高松宮記念 予想

ドバイミーティング中継が終わってからこれを書いていますが、日本勢は4競走で2着4回という結果でした。健闘しましたが強い勝ち馬とは力の差があった印象です。チュウワウィザードは2着とはいえ、本邦とは質の違うメイダンのダートでもよく走れていましたね。

 

さて今週は高松宮記念。春のG1シーズンの開幕です。

今季の中京開催は雨にたたられていて、かなり時計がかかる日も多くありました。Bコースに替わった今週の土曜日は少し時計の出方が速まりましたが、日曜日はまたも雨予報。力の要る、時計のかかる馬場になりそうです。

 

スプリント路線のチャンピオンだったグランアレグリアが今春は中距離の大阪杯を目標にしたこともあって、今回は混戦模様。インディチャンプをはじめ芝1200m戦未経験の馬も6頭おり、展開も読みづらいところがあります。

内枠を引いたモズスーパーフレアがハナを主張しそうですが、インコースが掘れていてラチに頼れなかった前回は大敗しており、雨予報は不安材料。昨年は重馬場でしたが内ラチ沿いは乾きが早く、2位入線(繰り上がり1着)と粘れましたが、今季の芝の消耗具合での降雨はこの馬のスピードを殺してしまいそうです。

 

今回は、1200mより長いところで締まった流れの競馬で好走してきた体力の持ち主の中から、巡航速度がここでも通用しそうな馬を狙ってみたいと思います。

 

注目はミッキーブリランテ。

芝1200m戦は今回が初めてとなりますが、今年に入っての成長が見られる1頭です。速い巡航速度を出せるようになってきて、レース序盤から好位置を獲れるようになったのがここ2戦好走の要因になっています。

半弟ダノンザキッドほど大きなストライドはありませんが、上がりのかかる馬場での消耗戦は兄弟とも得意そう。気性面から緩急をつけにくいところがあるので距離短縮には対応できそうで、巡航速度が身についた今ならばむしろ買い材料では。

稽古の動きも良く、短期放牧明けですが太め残りもなさそう。

大外枠は少々不安ですが、日中雨が降り続ける予報どおりなら内が特に有利ということもないでしょうし、キックバックもない外目の方がレースがしやすくなるかもしれません。

 

◎ ミッキーブリランテ

○ レッドアンシェル

▲ カツジ

△ マルターズディオサ、ダノンスマッシュ、モズスーパーフレア

 

馬券はミッキーブリランテの単複とワイド流しを本線に、馬連などを考えています。

さてどうなりますか。