宝塚記念 予想

さて今週は宝塚記念

梅雨の季節ですが今年は雨もそれほど多くなく、仁川の芝コースは乾燥した硬い馬場。流石にシーズン終盤とあって高速馬場とは言い難いものの、そこそこは時計のでやすいコンディションになっています。土曜日のレースでは内を通った先行馬が意外と踏ん張れていて、時計の印象よりは上がり勝負がしづらい力の要る馬場になっているようです。日曜日も晴れそうでおそらく良馬場、垂れずに長く良い脚を使える馬に向いたコンディションか。

ドバイシーマクラシックを圧勝し、世界ランク1位に君臨するイクイノックスの帰国初戦。馬券の売れ行きも一本かぶりとなっており、今現在の単勝オッズが1.5倍ですが、締め切り時には1.3倍ぐらいまで人気になるかもしれません。海外遠征からの3ヶ月ぶりの復帰戦、初の関西遠征を考えると、このオッズでは手を出しづらいなという印象。

外枠を引きましたがユニコーンライオンがハナを切る展開になりそう。アスクビクターモア、ドゥラエレーデあたりも外から前につけてくるでしょうし、序盤からポジション争いが厳しく、道中は淀みない流れになるのでは。今回は消耗戦か。

 

注目はディープボンド。

G1での2着は数えて4度。敗れはしたものの前走天皇賞・春は好走の部類。6歳となりましたが衰えは見えず、舞台は勝手知ったる仁川の芝。今回は持久力がモノを言いそうなレースになるでしょうし、上がりの鋭い脚を要求されない馬場ならば、このメンバーでも勝機あり。

稽古の動きはかなり良く、印象としては前走以上。

今度こその戴冠期待。

 

相手は稽古の動きの良いダノンザキッド。2000mまでしか距離経験がありませんが、ペースも流れそうですし、内回り対応も問題なく、今回は関東遠征でもありませんから能力は出せそう。馬券的妙味もたっぷり。

ボッケリーニは展開不問、立ち回りも巧く、阪神内回りコースでは侮れない存在。これまでG1では二桁着順しか記録していませんが、G2では安定して好走できていますし、一発大駆けがあるならこれか。

 

◎ ディープボンド

〇 ダノンザキッド

▲ ボッケリーニ

ジャスティンパレス

 

馬券はディープボンド・ダノンザキッド・ボッケリーニの単勝馬連ボックスが本線、ほかに印の4頭のワイドボックスと枠連2-2、2-5、5-5を考えています。

さてどうなりますか。