例年通り、選考対象は2021年中に国内で1走以上した馬です。
年度代表馬 タイトルホルダー (5戦3勝 天皇賞・春、宝塚記念)
昨年の菊花賞は横山武史騎手の手綱による勝利でしたが、今年は兄の横山和生騎手に鞍上を替えての上半期3連勝。序盤から先行し、緩急自在のペースを演出してレースを完全に支配していました。特に宝塚記念は今年のベストレースとも言える走りっぷり。凱旋門賞と有馬記念は残念な結果に終わりましたが、立て直して来年の活躍も期待したいですね。
殊勲賞 パンサラッサ (6戦2勝 ドバイターフ)
なんといってもドバイターフ。
終いが甘くなることが多い戦型ですが、あのレースの粘りは最高でした。
敢闘賞 ジャンダルム (6戦2勝 スプリンターズステークス)
2歳時のホープフルステークスで2着。大きなタイトルには恵まれませんでしたがタフに走り続け、7歳キャリア29戦目で待望の初G1タイトル。スプリンターズステークス母子制覇に対してのオーナーのコメントで、ビリーヴとかけて"信念を曲げずにやってきたことが実を結んで喜ばしい限りです"とあったのも良かったですね。
技能賞 イクイノックス (4戦2勝 天皇賞・秋、有馬記念)
イクイノックスは非常に調整が難しそうな馬で、間隔を詰めて使うことができずにいるのですが、その中でも結果を出せているのは素晴らしいですね。毎度レースに出てくるたびに「この調整でちゃんと走れるんだろうか」と頭を悩ませられるのですが、走ると結果を出してくる。
2023年に期待する馬は、まずはウシュバテソーロ。東京大賞典を勝ってしまったのでもう新星扱いはできませんが。。。ほかでは同じダート戦線でハギノアレグリアス。来年は重賞に手が届きそうなところまで来ていますし、G1でも楽しみ。
2022年は終盤に多忙でバタついたり体調を崩したりして、なかなか競馬に時間をとれませんでした。来年はもうちょっとゆったりと楽しみたいところ。
それではよいお年を。