワーヴリチャードが相手。

キセキは毎日王冠でようやく復調ぶりが見えてきました。中間も意欲的に稽古を積んでおり、輸送がうまくいけばかなりやれそうです。高速馬場でのロングスパート勝負は祖母ロンドンブリッジ譲りのスピードが活きそう。

左回りの府中で軽い馬場なら一発ありそうなヴィブロスにも警戒。

 

◎ サングレーザー

○ スワーヴリチャード

▲ キセキ

ヴィブロス

 

馬券はサングレーザーからの馬連・ワイド流しなどを考えています。

さてどうなりますか。

 

菊花賞 予想

先週の秋華賞はアーモンドアイが勝って牝馬三冠達成となりました。

ミッキーチャームが積極的にハナに立つと、ほどなく隊列が決まって前半はややゆったりとした流れに。3コーナーの坂からミッキーチャームが徐々にペースアップし、後続とのリードを広げながら直線へ。

番手勢が失速してゆく一方で快調に粘り込みを図るミッキーチャームに対し、外から勢いよく追い込んできたのがアーモンドアイ。上がり33秒6の末脚でゴール前一気に抜き去り1馬身半差で先着。ミッキーチャームが内で粘り切っての2着。3着にはアーモンドアイの更に後ろから追い込んだカンタービレ

アーモンドアイは予想通りの大幅体重増(プラス14キロ)で、こちらも予想通りにスタートが合いませんでしたが、出遅れ分は軽微ですぐに中団で折り合いました。道中は折り合いに専念し、4コーナー途中、残り450mぐらいのところからスパート。短い直線で大外ぶん回しという荒っぽい競馬でしたが、決め手の差で他馬をねじ伏せました。

決して美しい勝ち方ではなかったのですが、二冠馬の格にモノを言わせての豪脚炸裂。付け入る隙はあったはずなのですが、女傑を王座から引きずり下ろす何かは最後まで起きませんでした。シンプルに強かった。

ミッキーチャームは自分から仕掛けて後半の持久力勝負の形に持ち込んで善戦しました。もっとスローペースでごちゃごちゃした馬群の方がアーモンドアイを慌てさせたかもしれませんが、この馬のレースぶり自体はとても好感が持てました。長く脚が使え、ペースの上げ下げの自在性もあるので、もう少し体が大きくなれば将来G1を獲れるかも。

狙っていたカンタービレは、予想していた先行策ではなく、アーモンドアイをマークするような位置からの競馬に。決め手比べでは劣りましたが、上がり33秒9の追い込みで3着に。新味が出て、これはこれでなかなかの結果では。

ラッキーライラックは0秒8差9着、乗り替わりが響いたように見えました。始終リズムが悪そうな走り。残念なレースでした。

 

さて今週は牡馬クラシック最終戦菊花賞

ダービー馬ワグネリアンは不在で、混戦模様のメンバー構成。皐月賞エポカドーロに、新潟記念古馬相手に快勝したブラストワンピース、ダービー4着のエタリオウあたりが人気になっていますが、かなり割れ加減です。

おそらく晴れて淀の芝コースは良馬場でのレースになりそうですが、土曜までの競馬を見ると、超のつくような高速馬場にはなっていません。

最内枠にアイトーン、他ではジェネラーレウーノ・エポカドーロ・メイショウテッコンが内寄りに並び、最序盤のポジション争いはやや激しくなりそう。隊列が決まってしまえばペースは落ち着くでしょうが、道中の馬群はそうは固まらず、揉まれ弱い馬には有利に働くかもしれません。

 

人気サイドの馬やトライアル上位組はだいたいマイル~中距離向きの見立てで、初の芝3000m戦は不安。今回はG1実績が足りなくても血統配合で魅力的な馬を狙いたいと思います。

 

注目はフィエールマン。

まだ成長途上で間隔をあけつつレースを使われており、今回はキャリア4戦目で3ヶ月半ぶりの実戦。距離は1800m戦しか経験がありませんが、配合的には長いところに向きそうです。

ゲートにやや不安が残りますが、山藤賞で見せた無理なくポジションを押し上げられるスピードや、ラジオNIKKEI賞で見せた強烈な末脚はたいへん魅力的で、淀の3000mの舞台でも大きな武器になりそう。折り合いへの不安も少なく、追い出されてからの反応も上々。馬群の中に入れるよりは揉まれない位置をキープするような作戦になると予想していますが、予想したレース展開にも巧く嵌まりそうです。

細化していた馬体も戻り、直前の稽古も良い動きでした。

先週のラッキーライラックとは違い、こちらは石橋騎手が怪我をする前からルメール騎手への乗り替わりでここ参戦が決まっていた馬。手合せの準備は進んでいますし、6番人気前後で配当妙味もあり。

狙うならここでしょうか。

 

◎ フィエールマン

注 コズミックフォース、グロンディオーズ

 

馬券はフィエールマンの単勝狙いを中心に。

他馬で一番気になるのがこちらもキャリアの浅いグロンディオーズですが、抑えを馬連かワイドにするのか、フィエールマン複勝にするのかはもう少し考えます。

揉まれない位置からロングスパートという形が取りやすそうなコズミックフォースはフィエールマンとのワイドでも万馬券予想なので、これは100円ぐらい抑えてみようかなと。

さてどうなりますか。

 

秋華賞 予想

先々週のスプリンターズステークスはファインニードルの優勝。

ワンスインナムーンがテンの激しい争いを制し切りハナを奪い、前半600m通過は33秒0。馬場発表は稍重でしたが雨の降る中のレースで大分時計がかかるようになっていて、これは逃げ馬にはかなり厳しいハイペースだったと思います。

時計のかかる馬場で前傾ラップとなればファインニードルの出番。道中2番手に控えたラブカンプーが必死に粘り込みを図りますが、中団から力強く坂を駆け上がってきたファインニードルがゴール前キッチリ差し切って先着。春秋スプリントG1連覇となりました。

ファインニードルに馬場と展開が向いたとはいえ、終いの伸びは出色で着差以上に強さを感じました。次どこを狙うのかはまだわかりませんが、香港スプリント遠征でも今の力量なら勝ち負けになるのでは。

ハナを奪えなかったラブカンプーが番手追走からの抜け出しで2着確保。3歳牝馬で斤量面の恩恵があったとはいえ、大健闘だったと思います。使い詰めで稽古の動きも振るわないように見えたので、この結果は意外でした。雨が降っていたせいもあるかもしれませんが、コーナリングがぎこちない馬と陣営からコメントされていた馬が、今回は巧く4コーナーを回って先頭に立った場面が印象的でした。

期待していたセイウンコウセイは、テンに行ききれず外を回される格好になり12着惨敗。力を出せない展開になってしまったので、これで人気を落とすようなら次走(JBCスプリントか?)馬券妙味が出るかも。

 

さて今週は秋華賞

リリーノーブル・レッドサクヤ・マウレアらが故障で戦線離脱、サトノワルキューレとノームコアは態勢整わず回避。抜けた1番人気の春二冠馬アーモンドアイと、2番人気の2歳女王ラッキーライラックが休み明けぶっつけ本番のローテーション。大波乱の目もあるかもしれません。

今日の淀の芝コースはおそらく良馬場、しかし特段時計の出やすい馬場にはなっていないようです。

 

アーモンドアイはオークス以来の5か月ぶりの実戦。

大きなストライドから繰り出される終いの決め手が特長でトップスピードへの加速も早いのですが、コーナリングの器用さが問われる京都内回りコースはあまり向いていないように思います。ゲートにも不安のある方ですし、序盤もたつく様なら差し届かずの可能性も少なくないでしょう。

美浦坂路で49秒7の猛時計を出していましたが、美浦の坂路時計の価値はアテにできないもの。馬体重も大幅に増えているようで、春の走りのイメージでいると危ないかも。。。

二冠牝馬で抜けた一番人気になるのは当然でしょうが、馬券妙味は全くなく、今回はあまり買いたくないなという印象。

 

ラッキーライラックも同じくオークス以来の出走。

器用さ、レースぶりの安定度で言えばアーモンドアイよりこちらの方がずっと狙いやすいのですが、やはり休み明けなのが気になるところ。調整遅れでステップレースを使えなかったので気になっていたのですが、幸い稽古はよく動けていたので態勢は整っているようではあります。

問題は石橋騎手の怪我による急な乗り替わり。短い直線で馬群を割って差してくるような競馬になると予想しているので、できればこの馬には乗りなれた騎手で出走してきて欲しかったです。他馬のアクシデントに巻き込まれての落馬事故が本当にもったいない。。。

 

ローズステークスの勝ち馬カンタービレも乗り替わりになりますが、こちらはより前々で立ち回る脚質の馬。内枠を引いたこともあり、逃げの手にでるかもしれません。武豊騎手の手綱でマイペース先行となれば、乗り替わりの不安は気にしないで済みそうです。

ピッチ走法で機動力に富み、淀の内回りはかなり向いていそう。小柄な牝馬で連戦が続くと調整が難しくなりそうなので、おそらく今回が狙いどころ。

 

ダンサールはかなり注目している馬で、先々は重賞を勝てる馬だと見ていますが、京都の下り坂は苦手にするかもしれません。初コースなので走ってみたら大丈夫なのかもしれませんが、その点が不安。

 

他ではラテュロス・ミッキーチャームらの先行勢の粘り込みに警戒。

前走は太め残りだったハーレムラインは叩かれての大きな上積みが見込め、この人気ならかなり楽しめそうな1頭。

 

カンタービレ

○ ラッキーライラック

▲ ラテュロス

△ ミッキーチャーム

△ ハーレムライン

△ ダンサール

注 アーモンドアイ

 

馬券は三連複ボックス、アーモンドアイ絡みはオッズがつかないので相手を絞っての三連単を考えています。

さてどうなりますか。

 

スプリンターズステークス 予想

今年も秋期のG1シーズン到来。まずは中山1200m・スプリンターズステークスから。

台風が近づいてきており、同時開催の阪神競馬は中止に。中山の方は決行する見込みですが、相当雨が降っており、かなり時計のかかる馬場になりそうです。

 

今年の春の高松宮記念は良馬場発表ながら雨の影響で時計のかかる馬場で行われ、前傾ラップの上がりのかかる流れになってファインニードルが好位からの差し切り勝ちでした。

そのファインニードルの秋初戦のセントウルステークスは、雨中でこれもまた時計のかかる馬場に。ここもまた前傾ラップの上がりのかかる流れになって、中団前からの差し切りでファインニードルが快勝。

今回も時計のかかる馬場になることは確実でしょうし、展開面も内枠を引いたワンスインナムーンにラブカンプー・セイウンコウセイ・ナックビーナスらが絡んでの急流が見込まれ、どうもファインニードルにはおあつらえ向きの舞台となりそうです。

稽古は予想していたほど前走からの上積みは無いようにも見えましたが、坂路の全体時計は速かったですし態勢は整っているようです。

あとは中山1200mコースに嵌まるかどうか。過去このコースで3戦1勝ですが、坂を駆け下りる序盤のコース設定があまり向いていないようにも見えます。ゲートの出は巧いですが二の脚はそれほど速くないので、馬群に包まれるような展開になると苦しくなるかも。

有力な優勝候補ですが単勝では狙いたくないな、というイメージで。

 

今年以上に時計のかかる馬場で行われた去年の高松宮記念の優勝馬セイウンコウセイは、前走函館スプリントステークスで久々の勝利。前半気分よく行ければ、多少ペースが速くとも終いまで相当粘れるところを見せていました。

ここ2年の高松宮記念で比べると、今日の中山の馬場の悪化具合に近いのは去年の方になりそうですから、注目すべきはこちらの方でしょうか。

中山芝1200m実績は去年のスプリンターズステークスでの11着敗戦のみですが、高速馬場での上がり勝負になったレースでしたから、今年とは全く別物と考えた方が良さそう。

稽古も調子が良さそうで、馬券妙味は充分。あとはラブカンプーあたりに絡まれてリズムが崩されなければ。。。

去年の高松宮記念の2、3着馬のレッドファルクスレッツゴードンキは近走あまり冴えませんが、経験のあるぶん馬場悪化で浮上の目がありそうで、買い目に入れようかと。

 

他で注目は未だ芝で未勝利のヒルノデイバロー。

陣営は重馬場予想に対して泣きのコメントを出していますが、逆にズブズブな不良馬場になって思いっきり時計がかかった方がこの馬にとってのチャンスになるのでは、と見ています。

7ハロン戦ですが昨年のスワンステークスでは極悪馬場でサングレーザーとクビの上げ下げの勝負。レッツゴードンキ(3着)には先着していますし、消耗戦で巧く進路が開けばこの馬も面白そうです。

 

◎ セイウンコウセイ

○ ファインニードル

ヒルノデイバロー

レッドファルクス

レッツゴードンキ

△ ワンスインナムーン (楽に逃げられないとは思いますが状態はかなり良さそう)

 

ナックビーナスも気にはなっているのですが、前走の勝ちっぷりが鮮やか過ぎたのとモレイラ人気で馬券が売れすぎていてどうにも手を出しづらい状況ですね。。。

馬券は馬連か三連複のボックスと、ヒルノデイバローの複勝・ワイド流しなどを考えています。台風の進み具合によっては風の強さや向きを気にしないといけないので、もう少し空模様を見守ってから投票したいなと。

さてどうなりますか。

宝塚記念 予想

ちょっと間が開きましたが、先に安田記念について。

当日の東京の芝コースは予想通りかなりの高速馬場でした。一方展開は、外枠からウインガニオンが果敢に先手を主張し、予想に反して息を入れづらいようなラップに。

3コーナーに入ってもペースは落ちず、馬場が軽いこともあって先行勢はまだ余力充分。平均的に速いラップを刻んだまま直線へ。2列目最内にいたアエロリットがウインガニオンを交わして先頭へ立つと、3列目の最内から馬場の中ほどへ持ち出したスワーヴリチャードが続く。

中距離戦のペースとだいぶ異なる流れに苦しくなったのか、スワーヴリチャードが外にヨレると、アエロリットとの間に突っ込んできたのがモズアスコット。結局、ゴール前でアエロリットを捕えたモズアスコットが最先着で入線。

勝ったモズアスコットは3コーナーでは中団で内から2頭目、4コーナーでは少し位置を下げて最内を回っていました。4着に来たサトノアレスは後方の内。上位入線組は先行勢から道中後方の組まで様々な顔ぶれになりましたが、いづれも最内を回ってきた馬達。コーナーでもペースが忙しくて、外をマクりたかった馬には無理がかかったのかなと考えています。

モズアスコットは連闘でのG1制覇。前の週の安土城ステークスがふがいない内容でしたが、鞍上をルメールに戻して見事に巻き返してきました。勝因は3コーナーで少し下げて4コーナーを最内で回ったことかなと。

ある意味博打でしたが、周りのペースに敢えてついて行かずに距離ロスを防いだ分、ゴール前までスピードが衰えずに走り切れたように見えました。

タイム差なしの2着アエロリットは平均的にラップを刻んで巡航速度を活かすようなレースが合っていました。古馬の牡馬相手に健闘したと思います。

0秒1差3着スワーヴリチャードはちょっとこのペースに戸惑った感じがありますね。充実期ゆえに3着に粘りましたが、この先の反動が怖いところ。

0秒2差5着のサングレーザーは外々を回ってのこの着差ですから、なかなか強い内容。京都コースには良績がありますから、体調整えば秋のマイルチャンピオンシップが楽しみ。昨年3着を上回る走りも期待できそうです。

期待していたリアルスティールは15着大敗。決め手を活かすような流れにはならず、外を回らされては勝負になりませんでした。残念。

 

 

さて今週は宝塚記念

大阪府北部地震が発生しましたがカレンダー通りの施行で上半期G1の締めくくりの一戦。

今開催の阪神の芝コースは速い時計の決着が目立っていましたが、今週は降雨で時計がかかっており、土曜日の午後は重馬場発表での競馬になっていました。日曜日は雨が上がり暑くなるという予報ですが、それでも開催最終日、高速決着にはならなさそうです。

 

大阪杯天皇賞安田記念といった古馬戦線での上位入線馬がことごとく回避してしまい、グランプリとしてはやや寂しいメンバー。ここ1年以上勝利から遠ざかっているサトノダイヤモンド単勝4倍台で1番人気、日経賞で暴走して以来のレースになる菊花賞馬キセキが休み明けながら2番人気で、かなり人気は割れています。

 

ハナを切るのはおそらくサイモンラムセスで、縦長の隊列になる可能性も高そうです。

番手がダンビュライトで、これが土曜日のような時計のかかる馬場で単騎の2番手ならば、かなり怖い1頭。キャサリーンパー牝系の地力が顕れるような馬場にはなれば面白そうですが、順調に乾いていってしまうとどうでしょうか。

 

荒れ馬場に対応できて内回り2200mを前々で捌ける馬、ということで注目はパフォ―マプロミス。

前走目黒記念はいかにも休み明けといった感じでゴール前伸びきれず3着でしたが、勝ち馬とは0秒1差。叩いての上積みはありそうで、立ち回りの巧さと安定感で混戦でも上位に食い込めるとみました。

あんまり速く流れるのはちょっと苦しいかもしれませんが、サイモンラムセスが飛ばして行っても後続馬群はおそらくスローペース。残り800mぐらいから速くなっても対応できそうですし、3番手ぐらいの内ラチ沿いに早々に嵌まれそうですから流れは向きそうです。

坂上やや突き放して先頭で、後続の追い込みをどこまで凌げるか、といったイメージで。

 

サトノダイヤモンドはまたしても内枠。大阪杯は内で包まれて位置取りを下げ、何もできないというレースになってしまいましたから、嫌なイメージが残ります。再度の阪神内回りで馬群を捌けるか。

キセキは菊花賞では本命でしたが、その後の2戦は別馬のような走りで惨敗。稽古を見ても当時のような印象は受けません。

渋った馬場は得意そうなワーザーは近走の実績面からも狙って面白そうと考えていたのですが、来日してから馬体を大幅に減らしているようで、状態面に疑問。

 

今回は実績と現況、それに人気のバランスで、アタマから狙ってみたい馬がおらず、複勝で狙いたい馬も配当妙味が薄いので、ワイドで穴狙いにしてみます。

 

◎ パフォ―マプロミス
○ ダンビュライト
ステファノス
△ サイモンラムセス、ミッキーロケット


馬券は5頭のワイドボックスを考えています。サトノダイヤモンドヴィブロス・ゼーヴェントあたりも気になりますが、今回は馬券的には消しで1頭快走しても残りの2頭で穴が拾えれば、というイメージで。

さてどうなりますか。

 

安田記念 予想

先週の東京優駿ワグネリアンの優勝。

日曜日の東京の芝コースは高速時計連発の良馬場になっていて、芝2400mの古馬1000万条件・青嵐賞の勝ち時計が2分22秒9。ペース一つではダービーもレースレコード(ドゥラメンテの2分23秒2)を更新できるようなコースコンディションになっていました。

イメージとしてはワンアンドオンリーが勝った時に近く、といってもあの時程には「前・内でないと用なし」ではないかな、、、というのがレース前の見立てでした。先週書いたように道中の隊列も不透明な部分が多かったので、馬券はそのまま購入。

ゲートが開くと外からエポカドーロがハナを主張して前へ。ジェネラーレウーノ・コズミックフォースが外から追ってゆくと、最内発走のダノンプレミアムは3番手インのポケットに。そこは進路が開かないぞ、と思いながら観ていました。ワグネリアンは早々に位置を取りにいって6番手の外に。

道中ははっきりとスローペースでかなり緩んだ流れに。4コーナーからエポカドーロ=戸崎騎手はペースを上げ、後方から外を回した馬に消耗を強いる。直線は内の先行勢と外の待機勢の脚色があまり変わらず、勝負は内の3頭の争いに。逃げたエポカドーロが粘り込むところ、コズミックフォースを挟んだ外からワグネリアンがじわじわ迫り、半馬身かわしてゴールイン。

0秒1差2着がエポカドーロ、さらに0秒1差3着にコズミックフォース、外から1頭出色の脚を見せたエタリオウが4着。

ワグネリアンは福永騎手がテンに位置を取りにいった賭けが奏功しての勝利でしょう。外枠からの発走で距離ロスがあり、勢いがつきすぎて折り合いを欠く危険性もありました。そもそもスローペースになる確証はなく、乱ペースに巻き込まれれば大敗の可能性もありました。ですが実際は超スローペース・内から3頭目でいつでも外に出せ、また前方の程よい距離のところにコズミックフォースが壁になっているという好ポジション。終いの脚は多少バテ気味でしたし、勝負どころでの反応も今ひとつに見えましたが、道中の貯金がモノを言いました。

エポカドーロは巡航速度はメンバー中でもかなり速いものの、この距離での消耗戦は本質的には向かないのでしょう。スローペースに落とし込んでコーナーでリードを奪う作戦はサニーブライアン的ではありましたが、最後は力尽きた形。しかしながらこのレースを面白くしたのはこの馬でした。

コズミックフォースは先行して粘り込んだプリンシパルステークスが好内容だったので注目していましたが、苦しいローテーションで臨んだ本番も見事な走りでした。石橋脩騎手の勝負勘も冴えていましたし、前走からあと1週余裕があれば、、、というタラレバも考えてしまう程に良いレースでした。エポカドーロとの間のスペースを閉めて、ダノンプレミアムが割って入るのを防いだのは好プレー。

馬券で狙っていた3頭はいづれも後方からの競馬で末脚不発。ステルヴィオはまずまず伸びて0秒4差8着まで来ていましたが、この展開では勝負には関われませんでした。グレイルは骨折とのことで残念。

 

さて今週は安田記念

今週も府中の芝コースは速い時計の出る馬場になっています。ただ土曜日はダービーの影響なのか、前半からポジション争いが激しいレースが相次いで、全体時計に比して上がりがかかっている傾向。こういう傾向は日をまたいでは続かないような気もしますが、はたして。

人気は、大阪杯からの転戦で初のマイル戦になるスワーヴリチャード、前哨戦マイラーズカップを快勝したサングレーザー、昨秋のマイル王ペルシアンナイトあたりが上位ですが割れ加減です。

逃げ馬候補だったウインガニオンが大外枠を引いてしまったので、ペースを作るのはアエロリットになるでしょうか。しかしながら、牡馬一線級を相手に2キロ貰いとはいえ56キロを初めて背負うアエロリットは、そうは速いペースを刻まないのではないかと考えています。好位から反応よく速い上がりが使える馬が良さそう。

 

注目はリアルスティール

一昨年の安田記念で11着惨敗して以来のマイル戦になります。この時は折り合いを激しく欠いてまったくレースにならなかったのですが、マイル戦自体が不向きだったわけではなかったと考えています。

東京コース自体は得意ですし、時計勝負・上がり勝負にも対応可能。

稽古ではゴーサインが出てからの反応がたいへん鋭く、海外遠征からの復帰戦になりますが出来は良さそう。

安田記念は馬格のない馬だと軽快さでは粘り込めない印象がありますが、この馬は馬格があり、以前より後肢に迫力が出たように見えます。

岩田騎手はテン乗りになりますが、このヤネなら外々を回り続けることはないでしょうし、稽古の反応を踏まえると、インから鋭く抜け出てくることも充分可能でしょう。期待。

 

他ではスワーヴリチャード。

こちらは初めてのマイル戦になりますが、この中間の稽古では道中の速さを維持するようなトレーニングが課され、それに好時計で応えています。この感じならば、ペースについてゆけずに置かれてしまうようなことはなさそうです。

レース決着時計が速くなった時にどこまで対応できるかがカギになりそうですが、充実期に入りつつある今なら先行粘り込みも。

 

リアルスティール

○ スワーヴリチャード

▲ アエロリット

△ サングレーザー

レッドファルクス

△ ウインガニオン

 

馬券はリアルスティールからのワイド・三連複流しなどを考えています。

さてどうなりますか。