スプリンターズステークス 予想

さて今年も秋のG1シーズン到来。開幕戦はスプリンターズステークス

週中の台風の影響で、土曜日の中山芝コースは重馬場でのスタートとなりましたが、水はけが良くなった今の中山はやはり回復が早く、午後には良馬場の発表となりました。夜にもひと雨ありましたが、現状の中山ならば馬場悪化とまではなりそうになく、日曜日は土曜日以上に乾いた馬場でのレースとなりそうです。

その中山コース、内と外で乾き具合が違ったのか、土曜日の競馬では内を回った馬が優勢でした。開催9日目になりますがラチ沿いが荒れている風でもなく、外も伸びる馬場になったとしても、内で構えられる馬への注意は必要かと思います。

 

昨年の覇者グランアレグリア天皇賞へ向かうとのことで、出走馬での実績上位は春の高松宮記念の1、2着馬ダノンスマッシュ、レシステンシア、それに昨年の高松宮記念勝ち馬モズスーパーフレアといった面々。これらは揃って外寄りの枠を引いてしまいました。特に徹底先行タイプのモズスーパーフレアが大外枠なのは影響が大きそうで、内から突っ張ってゆくファストフォースやビアンフェ、折り合いに難のあるメイケイエールらとの先行争いは激しくなりそうです。モズスーパーフレアはラチに頼った逃げが強い馬ですから、これがハナを主張するには大外から他馬をかわし切って内に切れ込むことになり、この場合レース前半はかなりの急流になりそう。

1分7秒そこそこの決着でインの好位から差してこれる、馬力のある馬に馬券の妙味を感じます。

 

注目はミッキーブリランテ。

高松宮記念では大外枠からスタートで後手を踏んで後方からの競馬になってしまい、10着敗戦でしたが、勝ち馬との着差は0秒6とさほど離されてはいませんでした。この時が初の1200m戦にもかかわらずスプリントG1戦の流れにも対応できたことは収穫で、今回も流れひとつで上位進出可能と見ました。

2番枠とかなり内目を引きましたが、馬群でモマれてもじっくり脚を溜められる良さがあり、スタート五分に決め、前に逃げ馬の壁を作って先団に潜りこめられればチャンスあり。

 

 

◎ ミッキーブリランテ

○ ジャンダルム (4月の春雷ステークスがなかなかの好内容、同じ中山なので)

▲ ラヴィングアンサー (展開嵌まれば末脚強烈)

△ ビアンフェ、ファストフォース、モズスーパーフレア (急流でも息が入れば粘れる逃げ馬たち)

 

馬券はミッキーブリランテの単複と、ジャンダルム、ラヴィングアンサーとのワイドボックスが本線で、他に三連複フォーメーションや、ミッキーブリランテからのワイド流しを考えています。

 

日曜夜には凱旋門賞

直前の騎手変更・負担重量増など気になる点はありますが、ディープボンドを応援。

さてどうなりますか。