フェブラリーステークス 予想

中央競馬の今年最初のG1レース、フェブラリーステークス

コパノリッキーは引退しましたが、アウォーディーサウンドトゥルーベストウォーリアインカンテーションという強い8歳世代は健在。昨年のダートチャンピオンのゴールドドリーム、オープン昇級後6戦6連対のテイエムジンソクと、なかなか好メンバーが揃いました。

 

府中のダートコースは乾いて時計がかかるようになってきています。先行馬は揃っていますが、例年よりは勝ち時計は遅めになりそうです。

 

前走は逃げてペースを作り、レースを支配して完勝したテイエムジンソクですが、今回は初コース・初距離の一戦になります。

芝部分からスタートする府中のダート1600m戦は、序盤の加速の巧みさで有利に立ちたいこの馬にとっては、あまり良い条件とは思えません。マイルの距離自体は問題なさそうですが、序盤に揉まれる形になった上で忙しい流れになったらかなり苦しくなるでしょう。また内枠の先行馬に先を譲ると、序盤ハイペース・中盤緩んで・上がり勝負の流れが考えられ、差しに回って速い上がりの使えないこの馬には向かないでしょう。ある程度目標にされる立場ですし、もう少し軽い馬場だったなら強引に行っても足りるかもしれませんが、今回は難しいのでは。

 

チャンピオンズカップでの上がり勝負を制したゴールドドリームは、昨年同様フェブラリーステークスへの直行ローテーションを選択してきました。

目標は次のドバイワールドカップとのことなので今回は余裕を残しての調整のはずだったのですが、今週の追い切りは栗東坂路49秒8と凄い時計を出してきました。十二分に戦える状態になっていそうです。

相変わらずスタートに不安の残る馬でアタマからは買いにくいのですが、府中のマイル戦には実績がありますし、勝ち馬候補の1頭。

 

唯一の4歳馬サンライズノヴァは、根岸ステークスで賞金を積んで出走枠へ滑り込んできました。

こちらもスタートに不安があり、速い上がりが使え、府中に実績がある点でゴールドドリームと似たところがありますが、追い出されてすぐに加速できないところはチャンピオンに大きく劣る点です。

今回大外枠を引いたのは好材料。馬込みで包まれると抜け出すのに苦労しそうですが、この枠ならスムーズな競馬ができるのでは。

 

他で注目はインカンテーション

昨年のこのレースは13着でしたがその後は復調。ようやく骨折前の調子に戻ってきたように思います。前走はコパノリッキーに主導権を奪われての大敗でしたが、折り合いを欠いていたように見えたので、力が落ちての敗戦ではないととらえています。

稽古の雰囲気もとても良く、8歳勢ではこの馬が一番面白そうです。

ゴールドドリームコパノリッキーより隙の多い戦型ですし、3年前のフェブラリーステークスぐらい走れれば戴冠まであるかも。

 

インカンテーション

ゴールドドリーム

サンライズノヴァ

△ メイショウスミトモ、ベストウォーリアアウォーディー、ララベル

 

馬券はインカンテーション軸の三連複流しなどを考えています。配当もそこそこつくので馬連かワイドも買い足す方向で。

はたしてどうなりますか。

 

2017年度 私的年度代表馬

例年と同様に、選考対象は2017年中に国内で1走以上した馬です。

 

年度代表馬 オジュウチョウサン(4戦4勝 中山大障害中山グランドジャンプ)

 

今年は無敗、さらに昨年春の中山グランドジャンプから8連勝中。歴史に名を残すジャンパーになりました。来年は中山グランドジャンプを勝てばカラジに並ぶ3連覇。中山グランドジャンプが春の中山大障害だった時代にバローネターフはこれを5勝しましたが、オジュウチョウサンも形の上ではこれに並ぶことになります。アップトゥデイトほか好敵手たちの敢闘もあり、来年への期待もコミで、今年のいの一番はこの馬に。

 

殊勲賞 キタサンブラック(6戦4勝 天皇賞・春天皇賞・秋有馬記念大阪杯)

 

馬主の露出もあって競馬界の話題の中心にいたこの馬は、今年限りで引退。生粋の逃げ馬という感じでもなく、強烈な末脚を武器にしていた訳でもありませんでしたが、巡航速度の速さと操縦性の高さで、毎度毎度他馬を翻弄し続けました。あと忘れてはいけないのはその頑健さ。普段から厳しい稽古をこなし、大きな怪我もなく3年間20戦を走り切りました。ドロドロの悪路になった秋の天皇賞も勝ち、その後も崩れませんでしたね。

種牡馬に転身して、この頑健さを継いだ子供をどれだけ出してくるのでしょうか。楽しみ。

 

敢闘賞 レッドファルクス(5戦1勝 スプリンターズステークス)

 

スプリンターズステークスを連覇。加えて今年はマイルG1にも挑戦し、安田記念は0秒1差3着の惜敗。父のスウェプトオーヴァーボードは今年亡くなってしまいましたが、その後継種牡馬候補として、スピード能力に幅があるところを証明してみせました。G2ではありましたが、京王杯の勝ちっぷりも良かった。

 

技能賞 ヴィブロス (4戦1勝 ドバイターフ)

 

今年は名繁殖牝馬ハルーワスウィートの名声がまた一段と高まった年になりましたが、その産駒でジャパンカップシュヴァルグランよりもより印象的だったのがドバイターフヴィブロス。 後方最内からスピードに乗ったまま外に持ち出したモレイラ騎手の手綱さばきも見事だったし、それに応えて大外から差し切ったヴィブロスの脚力も素晴らしかった。帰国後の2戦はリズムを崩したような走りで連敗しましたが、また来年もドバイ遠征を予定しているとのことで、なんとか調子を戻して欲しいですね。

 

ここ6年種牡馬リーディングは1位ディープインパクト、2位キングカメハメハという順で上位が固定されてきましたが、最近の若駒の血統表を見ていると繁殖牝馬側の世代交代が進んでこの2大種牡馬との世代の乖離が顕著になってきていたように感じています(来年ディープインパクトは16歳、キングカメハメハは17歳)。来年この牙城がすぐに崩れるかどうかはわかりませんが、ファーストクロップでいきなり中央30勝を挙げたロードカナロアなどが絡んで、血統勢力図が大きく変わるかもしれません。

ということで来年期待する馬は、まずはロードカナロア産駒のステルヴィオ

3歳シーズンは順調に走れなかったものの、しっかり勝ち星を積み上げてきた堀厩舎の2頭、ヘリファルテとフォギーナイトは先々重賞でもやれそうで楽しみですね。

 

 

それではよいお年を。

ホープフルステークス 回顧

木曜日のホープフルステークスはタイムフライヤーの優勝。

2分1秒4の勝ちタイムはだいたい予想通りの決着になりましたが、前半1000m通過タイム59秒6は予想よりやや速めになっていました。

3コーナー過ぎから先行勢の脚色が鈍り始め、それほど縦長にならずに流れていた馬群が更に密集すると、外をマクっていったのがルーカスとジャンダルム。早々にルーカスを競り落としたジャンダルムが先頭へ立ちますが、更に外からタイムフライヤーが一気の脚でクビほど前に出、2頭並走からタイムフライヤーが更に突き放したところがゴール。

ジャンダルムは0秒2差2着。タイムフライヤーの通ったコースを追いかけてきたステイフーリッシュがジャンダルムと同タイムの3着。まず目標にされてしまったルーカスは1秒0差6着でした。

 

スタートして最初の直線でハナを叩いたトラインがフラフラと外へ逃げるように進路をとったあおりで、サンリヴァル・ジュンヴァルロら先行勢がムキになってしまったように見えました。前半は確かにやや速めに流れましたが、この程度のラップならサンリヴァル(0秒6差4着)以下もうちょっと先行勢に頑張って欲しかったところですが、キャリアの浅い2歳馬の脆いところが表れてしまったのかもしれません。

ジャンダルムはまずまずスタートを決めましたが、意図的に下げた形でルーカスの後ろの中団後方の位置取り。少々行き脚が悪かったタイムフライヤーは更に後ろの馬群最後方(もう1頭大きく離れた後方にワークアンドラブがいました)。前が止まる流れになったので、結果的にはこの位置取りが正解だったと思います。

ジャンダルムの武豊騎手は自分から勝ちに動いて、仕掛け処も進路取りも良かったと思いますが、自身が通ったコースをタイムフライヤーに使われてしまったのが痛かったですね。3~4コーナーで先行馬が下がってきて馬群がゴチャついていたのに、勝ち馬の先導旗持ち役になってしまった。ただ、2000mまでの距離対応には目処が立ちました。来春は皐月賞まではクラシック路線でも期待。

タイムフライヤーは適度に荒れた馬場で、上がりがかかる流れになって末脚が活きました。母の全兄タイムパラドックスのイメージ通り、体力勝負になると強いですね。こちらは重厚さが感じられる血統で、高速馬場への対応がカギになりそうですが、そこで時計をグンと縮められるようなら、皐月賞でもダービーでも有力候補になりそうです。

 

ルーカス・フラットレーは読み通り、もう少し馬体に成長が欲しかったですね。ルーカスには加えて精神面でも落ち着きが欲しい。

ジュンヴァルロは負ける時はこんなものかも。負けた時の着順・着差を気にすると穴馬券を獲り逃がしてしまうようなタイプに思います。

 

馬券は馬連本線と抑えで買っていたワイドが的中。今年の2歳G1の3戦はどれも◎と○の組み合わせで、まずまず予想が巧くいきました。

 

ホープフルステークス 予想

今年から12月28日も中央競馬の開催が行われるようになって、週半ば、仕事納めもまだまだ先なのにこれを書くのはなかなかしんどい。。。

 

先日の有馬記念キタサンブラックが優勝、引退レースを勝利で飾りました。

ジャパンカップで負かされたシュヴァルグランへの対抗策だったのでしょうか、キタサンブラック武豊騎手の取った戦術はスローペースからの上がり勝負でした。序盤こそ先手を奪ってそこそこのラップを刻んでいきましたが、中盤グッとペースを緩めて後続を停滞させ、4コーナーからの追い出しで勝負を決めてしまいました。

鈴をつけに行ったはずのシャケトラ=福永騎手が番手でがっちり壁を作るような格好になって、さらに舞台がコーナーを回り続ける中山2500mとなると、他の馬は全く動かない・動けない状況に陥り、キタサンブラックにとっては極めて楽な展開。

勝利を求められたレースで結果を出した勝ち馬は賞賛されるべきでしょうが、レース自体は低調と感じました。

トップスピードをあまり維持できないものの、一気の加速ができて登坂も苦にしないクイーンズリングが内を掬って2着。枠順の利もありましたが、レース展開がこの馬に向きました。

逆に長く良い脚を使ってタイトルを獲ってきたシュヴァルグランは、この展開で持ち味を活かせず3着。もっとも、直線左右から挟まれる大きな不利があった上での3着で、力のあるところは見せられたように思います。

ヤマカツエースは0秒8差10着。

序盤から2列目のインのポジションを獲れていたのですが、前のキタサンブラック・隣のシャケトラが壁になって道中は全く仕掛けられず、不得手な直線の瞬発力比べで他馬に後れを取り、、、というレースでこの馬の良さは出せていませんでしたね。

 

さて今日は、今年からG1に昇格したホープフルステークス

木曜日のレースということで、各馬は有馬記念当日の日曜日の追い切りに。

右回りG1の追い切りなのに栗東ウッドコースが左回り設定になっていたり、調教映像が撮れていなかったりして、稽古の動きを参考に馬券を組み立てるのがなかなか難儀なことになっています。

稽古といえば、人気の一角ルーカスが日曜の追い切り中に放馬してしまうアクシデント。映像を見ると、何か気に入らなかったのか馬の方から乗り手を振り落としにいったように見え、特に故障があるようには見えませんでした。厩舎サイドも馬体におかしいところはないとの判断で出走を決めたようですが、我の強そうな馬でテン乗りは難しそうですね。

 

中山の芝コースは暮れの開催ということで徐々に荒れ始めてきてはいますが、まずまず時計の出るコンディション。距離経験のない馬も多く、良馬場で2分1秒台の決着を予想しています。

 

注目はジャンダルム。

新馬・デイリー杯とマイル戦を2戦2勝。今回は初コース・初輸送・初距離となります。

母がスプリント女王ビリーヴということで陣営は距離を課題に挙げていますが、父Kitten's Joyとの組み合わせを考えると、半兄姉よりは距離の融通が利きそうです。また、小足が利き、ギアチェンジの反応も良いので、スローペースからの上がり勝負で強そうなのも魅力。将来的にはマイル近辺の距離が適しそうですが、今回ゆったり流れるようなら2000m戦でも充分勝機があると思います。

 

フラットレーやルーカスは好配合でアッサリ勝たれても不思議はない血統馬ですが、体が出来てくるのはまだまだ先になりそうな配合で、流し馬券の軸にはしづらい印象。

タイムフライヤーは荒れた馬場が得意そうで、展開が向けば怖い1頭。

 

人気がそれほどないところで気になるのがジュンヴァルロ。

緩急をつけた走りが不得手で、堅い馬場での上がり勝負だと上位浮上は難しいかもしれませんが、マイペースでハナを切らせたら均一ラップを長く維持できそうな中距離馬です。ポンとスタートを切ってレースを自分の仕切りにしてしまったら、後続の体力を削ぐような粘っこい走りをしてきそうです。

その展開はジャンダルムにとっては望む流れではなさそうですが。。。

 

◎ ジャンダルム

○ タイムフライヤー

▲ ルーカス

△ フラットレー

注 ジュンヴァルロ

 

馬券はジャンダルムの単勝と、ジャンダルムからの馬連かワイドの流し馬券、それにジュンヴァルロの単複を考えています。JRAスーパープレミアムとかなんとか、ファン側に有利な控除率設定になるようですが、調子はよく掴めていませんし、仕事でパドック中継も見られなさそうなので、今回金額は控えめにしようかと。

さてどうなりますか。

 

有馬記念 予想

先週の朝日杯フューチュリティステークスはダノンプレミアムが優勝。

ケイティクレバーの逃げは半マイル通過47秒2のスローペース。

好発を決めたダノンプレミアムは3番手の内で折り合い、直線前が開くと早々に先頭へ。

後方がバラけて差し馬が伸びてくる中、坂を一気に駆け上がり逆に突き放して独走態勢。最後は余裕のゴールインとなりました。

ダノンプレミアムは進路取りもスムーズだったのですが、直線で突き放す脚が他の馬とレヴェルが違っていて、競走馬としての完成度の違いがはっきりと表れていました。完勝。

ステルヴィオは0秒6差離されて2着。残念ながら今回も後ろの方からの競馬になってしまいましたが、折り合いもついていたように見えましたし、直線両側から挟まれて窮屈になった時も進路をしっかり主張して抜け出し、最後までしっかり伸びて2着争いを制しました。

ただ、登り坂で前を捕まえたいところで逆に突き放されてしまってはそこまで。今回は相手が強かったですね。

馬券は抑えで買っていた馬単が当たり一応のプラスでした。

 

日曜日の話を書く前に、少し土曜日のレースの話を。

中山大障害単勝人気1.1倍のオジュウチョウサンが勝ち、連勝を8に伸ばしました。ジャンプのG1はこれで4勝目。

結果的には大本命の勝利で堅くおさまった訳ですが、2番人気のアップトゥデイトと林騎手の戦いぶりには素晴らしいものがありました。

序盤から果敢に飛ばして2番手・オジュウチョウサン以下との差を広くとり、究極の体力勝負で逃げ粘りを狙う勝負策。オジュウチョウサンはかなりきつめのロングスパートを強いられる形になりました。

終盤2頭の差が縮まってからもアップトゥデイトは抵抗を止めず、順位が入れ替わったのは決勝線直前。アップトゥデイトはよく戦いました。しかし、王者オジュウチョウサンはそれ以上に強かった。

勝ち時計4分36秒1はレコードタイム。0秒1差入線のアップトゥデイトにしても、26年間破られなかったシンボリモントルーの4分37秒2のレコードタイムより1秒速かったわけで、強い敗者でありました。記録・記憶ともに残るであろう名勝負。

 

さて、今週はいよいよ有馬記念

G1になったホープフルステークスが後日行われることになって、年末の締めくくりという意味合いはなくなりましたが、兎にも角にもグランプリ。メンバーは揃いました。

中山大障害は大レコード決着でしたが、芝コースは連続開催で徐々に時計がかかるようになってきていて、軽快さだけでは攻略が難しそうなコンディションになっているようです。もともとトリッキーな中山芝2500mコースと相まって、予想は難しい。。。

 

注目は、やっと調子が上向いてきたように見えるヤマカツエース

前走あたりはいったん伸びかかって失速していたあたり、まだ調子が上がってきていなかったようでしたが、この中間はしっかり稽古を積めてきています。大きく変わり身がありそう。

昨年のこのレースでは0秒3差4着。過去には中山で重賞2勝と相性がよく、この一番に体調が整ってきたのは何より。

また、春の目標レース・大阪杯では外枠を引いてしまい、後手後手に回って悔しい敗戦となってしまいましたが、今回は絶好の最内枠。

今度こそ力を出しきって欲しいところ。

 

トリッキーなコース設定でのシーズン終盤の一戦。

相手には中山コースに実績がある馬、力の要る馬場に向く馬を人気薄でも拾う形で。

 

ヤマカツエース

レインボーライン

クイーンズリング

トーセンビクトリー

サウンズオブアース

ミッキークイーン

 

馬券はヤマカツエース複勝厚めに、単勝、ワイド流しなどを考えています。

さてどうなりますか。

 

朝日杯フューチュリティステークス 予想

先週の阪神ジュベナイルフィリーズはラッキーライラックが優勝。

序盤はゆったりめに入って前半800m通過は47秒7のペース。ですが大きく緩むこともなく、スローペースとみて後方馬群からの押し上げも早かったので、後半は46秒6と締まり、誤魔化しが効かないレース展開になりました。

直線早めに外からリリーノーブルが先頭に立ちますが、さらにその外からラッキーライラックが並びかけて一気に先頭に。リリーノーブルが食い下がりましたが、ラッキーライラックは大きく力強いストライトでリードを保ち先頭ゴール。リリーノーブルは0秒1差2着。2頭より内を突いたマウレアがさらに0秒1差で3着。4着以下は少し離されました。

時計の出やすいコースコンディションを考えると、1分34秒3の勝ち時計はやや物足りなくも感じますが、上がり4ハロンの消耗戦で外々を通って上位を分け合った1、2着馬は立派だったと思います。ラッキーライラックは操縦性の高さを発揮できていましたし、リリーノーブルは自分から動ける強みを見せてくれました。

両馬とも父(オルフェーヴルルーラーシップ)の名前からマイル戦では忙しいのではなどと囁かれていましたが、僕は逆にマイル戦向きの馬と見ています。来春は2頭ともオークスよりは桜花賞で期待していますし、同じ大回りのマイル戦になるNHKマイルカップでも面白そうです。

マウレアはキャリアが浅かった分、ちょっと時計を詰め切れなかった印象があります。桜花賞アユサンの全妹ですが体は姉より小さく見えましたし、春までに順調に成長できればクラシック候補になれそうです。

馬券は馬連・ワイドを本線で的中。ラテュロスが意外と人気になっていたため買わなかったので、それぞれ1点でのクリーンヒットになりました。(年末に向けて貯金ができた。。。)

 

さて今週は朝日杯フューチュリティステークス

阪神の芝コースは相変わらず好時計がでやすいコンディションで、天気がもてば良馬場でのレースになりそうです。ペース次第では1分33秒台の決着も考えられます。

前走1400m戦からここにエントリーしてきた馬が結構いますが、逃げてハイペースを作りそうな馬は見当たりません。キャリアの浅い2歳馬ですし、ペースが落ち着いた時に折り合いの面で不安のありそうな馬は評価を下げ気味にして、考えてみたいと思います。

 

注目はステルヴィオ

前走のサウジアラビアロイヤルカップは今回1番人気になりそうなダノンプレミアムの2着に敗れました。

序盤での位置取りがとにかく悪く、ほぼ最後方から直線大外を猛烈に追い込んでは来ましたが0秒3差2着まで。時計の出やすい馬場とはいえ(稍重発表でしたが馬場は悪くなかったです)マイペースで先行してレコード更新した勝ち馬と比べると、このレースでのステルヴィオにはちょっと不甲斐なさも感じました。

素直な気性で勝負どころでの反応も悪くない馬ですが、もしかしたら序盤の加速にまだ問題があるのかもしれません。今回はクリスチャン・デムーロ騎手に乗り替わりになりますが、テンに無理なく位置を取りにいける腕のある騎手ですから、その点には変わり身が期待できそうです。

また、仕上げ方が緩かった前走と比べると、今回は充分に仕上げられているように見えましたし、馬体も回復していそうなのは良い点。

真ん中の偶数枠に入りましたし、今回は前走の借りを返すチャンスですね。

 

強敵はそのダノンプレミアム。

隣枠が同厩とはいえ最内枠に入ったこと、稽古がやや軽いんじゃないかと感じること、タイプとしてはマイル戦のここより2000m戦のホープフルステークス向きの馬と見ていることから、今回はステルヴィオの逆転の目に賭けてみようと思っていますが、スピード能力の完成度が高く怖い1頭。

 

まったくの人気薄ですがもう1頭注目しているのがムスコローソ。

どちらかというとスプリンター寄りのマイラーと見ていて、出遅れた上に中盤まで流れが緩かった新潟2歳ステークスでは大敗してしまいましたが、流れに乗れれば距離は問題ないと思います。

トップスピードを長く維持できますし、洋芝の混ざった今の阪神コース向きの馬力があって、巧く嵌まれば面白そうです。

 

◎ ステルヴィオ

○ ダノンプレミアム

▲ ムスコローソ

 

馬券はステルヴィオ単勝が本線。ダノンプレミアム→ステルヴィオ馬単馬連を抑えて、ムスコローソ絡みを少々、、、などと考えています。

さてどうなりますか。

 

阪神ジュベナイルフィリーズ 予想

先週のチャンピオンズカップゴールドドリームが優勝。

コパノリッキーがテンから飛ばしてハナに立ち、テイエムジンソクが追いかける展開。流れは速くなりそうでしたが、中盤でグンと緩んで先行勢有利の流れに。

充分息が入ったコパノリッキーテイエムジンソクが直線の上り坂で後続を突き放しにかかると、その後ろから進んでいたアウォーディーらはジリジリとしか追い上げられず。いったんは2頭のマッチレースの形に。

ところが、道中は中団の後ろ目にいたゴールドドリームが出色の脚色でゴール前強襲。キッチリ差し切っての優勝となりました。

本来ならば、上りで後続を突き放せた時点で、前の2頭で決まるようなレースだったと思います。前の2頭のペース調整に後続はまんまと嵌められて、力を出し切らせてもらえなかった馬がたくさんいたように思いました。

この流れで後方から唯一掲示板まで持ってきて、しかも勝ってしまったゴールドドリームはちょっとわけがわからないところ。。。格が違いすぎるというほど力量差はなかったと思います。確かに直線で外に持ち出し進路を確保するまではとてもスムーズでしたが、それでも決勝線までトップスピードを維持して他馬をごぼう抜きしてしまうとは。単純にライアン・ムーア騎手の腕と言ってしまうのも抵抗がありますが、とりあえずは凄かったです。

アウォーディーは5着。ジリジリ伸びて抵抗は見せましたが流れに合わなかったですね。

メイショウスミトモはいつもより前目につけていましたが、一気の加速を求められたところでついていけなくなってしまいました。長めの距離のダートで展開向けばまたどこかで一発穴をあけそうな馬ではあるので、忘れないようにしておきます。

 

さて今週は阪神ジュベナイルフィリーズ

今週末は雨予報でしたが、今の感じではなんとか良馬場のままレースを迎えられそうです。ペース次第では速い時計の決着もありそう。

 

キャリアの浅い2歳牝馬同士の争いな上、勝ち方が鮮やかだったファンタジーステークス勝ち馬のベルーガが骨折で出走できないので、今回は血統配合面をやや重視する方向で。

種牡馬オルフェーヴルの娘、ロックディスタウンとラッキーライラックが1,2番人気になりそうですが、注目はラッキーライラックの方。

ラッキーライラックは父も母も新しめの血で、どちらかといえばアウトブリード寄りの配合。早くからスピード能力を発揮しやすい傾向がみられ、実際アルテミスステークスでは、淡々と流れるレースを逃げ馬を見る位置で楽に追走し、追い出されてから素直に反応してゴール前キッチリ差し切っています。

調整の難しいタイプでもなさそうですし、2歳戦ならここでは最も信頼のおける馬でしょうか。

 

相手はリリーノーブル。

前述ラッキーライラックが勝ったアルテミスステークスの、同日同コースで新馬勝ち。

道中のペースがだいぶ違うので勝ち時計自体は0秒6も違いますが、終いの脚はなかなかのものでした。

こちらも血統としては新世代型の1頭で、ラッキーライラックと比べるとややゴチャゴチャした印象なのですが、両親に配されている血はノーザンテーストをはじめ日本で結果を出してきた面々。初コースでもあまり気にしないで済みそうです。

ただ、ラッキーライラックと違ってこちらは間に1レース挟んでの参戦になるので、ローテーションの上では不利でしょう。

他方、ちょっと雨の降り出しが早くなればこちらの方が有利かも。

 

◎ ラッキーライラック

○ リリーノーブル

▲ ラテュロス

 

馬券はラッキーライラック=リリーノーブルのワイドと馬連が本線。ラテュロスは展開に恵まれれば・・・という評価なので、配当がつきそうなら抑えてみようと思っています。

ではどうなりますか。

 

チャンピオンズカップ 予想

先週のジャパンカップシュヴァルグランが優勝。

テンからキタサンブラックがハナを獲りにゆき、戦前は逃げ宣言まであったギニョールなどはまったく競りかけにゆかなかったので、前の隊列は意外とすんなりと決まりました。

道中は予想ほど遅くはならず、いったん息を入れた後の残り4ハロンからキタサンブラックがスパート。どちらかというと消耗戦の様相に。

自分の型に持ち込んで押し切りを狙うキタサンブラックに対して、道中はこれを見るように3列目の内を進んでいたシュヴァルグランが直線じわじわ差を詰め、1馬身半交わしたところがゴール。最後に大外を鋭く伸びたレイデオロが2着に割って入り、キタサンブラックは力尽き3着まで。

稽古の動きがあまり気に入らなかったシュヴァルグランですが、パドック中継で見た姿は意外とスッキリしていて、ちょっと判断に迷うところがありました。結果的にはあれで仕上がりは良かったということなのでしょう。次走も判断しづらそうで困ったものですが。。。

おそらく陣営の作戦通りだったのでしょう、相手をキタサンブラック1頭に絞って序盤から離されずについてゆき、長く良い脚を使ってこれを競り落とす。名手ボウマン騎手はテン乗りではありましたが、まったくもってスムーズにやってのけましたね。

シュヴァルグランの母ハルーワスウィートにとってはヴィルシーナヴィブロスに続いて3頭目のG1勝ち産駒が出ました。グレード制導入後ではダンシングキイ(ダンスパートナーダンスインザダークダンスインザムードの母)以来の記録とのことで、日本競馬史上に残る名牝に。

注目していたソウルスターリングは7着。スタートはまずまず決めたのですが、騎手がポジションを下げようとしたところで折り合いを欠いてしまったように見えました。先行勢がロングスパートの消耗戦に入ると余力がなくなり勝ち負けには加われず。またも消化不良の一戦になってしまいました。

ヤマカツエースは外枠から徐々に内に入れて、直線最内を突いて伸びかかったんですが最後は失速。まだ復調手前といったところだったでしょうか。次に期待。

 

さて今週はチャンピオンズカップ

日曜日は晴れ予報で良馬場のダートレースになりそうです。

古馬ダート戦線は絶対的な主役が不在で、今年中央の重賞を複数勝ったのがここには出走してこないインカンテーションのみ。地方交流のG1を2つ勝っているコパノリッキーは予定を変更してまで臨んだ前走JBCスプリントで2着敗戦と歯車が狂い気味で、馬券の売れ筋も読みづらくなりそうです。

これを書いている時点での単勝1番人気が5.5倍もつくテイエムジンソクですが、人気順の二転三転は大いにありそうです。

 

地方交流重賞のレース評価ができていないこともあって、予想はとても難しい。。。

 

昨年このレースで本命視したアウォーディーは、その後4戦して勝ち星なし。

ドバイ遠征で1戦した他は、大井のG1で3戦3敗となっており、陣営はコース相性を加味して暮れの東京大賞典を考えずに今回にメイチ勝負をかけてきたようです。

昨年はサウンドトゥルーの強襲に屈した2着でしたが、先行抜け出しの横綱相撲で内容は良かったですし、休み明け2戦目の今年の方がローテーションの面では余裕がありそうです。

7歳馬で大きな上がり目はないかもしれませんが、実績上位でこの馬にまず注目。

 

相手にはゴールドドリームサウンドトゥルーと中央のダートG1で実績のある組を上位にとってみようと思っていますが、他で気になるのが6歳馬メイショウスミトモ。

前走初めての2000m戦で初重賞勝利を飾り、今回はまた距離短縮してのG1戦。おそらくまた追走に苦労して位置取りを下げることになるでしょうが、それを覚悟の上で前半はじっくり・後半で勝負の戦法を取ることになるでしょう。

昨年のこのレースは太め残りで14番人気11着。当時よりは力もつけたように思いますし、逃げ候補は変わりますが今年もやはり前半は速くなりそうですから、追い込みで漁夫の利を狙える可能性も充分。昨年のサウンドトゥルーのような、あるいは兄のロングプライドのような追い込みでの一発に期待。

 

アウォーディー

ゴールドドリーム

▲ メイショウスミトモ

サウンドトゥルー

モルトベーネ

 

馬券はワイドボックス、アウォーディーゴールドドリーム馬連馬単裏表、それにメイショウスミトモの単複を抑える感じで考えています。

ではどうなりますか。